赤こんリポーター(令和5年度 2)

更新日:2024年01月05日

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R5年度赤コンリポーター

馬場 利男さん(鷹飼町)、松村 美沙枝さん(船木町)、東 恵子さん(中小森町)、渥美 勉さん(中村町)

 市では、市民との協働による市民に親しまれる広報活動を推進することを目的として、市民が地域の魅力やイベントなどを取材し、発信する市民広報リポーター〔愛称赤こんリポーター〕が活躍しています。

 このページでは、4人の赤こんリポーターがまちへ飛び出し、見たもの、触れたもの、感じたことなどをご紹介します。

 元気で楽しい、市民目線での情報発信にご期待ください!

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赤こんリポーターだより

令和5年12月28日 木曜日『火の用心 児童の年末火災夜警』担当馬場 利男

昨年に続いて今年も児童たちによる年末火災夜警のかけ声が地域に響きました。
金田学区鷹飼団地自治会と鷹飼団地育成会(会長・板橋 菜さん)の共催で、12月28日(木曜日)午後8時から、自治会役員と保護者、児童13人が「火の用心」と二手に分かれて各家庭に呼びかけました。見回りの後は、自治会からお礼のお菓子を受け取りました。
前日、竜王町であわせて5軒の住宅が焼け、火元とみられる住宅で1人が亡くなる火事がありました。その他にも、火災の報道は毎日のようにされています。
「令和4年度消防白書」によれば、出火原因はたばこ・たき火・こんろ・放火など、火の不始末や過失、悪意などによって引き起こされたものが上位を占めています。また電気製品やコンセントを正しく使用していなかったり、劣化しているものを使用したりして火災に至るケースが報告されています。
児童たちの呼びかけが広く伝わり、火災が無くなることを願いたいです。

町内を見回る児童ら

令和5年12月26日 火曜日『12月に実を付けた1個の「ナス」』担当馬場 利男

我が家の庭で、5月に接ぎ木のナスをプランターに植え、秋ナスを収穫するため8月に剪定を行いました。秋には実が付くかと思っていましたが、高温のためか花が時々咲くものの実がつかず、枝枯れしないまま12月に入りました。しかしふと気が付くと小さい実が1個付いており、水やりなどしながら腐らないよう大切に育てました。1個しか実をつけなかったナスですが、頑張って少しでも大きくなってくれればと思っています。

プランターで実を付けた接ぎ木のナス

令和5年12月22日 金曜日『議員の皆さんに「花bee」講座』担当東 恵子

知的障がい、発達障がいのある人の「感覚」を、擬似体験を通して楽しく理解してもらおうと活動している、本市の啓発キャラバン隊「花bee」が、12月22日、ひまわり館(土田町)で教育厚生常任委員会をはじめとした市議会議員を対象に、講座を開きました。これまでにも花beeは地域の自治会や学校、県外では岐阜県大垣市や大阪府豊中市の学生や教職員に向けて講演しています。
「聞こえ方の違い」の体験では、当事者が日常的に感じているだろう生きづらさを議員の皆さんに体感してもらいました。他にも「描こう」「見え方の違い」「手の感覚」の体験や、障がいのある人の紹介もありました。
参加した議員の1人は「体験することで、座学よりも実感できました。障がいのある人の保護者の困りごとにも対応できるように話し合っていきたい」と話していました。

ラジオ体操で「聞こえ方の違い」を体験する参加者

令和5年12月17日 日曜日『子どもに一足早いクリスマスプレゼント』担当馬場 利男

金田学区の西上田自治会・西上田ボランティア会のスタッフ7人が、12月17日(日曜日)に西上田集会所で「地域の身近な場所で親子がほっと一息つける居場所づくりからみんなで楽しいひと時をすごしましょう!から」を開催し、0歳から3歳の子ども15人と保護者9人が参加しました。
子どもたちはスタッフの溝江淳子さんが電子ピアノで弾くキラキラ星を聞いたり、マラカスを振ったり、体操やバルーン遊びをしたりしました。またモミの木やキリン、ワニ、ライオンなどをパネルに貼りながらのクイズにも答えていました。
その後、サンタクロースが出てくると、子どもたちは見つめたり、そばに行ったり、声を出したりして喜んでいました。一人ひとりに一足早いプレゼントが渡され、子どもたちは楽しい時間過ごしました。
今年の日本の出生数は70万人台前半と8年連続で過去最少を更新する見通しです。子育てには地域・市・県・国の役割がますます重要となってくるのではないでしょうか。

サンタクロースを興味津々に見つめる子どもたち

令和5年12月10日 日曜日『市民国際交流のつどい「わいわいフェスタ2023」』担当馬場 利男

近江八幡市内で国際親善や多文化共生を積極的に推進・活動している団体から代表者を集め、実行委員会形式で企画から実施までを行う「わいわいフェスタ2023」が、12月10日(日曜日)、5年ぶりに金田コミュニティセンターで開催されました。市民にとって国際交流や多文化共生の相互理解を深め、外国人住民と交流する良い機会になりました。
11時から始まった「ドゥニア・ダンシ」のアフリカ太鼓による力強い演奏で、参加者や来賓の小西理市長も踊りだし、にぎやかなオープニングになりました。近江八幡市国際協会・塚元毅会長の開会宣言の後、世界の自慢の手作り料理として、インドの「紅茶、キーマカレー」、インドネシアの「シオマイ」、中国の「水ぎょうざ」、ミャンマーの「鶏肉のカレー」、フィリピンの「牛肉のスープ」、コンゴ共和国の「ピーナッツバターシチュー」、ボリビアの「具入りパン」、日本の「焼きそば、ばら寿司」などが紹介されました。
12時からはミャンマーの民族舞踊(日光精機/ミヤンマー民族「シャン族」舞踊グループ)、ペルーの舞踊マリネラ(み ぺるー)、中国の民族舞踊(市内および近郊市町在住の中国の女性たち)、ミャンマー伝統のバンブーダンスが披露されました。
体験ブースでは、竜王おりがみ教室や書道体験、着物教室が行われました。
フィナーレでは、再び「ドゥニア・ダンシ」が「ドゥニヤマハンターマ・ドゥニヤマ・アウォンガボンボーレ・デーメンドゥニヤマ」の歌詞とともに太鼓を演奏し、会場内は子どもや大人が大きな輪になって踊っていました。
これからも国際交流・多文化共生を発展させていくには、外国籍の人が日本に住みやすい環境づくりが大切ではないでしょうか。

「ドゥニアダンシ」のアフリカ太鼓演奏によるフィナーレで踊る参加者たち

令和5年12月9日 土曜日『「南海トラフ巨大地震」にどう備える?』担当馬場 利男

2030年代に発生する確率が70から80%と言われる南海トラフ地震ですが、近江八幡市では最大震度6強が想定されています。これは今まで経験したことがない震度で、昭和46年以前に建てられた建物の半数以上が全壊すると推定されています。また、滋賀の地震リスクは意外と知られていませんが、琵琶湖周辺は基本的に液状化リスクが非常に高い(柳ヶ瀬・関ヶ原断層帯、鈴鹿西緑断層帯、琵琶湖西岸断層帯、三方・花折断層帯)そうです。
巨大地震にどう備えればいいのか。12月9日(土曜日)午後3時から馬淵学区まちづくり協議会・安心安全部会(部会長 園田新一)の主催で研修会が行われ、馬淵コミュニティセンター研修室に50人が集まりました。講師に公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構・人と防災未来センターのリサーチフェローで、関西国際大学高等教育研究開発センターの講師を務める河田慈人さんを招き、「自分の命は自分で守る平時からの備え」について話されました。
平時からの備えや避難行動として、河田さんは「自分の命は自分で守る(自助)、まちの安全はみんなで守る(共助)、地域を大きな計画で守る(公助)必要があり、住民・自治会、事業者、行政の3者間のパートナーシップが重要」と話されました。避難所運営を住民が行う必要性については、「阪神・淡路大震災や熊本地震など、過去の災害において、被災自治体は復旧・復興に向けた災害対応業務に取り組まないといけないのにも関わらず、住民が避難所運営を行政に依存した結果、市役所・町役場に多大な負担がかかってしまい、復旧・復興に支障が生じた」と話されました。また近年の災害からの教訓として、寝たきりの家族が家に取り残され、水害によって1階で犠牲になったこと、65歳以上の人が多かったこと、「ハザードマップで色がついていないから安心」と誤認した結果、被災されたことなどを話されました。そのほか、大雪によるJR西日本鉄道の車内閉じ込めや、警戒レベル・災害対策基本法改正などについて、合わせて1時間30分にわたって話されました。
今日の研修会で少しでも災害について認識し、本人も地域の住民も災害から身を守ることを考えていけるようになればと思いました。

講師の話を聞く参加者ら

令和5年11月29日 水曜日『「アートでおしゃべり」対話型鑑賞 in近江八幡市美術展覧会が盛況』担当渥美 勉

11月29日〜12月1日の3日間、第67回近江八幡市美術展覧会で、出展作品をおしゃべりしながら鑑賞する対話型鑑賞会が行われました。平面・立体・書・工芸・写真と多彩な作品がある中、1つの作品をじっくりと鑑賞し、感じたことや気づいたことを参加者同士で話していると、自分だけでは気づかなかった作品の魅力がどんどん溢れ出し、大変盛り上がりました。参加者からは「今日のように自由な視点でモノ・コトを感じる習慣がつけば、人間関係や自身が生きる環境が豊かになる」「私の子どもはすでに社会人だが、今日の方法を幼稚園時代から取り入れて子育てがしたかった」といった意見がありました。

絵を見ながら楽しそうに話している対話型鑑賞会の参加者たち

令和5年12月9日 土曜日『みんなが食べてる魚の産地はどこ?SDGs体験ツアー開催!』担当松村 美沙枝

12月9日(土曜日)に「親子で探る体験ツアー2023in沖島びわことかいもののひみつ」が開催されました。琵琶湖で獲れる魚のひみつに焦点をあて、「こども特派員」とその保護者が、湖魚にまつわる市内の歴史と現状を学びました。最後に市長から一人ひとりに「こども特派員任命賞」が手渡されました。特派員としての取材内容は今後図書館でも展示されるそうです。

任命賞を受け取ったこども特派員と小西市長らの集合写真

令和5年12月8日 金曜日『ウォーキングで見つけた「ミカンの収穫」』担当馬場 利男

12月8日(金曜日)午前11時すぎ、金田学区から安土学区方面に向かう道の途中、とある家の庭先でミカンの収穫が行われていました。市内でミカンの収穫を見たことがなかったため、その様子を取材させていただきました。1本の木に数百個のミカンが実り、「今年は昨年以上にミカンが出来ました」と住人が話していました。帰り際にはありがたいことにミカンをいただき、ウォーキングの楽しさを改めて感じることができました。

木からミカンを収穫する女性

令和5年12月3日 日曜日『クリスマスイルミネーション点灯式!』担当馬場 利男

金田コミュニティセンター前広場の円花壇で、金田学区まちづくり協議会(会長 東山孝三郎)の子ども育成部会が小さなイルミネーションを始めてから4年目を迎えました。今年度は八幡工業高校電気科の生徒たちと協力してイルミネーションが飾られることとなり、12月1日(金曜日)17時からは点灯式がコミュニティセンター1階ホールで行われ、園児や小学生、保護者が多数来館しました。
点灯式は子ども育成部会のスタッフ4人による「ジングルベル」のハンドベル演奏から始まり、子どもたちは少し早いクリスマスの曲に聞き入っていました。演奏終了後、生徒6人がクリスマスツリーや通りぬけができるトンネル型のイルミネーション製作について、「約1年かけて出来ました。難しいところもありましたが、全員で協力しながら作りました」と話していました。1階ホール内のモミの木のツリーには、金田っ子わくわく体験で子どもたちが牛乳パックで製作したランタンが、イルミネーションとともに飾られていました。
点灯式終了後、高さ4メートルのツリーやトンネル、機関車トーマス、その他まちづくり協議会が制作したハートや恐竜などを模したイルミネーションたちは、赤色・青色・黄色の光を輝かせました。来館者はイルミネーションのトンネルを通りぬけたり、機関車トーマスに座ったりと思いおもいに時間を過ごしていました。帰り際には子どもたちに、少し早いクリスマスプレゼントとして光るボールとお菓子が渡されていました。短い時間でしたが、子どもたちは楽しんだのではないでしょうか。
イルミネーションの点灯期間は12月26日(火曜日)までです。

スタッフによるハンドベル演奏と聴き入る子どもたち

令和5年12月3日 日曜日『つかまるな!「逃走中inおかやま」』担当馬場 利男

テレビ番組「逃走中」にちなんだゲーム「逃走中inおかやま」が、12月3日(日曜日)に岡山小学校のグランドで行われました。岡山学区子ども体験活動協議会(会長 阿加井裕之さん)が開催したもので、逃走者(小学1から6年生)300人、ハンター(中学生以上の岡山学区在住・在勤の人)70人が参加しました。
グラウンド内には逃走者が捕まらないよう、1人しか入れない安全地帯(フラフープ)が11か所設けられ、ジャンケンで負けたら出て行かなくてはならず、タッチされたら檻の中に入るというルールでした。
ハンターは、「逃走者にケガを負わせてはならない、逃走者を泣かせてはならない、逃走者をしつこく追いかけてはならない」などのハンター心得七箇条が設けられていました。
逃走者には赤タスキとリストバンドが渡され、開会式が終わった後は、一斉にグラウンドに散っていきました。30秒後にハンターが放出されると、15分間のバトルが行われました。檻に入れられた逃走者は、玉入れに挑戦して30個以上入ると解放されました。
休憩後はラクビーハンター(草津市在住の元ラクビー日本代表 赤井大介さん)が登場し、ボールに隠された数字を逃走者に見せないよう、蹴ったり拾ってパスしたりしていました。逃走者のリストバンドに数字が書かれていて、3人の合計がボールの数字と合えば賞品がもらえました。
90分間、逃走者もハンターも楽しみながら、グラウンド内で汗をかいて過ごしました。参加者は普段出来ない遊びで、地域コミュ二ティのきずなを深めたのではないのでしょうか。

逃走者とハンター370人の記念写真

令和5年12月2日 土曜日『世界に1つだけのキャラクターを粘土で作ろう!』担当馬場 利男

武佐町の廣済寺本堂で粘土細工の講座が12月2日(土曜日)午前10時30分から行われ、地域の住民3家族(子ども3人・保護者4人)が参加しました。
大阪芸術大学在学中からデザイナーとして活動されている、草津市在住の粘土造形作家・山本留美さんを講師に迎え、参加者は用紙にこれから造るキャラクターを描き、どんな気持ちを表現したいか考えながら作成にとりかかりました。カラー粘土は5種類用意され、山本さんは1・2種類の色を混ぜる色合わせについてなどを話されました。
あらかじめ用意されていた丸い粘土を下地に、カラー粘土を伸ばして貼ったり、細かく切ったり色づけしたりして、世界に1つだけのキャラクターを作り上げました。子どもたちは保護者に相談しつつ、どんなキャラクターになるのかわくわくしたり、心配したりしながらもくもくと作り、保護者らもイメージを描きながら作っていました。
出来上がった作品は、イチゴ・カ二・バレリーナ・サンタ・サップなどをイメージしたもので、細かい所までこだわった作品になりました。作品は家庭で飾られ、一家の思い出になることでしょう。
会場を提供した廣済寺の武智子さんは「本堂前の庭は秋にはイチョウの木が綺麗で、春には桜の花が美しいので、また見に来てください」と話していました。

完成したキャラクターを持って全員で記念写真

令和5年12月2日 土曜日『駅前にイルミネーション』担当東 恵子

びわ湖八幡ロータリークラブが毎年設置している、JR近江八幡駅北口広場のイルミネーション。今年のテーマは「輝く明日へ」。
ヴォーリズ学園近江兄弟社高校インターアクトクラブの学生がデザイン、協力して設置しました。大きな街路樹からLED電球が放射状に光を放ちます。ハートやクローバーも可愛らしく、道行く人も思わず足を止め、見つめていました。
イルミネーションは、午後5時から午前1時まで点灯しています(来年3月8日まで)。

JR近江八幡駅北口広場のイルミネーション

令和5年11月27日 月曜日『学校に行きたくない子たちに寄り添い、学校に戻れるようになるまで見届ける』担当松村 美沙枝

出町に拠点をもつふぉるすりーるグループの加藤光治さんは、学習塾やフリースクール、マルシェを運営・主催するなど、書ききれないほどいくつもの顔を持っている元教師。特にフリースクールでは、心の支援や勉強の支援、マルシェの運営サポートなどを通して人との関わりの学ぶ支援など、多方面からアプローチをかけています。加藤さんは、自信をつけてまた学校という「居場所」に戻っていく生徒を何人も見届けたそう。不登校に関する理解を深める講演活動にも積極的で、「同じ想いを持つ仲間を増やし、自分だけでは救えなかった子たちをもっと救っていきたい」熱い想いを語っていました。

ふぉるすりーるグループ代表の加藤さん

令和5年11月25日 土曜日『冬を飾る「小田町自治会館前広場」イルミネーション』担当馬場 利男

今年で8年目を迎える北里学区小田町まちづくりボランティア「夢の会」(会長 平井治雄)の会員が、11月25日(土曜日)午前9時から、小田町にある公園にイルミネーションの飾り付けを行いました。公園中央に高さ6メートルのポールや星型フェンスなどを置き、点滅するLED球を使って公園一帯を飾りました。
夕闇の中、午後5時にイルミネーションの灯りが一斉にともされ、公園中央のポールからは色鮮やかな光が、公園内のフェンスなどに飾られたイルミネーションからは赤色や黄色、青色などの光が月夜とともに公園内を彩りました。見学に来た家族は、写真や動画を撮っていました。
イルミネーションの点灯期間は令和6年1月8日(月曜日)まで。公園横の車道からも公園のイルミネーションは見えますが、運転の際は気を取られないようお気を付けください。

公園に飾られたイルミネーションの全景

令和5年11月25日 土曜日『共に生きられる地域へ』担当東 恵子

近江八幡市障がい児者保護者連絡協議会第5回勉強会〜きょうだいとしての本当の気持ち その思いに向き合う〜が11月25日、桐原コミュニティセンター大会議室で開かれました(障がいのある兄弟姉妹を持つ人の事を、ひらがなで「きょうだい」と表しています)。
おうみ福祉会・長谷川寛人さんは6歳下にダウン症の弟がいて、「弟に勉強を教えたい」との思いから特別支援教育を学ぶうち、支援員の仕事に出会いました。
蒲生野会・藤宮裕憲さんは、自分の机を散らかされたり、近所から苦情が出る姉の行動を母が「しょうがないねん」「ごめんな」と言うのが辛かったそうです。
わたむきの里福祉会・酒井了治さんは事故で障がいを負った弟がいて、「長男は立派で優しくなければならない、弟の面倒を見なければならないと昔は思っていたが、きょうだいにもきょうだいの人生がある。親御さんは、子どもたち一人一人に愛情を注いで」と話しました。
保護者に向けて3人は、「障がい児者も最終的には「社会の子」として受け止められるよう、地域の応援団作りが大切で、そのために保護者の皆さんも活動してほしい」とエールを送りました。

ダウン症の弟との日々を話す長谷川さん

令和5年11月24日 金曜日『「手」で紡ぐ、美術展』担当東 恵子

絵画は目で観て鑑賞するもの、と思っていたら、それだけではありませんでした。
2021年、大阪の国立民族学博物館で開催された「触る」に特化した展覧会のコンセプトを引き継ぎ、視覚に頼らない、すべての人の「手」で紡ぐ美術展、触の祭典「ユニバーサル・ミュージアム さわる!めぐる物語」がボーダレス・アートミュージアムNO‐MAとまちや倶楽部で12月17日(日曜日)まで開かれています。
寝転がったり、覆われたり、鳴らしてみたり、触れたりと、さまざまな方法で楽しめちゃいます。秋から初冬の八幡で体感まち歩きはいかがですか。

でこぼこした感覚を触って楽しむ人たち

令和5年11月24日 金曜日『図書館で触れよう「点字図書」』担当東 恵子

近江八幡図書館では、12月3日から9日までの障害者週間にちなんだ特別展を開催しています。近江兄弟社図書館に所蔵されていた、昭和30、40年代に作成の点字図書には「二十四の瞳」や「氷点」など、今でも身近に感じる本があります。LLブック(やさしい日本語の本)や外国語の本、大活字本、デイジー図書(音声で読む機械)など、図書館で利用できる図書もあります。

また、「ボーダレスアートミュージアムNO-MA」(永原町上)などで12月17日まで開催中の触の祭典「ユニバーサル・ミュージアム さわる!めぐる物語」の展示もありますので、併せてお楽しみください。

詳しくは、近江八幡市立図書館ホームページをご覧ください。

https://rua.jp/eN4yc8L

近江兄弟社図書館に所蔵されていた点字図書の特別展示

令和5年11月18日 土曜日『まぶち子ども体験フェスタ2023「スポーツ鬼ごっこ」』担当馬場 利男

「スポーツ鬼ごっこ」とは、古くから親しまれてきた「鬼ごっこ」にルールやゲーム性を取り入れた、遊びながら体力と思考力を自然と身につけられるという新時代のスポーツです。馬淵学区まちづくり協議会の主催、馬淵学区子ども体験活動協議会と馬淵学区子ども育成会(会長 川端典子、課外体育部部長 武内喜美)の共催で、11月18日(土曜日)午前9時30分から馬淵小学校体育館で児童と保護者33人が参加し、このスポーツ鬼ごっこが行われました。

スポーツ鬼ごっこの2級指導員と審判員の資格を持ち、守山市を拠点に県内で活動の輪を広げられている、近江スポーツ鬼ごっこ愛好会代表の吉池学さんから、ルール説明が最初に行われました。

スポーツ鬼ごっこは、時間内にトレジャー(宝)を多くハント(獲得)したチームが勝ちとなる競技です。相手のトレジャーを取りに行くことも、自陣のトレジャーを守ることも重要で、敵陣でタッチされたらコートの外側から自分のエリア(安全地帯)へ戻って再びコートに入り、またトレジャーを取りに行きます。

説明後は、じゃんけんをして負けたら鬼になり、勝ったら小走りで逃げ、タッチされたらその場でじゃんけんをするという鬼ごっこでウォーミングアップをしました。

次にスポーツ鬼ごっこを行いましたが、最初はみんなトレジャーを取りに行くことばかりで、自陣が手薄になり簡単にトレジャーを取られていました。しかし後半になると、守る役と取りに行く役を決めて簡単に取られなくなっていました。

何十年振りに私も鬼ごっこを見ましたが、スポーツ鬼ごっこは最後までコートに入って遊べる楽しい軽スポーツだと思いました。児童たちも汗をかきながら楽しんでいたこの競技は、2025年に行われる滋賀県の国民スポーツ大会(わたSHIGA輝く国スポ)のデモンストレーション競技の1つに決まっています。

スポーツ鬼ごっこをプレーしている子どもと保護者たち1

令和5年11月12日 日曜日『みんな一緒に、良いまちに』担当東 恵子

11月12日、「ぐるっと中小森2023交流会」が今年も行われました。同町自治会と、地域の農業を支えるネットワークである水土里の郷中小森が協働で企画したもので、今年は、生きがいと健康づくりなどを目的としている「中小森ふれあいサロン」もコラボし、フリーマーケットも開かれました。
また、若い世代や子どもたちに農業の魅力を知ってもらおうと、農業機械の展示もありました。恐る恐る、高い運転席によじ上り、ハンドルを握ると子どもたちは笑顔に。見守る人たちは「未来の農業の担い手に」と願っているようでした。ボッチャやペタンクなど、誰もが楽しめるスポーツコーナーも充実していました。
公民館のフリーマーケットでは、小さくなった子ども服や手作り品、丹精込めた野菜などを安価で販売して好評でした。ふれあい喫茶は、1杯100円(プチお菓子付き)でコーヒーを提供しており、日頃出会うことが少なくなったご近所さん同士も、話に花を咲かせていました。

農業機械展示コーナーで子どもたちを見守る地域の人たち

令和5年11月12日 日曜日『イチョウ並木 黄金色に』担当東 恵子

池田本町のイチョウ並木が黄金色に色づき、行き交う人々を癒やしています。並木は、菅田神社(中小森町)の参道にあり、祭礼の際の休憩所「御旅所」の石碑が歴史を物語っています。
春には桜並木も華やかで、愛でる人が絶えません。

池田本町のイチョウ並木

令和5年11月5日 日曜日『あづち信長バイク武者行列』担当馬場 利男

11月5日(日曜日)、市内の一般社団法人二輪車交流振興協会(代表理事・池田了さん)とあづち信長まつり実行委員会の共催で、あづち信長バイク武者行列が行われました。11月12日に行われるあづち信長まつりを盛り上げるイベントとして企画され、安土文芸の郷で出陣式の後、信長の正室・濃姫役の女性を乗せたトゥクトゥクを先頭に、ライダー34人が戦国武将や足軽の甲冑姿で隊列を組み、ふれあい関所として設定した平和堂篠原店・近江八幡駅南口・フレンドマート安土店に向けて出発しました。
近江八幡駅南口では、近江八幡署と合同の交通安全啓発の式典が行われ、大将役のライダーが交通安全宣言を行いました。甲冑ライダーらは通行人にオリジナルステッカーや交通安全グッズを渡し、交通安全を啓発していました。静岡県や高知県から参加したライダーもいました。パレードお疲れさまでした。

濃姫役の女性を乗せたトゥクトゥクが安土文芸の郷から出発

令和5年10月28日 土曜日『子育てを応援する30団体が集結 だんないで子育てフェスタ2023』担当松村 美沙枝

アクア21センターコートとはちはぴひろばで「だんないで子育てフェスタ2023」が10月28日(土曜日)に開催されました。市内の子育て支援団体や子育てを応援している企業など、約30団体が布芝居、リトミックなどのステージや、木育おもちゃ、エコバック作りなどの体験ブースを出店し、230組以上の参加者と共に楽しみ盛り上がっていました。実行委員長の藤田せい子さんは「このイベントを機に応援者と子育て世代とのつながりがより深まれば」と期待を寄せていました。

エコバッグに絵を描き楽しむ親子

令和5年11月3日 金曜日『第17回近江八幡おやじ連作品展』担当馬場 利男

「いくつになっても、いきいき暮らせる居場所がある。いくつになっても、社会の役に立つ存在で居られる」。第17回おやじ連作品展実行委員会(代表・梶田耕自)の運営で、「まだまだ頑張るアクティブシニア」をスローガンに、11月1日(水曜日)から5日(日曜日)まで、近江八幡市文化会館小ホールで同作品展が開催されました。会員が製作した絵画、写真、竹灯籠、ポスター、紙芝居など24団体の作品が展示されていました。
特別企画として、おやじ連の達人紹介では、市民生ごみリサイクルPJ活動や八景会活動、湖畔隊活動など10人の達人の内容が紹介されていました。また、5人で制作された「ビー玉コースター2023」は、ダンボールで作られており、歯車を回すことによってビー玉が各コースに従って頂上まで運ばれた後、左右に振り分けられ元の場所に帰る作品でした。細かいところまで制作するのは大変だったと思います。
来場した人たちにとってこの1年間の活動報告が、今後の人生に役立つことを期待したいです。

第17回おやじ連作品展の垂れ幕

令和5年11月3日 金曜日『近江八幡市緑の少年団30周年記念』担当馬場 利男

近江八幡市緑の少年団(団長 川橋袖子)は1992年の設立から今年で30周年を迎えました。学習活動やボランティア活動、レクリエーション活動、少年団活動交流会、こども水源の森サミットなど、今日までの活動をまとめた写真展が、11月1日(水曜日)から6日(月曜日)までアル・プラザ近江八幡店の展示会場で開催されました。そのうち、3日(金曜日)から5日(日曜日)の3日間限定で、午前と午後の2回、木の実や葉っぱを使った木工体験活動が小学生を対象に行われました。
保護者と一緒に買い物に来た子どもたちは、マーカーペンでドングリの実や松ぼっくり、植木鉢などに模様を描いたり、接着剤で木の台につけたり、首輪にしたりしていました。植木鉢に絵を描いた子どもは、エケベリアの花をお土産にもらって帰りました。子どもたちの3連休の思い出になったのではないでしょうか。

植木鉢に思いおもいの絵を描く子ども

令和5年11月3日 金曜日『文芸セミナリヨ外壁アートお披露目』担当馬場 利男

11月3日(金曜日)文芸セミナリヨのホールで、ワークショップに参加した市内の小学生と保護者が集まり、午前10時30分から外壁アートの完成報告会が開かれました。
文芸セミナリヨでは、公園施設長寿命化計画に基づき外壁の改修工事を行うとともに、一部を市内小学生の切り絵を使ってデザインした未来に残るアート作品で彩る構想があり、今年3月に「アートで広げる子どもの未来プロジェクト事業」の一環として、西安造形大学の宇野君平教授の指導のもと、切り絵のワークショップが文化会館で3回にわたり開かれ、67人が参加しました。
報告会では外壁アートのモチーフとなった音楽、ジョスカン・デ・プレの「千々の悲しみ」などがパイプオルガンで演奏され、宇野先生からは外壁アートの講評がありました。報告会終了後、参加児童と保護者はパイプオルガンが設置されている裏側に回り、自分たちの切り絵で作られた世界で唯一の壁画アートを思いおもいに見いっていました。この場所は大人になっても思い出の場所になるのではないでしょうか。
 

外壁アートの前で参加児童の記念撮影

令和5年11月3日 金曜日『旧伴家住宅で自然の音と楽器をミックスさせた幻想的なコンサートが開催』担当渥美 勉

11月3日と4日の2日間、旧伴家住宅の大広間で、BIWAKOビエンナーレ参加アーティスト「Kikoh Matsuura」と「AWAYA」によるコラボレーションライブが開催されました。和歌山の自然の音を採取し音楽に変換したものが、ひょうたんで作られた独特のスピーカーから流れた会場は、森の中にいるような、不思議な感覚になりました。来場者からは「神聖で、浄化されたような気持ちになった」との感想があり好評でした。

旧伴家住宅でのKikoh MatsuuraとAWAYAによるコラボレーションライブの演奏中の写真

令和5年11月1日 水曜日『ウォーキングで見つけた「さくらのもどり花」』担当馬場 利男

白鳥川の小舟木橋から土田大橋に向かうさくら並木で、管理番号0620のソメイヨシノのさくらが咲き、ウォーキングやランニングなどでこの道を通行する多くの人が、思わぬさくらの開花と満開のコスモスを見て遊歩道で和んでいます。
通常の冬眠では、さくらの花が散った後に茂ってくる葉が作る「アブシジン酸」という成分が必要なのですが、台風や虫の影響で落ちてしまうと、アブシジン酸が作れないため、冬眠せずに秋に花が咲いてしまうことがあるそうです。

さくらの開花

令和5年10月28日 土曜日『つながり大事に みんなで輝く 未来を創る ムリせず 気楽に PTA』担当馬場 利男

近江八幡市PTAは、保護者と教職員が子どもたちの健やかな成長と幸せを願い、学校・園・家庭・地域がつながることで、子どもたちの未来を拓く活動を行っています。10月28日(土曜日)は、保護者と教職員の日頃の頑張りを労い、笑いと癒しとともにPTA活動を学ぶ機会として、男女共同参画センターで、近江八幡市PTA大会(近江八幡市PTA連合会・会長 葛島実加さん)が開催されました。
オープニングでは、八幡中学校の「八中太鼓」がハルテーレスとロクロの2曲を披露し、会場内に太鼓の音が轟きました。3年生7人はこのステージが最後になることもあって、演奏終了後は参加者から大きな拍手が送られました。
大会は、市島恵子さん・小西真知子さんによる「親子で楽しもう 本の世界」から始まりました。テーマを設定し、2人の掛け合いから繰り出すブックトークを「2人ブックトーク」といい、2人は平成22年に「ブックトーク研究会ぶっくあい」を立ち上げ、県内外で中学生や指導者を対象に、読書活動を推進しています。
続けて、理科のおもしろさや環境問題を伝える理科実験をメインとして、全国各地で実験教室を展開している、松林昭さんの「サイエンスショー」が始まりました。棒に長さのちがう3本の糸をくくりつけ、糸の先に5円玉をぶら下げたものを子どもたちの「超能力」で動かす実験や、コーラのペットボトルを上に放り投げると、化学反応がおきて透明になる実験、風船をタオルなどで擦ると、顔や服に付く実験などが披露されました。子どもたちは、実験を食い入るように見ていて、先生の問いかけにも答えていました。
また、ロビーでは各園・小中学校の活動報告が展示され、参加者はじっくりと見学していました。
短い時間でしたが、変わりつつあるPTAや育児環境などを見つめなおすいい機会になったのではないでしょうか。これからも園児や児童・生徒たちを見守っていける体制を整えていきたいですね。

オープニングの八幡中学校の「八中太鼓」

令和5年10月26日 木曜日『「レクダンス」で健康アップ↑』担当東 恵子

健康長寿を目指して楽しく身体を動かしてもらおうと、10月26日、日本フォークダンス連盟の乗松慎二さんが、竹町の高齢者デイサービスセンターを訪れ「レクダンス」の講習会をしました。
まず、懐かしい「茶つぼ」の手遊びから。次はハチマキを手に「知床旅情」の曲に合わせて左右前後に身体を動かしてリフレッシュしました。デイサービスセンターでは、コロナ禍のために運動やゲームのレクリエーションを控えていたそうで、最初は控えめだった皆さんも、徐々に元気ハツラツに。また、チラシで紙飛行機を折り、曲に合わせて飛ばすなど、童心に返って楽しそうでした。そのチラシを1枚の紙に戻して破り、パズルよろしく組み合わせる脳トレもありました。
参加した女性は「日頃使わないところが動かせてスッキリした。リズミカルで楽しかったです」と喜んでいました。

レクダンスを楽しむデイサービスのみなさん

令和5年10月20日 金曜日『寺子屋八幡 秋の収穫体験「サツマイモ掘り」』担当馬場 利男

八幡学区まちづくり協議会(子ども育成部会)では、地域の皆さんの協力を得て、子どもたちに文化体験活動、スポーツ活動、地域住民との交流活動の機会を提供し、居場所をつくる取り組み「寺子屋八幡」を実施しています。その一環として、10月20日(金曜日)15時から15時45分まで、サツマイモ収穫体験が八幡小学校のプール横サツマイモ畑で開催され、3年生35人と地域ボランティアスタッフ6人が参加しました。
5月末に植えられたイモ苗200株は、酷暑の夏を越え5か月が過ぎ、子どもたちに見守られながら収穫の時期を迎えました。授業終了後、子どもたちはサツマイモ畑に集まり、スタッフからスコップやゴム手袋を渡され、サツマイモを一斉に掘り起こしました。ツルの根本から丸まるとしたサツマイモが出てきて、子どもたちは驚いたり声をだして喜びあったり、見せ合ったりしていました。
収穫後は持ち帰り用のサツマイモをビニール袋に入れて、子どもたちは楽しそうに下校しました。持ち帰ったサツマイモはおいしく食べてくれたことでしょう。
サツマイモ掘りは短い時間でしたが、この体験がこれから生かされるよう期待したいです。

サツマイモを掘り起こす子ども

令和5年10月21日 土曜日『聞いて、見て、触って! 五感で楽しむヨシフェス開催!』担当松村 美沙枝

10月21日(土曜日)に近江八幡市円山町で「第3回 五感で楽しむヨシフェス」が開催されました。主催はまるよしの宮尾陽介さん。「円山町は重要文化的景観として国から指定を受けている地域でもありますが、ヨシの可能性を探りつつも美しい景観を後世に残していきたい」と日々奮闘されています。この日も”五感で”と掲げている通り、ヨシを使った食べ物やクラフト、大きなトンネル、よし笛コンサートなど、さまざまな形に変貌したヨシを、参加者は楽しみました。

円山の景観を描いたのは、なんと主催者のお子さん!

令和5年10月22日 日曜日『子どもの笑顔がいちばん』担当馬場 利男

今年も11月の児童虐待防止推進月間を前に、啓発活動の一環として「第14回びわこ一周オレンジリボンたすきリレー」の出発式が、CFRびわこの主催、特定非営利活動法人・児童虐待防止ネットワークの共催、県内19市町村の協力を得て、10月22日(日曜日)10時15分からローソン近江八幡島店駐車場で行われました。このたすきリレーは大津から高島まで10区間で行われ、1区間7キロメートルになっています。
出発に先立ち、高校生の手話による「子どもの笑顔」の歌が披露され、小西理近江八幡市長は「人の気持ちに触れ合う機会が減っているように感じますが、思いやりの心を働かせながら、皆で輪になり、子どもたちが豊かな笑顔の日々を過ごせるようにしたいと思います」と話しました。
たすきリレーでは、滋賀県スポーツ大使の近藤寛子さんがランナー5人にタスキを渡した後、小西市長の「いちばん」の合図で、ファミリーマート近江八幡白王町店に向けてスタートしました。
子ども家庭庁の公表では、令和4年度の児童虐待件数は21万9,170件で、前年度から11,510件(+5.5%)増え、過去最多を更新したとされています。児童虐待を止めるには、社会全体が関わることが必要ではないでしょうか。

子どもがいちばん、ランナー全員の記念写真

令和5年10月17日 火曜日『琵琶湖の冬鳥をパンフレットに』担当東 恵子

島学区で、里山探索や琵琶湖の水鳥、水草の観察会を開いている市民グループ「チームむべなるかな」が、琵琶湖岸で見られる野鳥を紹介したパンフレット「冬に見られる野鳥」を作成しました。28種類の野鳥が掲載されており、折り畳めるポケットサイズ。この冬の市民向け水鳥観察会で配布するそうです。休暇村近江八幡の売店でも、一部100円で販売しており、野鳥ファンに人気となっています。

冬に見られる野鳥のパンフレット表紙

令和5年10月14日 土曜日『クリスマスランタンづくり』担当馬場 利男

牛乳パックを再利用したランタンづくりが、10月14日(土曜日)午後1時30分から金田っ子わくわく体験事業として、金田学区まちづくり協議会・子ども育成部会(部会長 野本みゆき)の主催で開催されました。
4歳から小学6年生までの子ども17人が、机の上に置かれた色とりどり数十種類のパーツから自分好みのものを選び、時々保護者やスタッフの手を借りながら、ボンドや両面テープ、ハサミを使って、きめ細やかに牛乳パックへ貼り付けていました。最後に星のパーツをかぶせてできあがったランタンを見て、子どもたちの思考力の凄さに、スタッフも驚いていました。
ランタンは12月1日(金曜日)から26日(火曜日)まで金田コミュ二ティセンターのホールに飾られ、12月1日(金曜日)にはイルミネーションの点灯式が開催されます。今年度は八幡工業高校生のイルミネーション作品と、子どもたちが作成したランタンが、来館者を楽しませることでしょう。

できあがったランタンを持って全員で記念写真

令和5年10月12日 木曜日『文化祭に向けて「リース作り」』担当馬場 利男

季節感を出すインテリアとして、玄関ドアやリビングなどに飾ったり、棚に立てかけたり、机の上に置いても楽しむことが出来る「リース」。10月12日(木曜日)、馬淵学区まちづくり協議会・生涯学習推進委員会の主催で、そんな「リース作り」のカルチャー教室が開催され、18人が参加しました。
ビーズアクセサリーやソウタシエなど、手作りアクセサリーの魅力を伝えている武佐町のアトリエリリーズ・武智子さんと、甲賀市の吉川清美さんを講師に迎え、9時30分からリース作りがスタート。リースの基礎部分は、リース台に麻布で輪を作って絡ませるのですが、皆さん思うように手が進まず、講師に聞きながら作っていました。リースを彩る飾りに、赤いばらやシルバー・ゴールドの飾りパーツを、思いおもいにボンドで貼り付けました。2時間かけて出来上がった作品を、皆さんは隣どうしで見せ合って喜んでいました。最後は全員で作品の記念写真を撮り、思い出に残るカルチャー教室となりました。文化祭で展示した後は、各家庭で飾られることでしょう。

完成したリースを手に教室の全員で記念撮影

令和5年10月15日 日曜日『秋の訪れと、百舌鳥の声』担当東 恵子

稲刈りも終盤。秋の訪れとともに「キーキキキー」と、朝から日の暮れまで鳴く鳥。「百舌鳥(もず)」です。縄張りを鼓舞するために、鳴いているそうです。今、生きているなかま、ですね!

鳴いている百舌鳥

令和5年10月8日 日曜日『第2回北里学区民スポーツ大会』担当馬場 利男

10月は、秋のスポーツシーズンです。10月8日(日曜日)、第2回北里学区民スポーツ大会(北里学区まちづくり協議会・北里スポーツ振興会主催)が北里小学校グラウンドや北里コミュニティセンター、日野川多目的広場グラウンドゴルフ場などで開催されました。当日は午後から雨の予報でしたが、午後の種目の開催時間を大幅に早めるなど工夫して、無事に終了しました。
午前8時40分から開催されたモルックは、一般13チーム、老人クラブ3チームが4ブロック分かれ、リーグ戦での試合が行われました。昨年参加した人も、今年初めて参加した人も、最初は思うように投げられず、特に小さい子どもは投げるだけで精いっぱいでしたが、投げる回数が増えてくると、うまくスキットルに当てて、勝利すると手を挙げて喜んでいました。
それ以外の競技では、「ウォーキングでロゲイニングin北里」やグランドゴルフ1・2部も開催され、非常に盛り上がっていました。地域住民同士のふれあいの場になることを願いながら、今後も継続開催されることを期待しています。

スキットルに向かってモルックを投げる子ども

令和5年10月12日 木曜日『芸術の秋!触の祭典「ユニバーサル・ミュージアム さわる!めぐる物語」開催中』担当渥美 勉

10月7日(土曜日)から 12月17日(日曜日)まで、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAで、作品を「さわる」ことを軸にした展覧会が開催中です。作品は「みる」ものというイメージが強いですが、この展覧会では視覚や聴覚に障がいのある人の作品に「さわる」ことを通じて、現代は「みる」ことが中心になり「みるだけで、分かった気になっているのではないか?」と問いかけています。文字通り手探りで作品を鑑賞することで「みる」だけでは気づかなかった感覚の多様性やその面白さを感じることができました。市内では、同時期にさまざまな展覧会が開催され「アートでつなぐスタンプラリー」も開催中です。詳しくは→https://megururi.jp/pickup/153/

小さくて丸い粘土を組み合わせた触覚で楽しむ作品

令和5年10月9日 月曜日『育てたい「自分って、すごいんや!」』担当東 恵子

「ヤング奨励賞を受賞したよ!」と話してくれたのは、「障害青年サポートセンター近江八幡 スクールなかま」で書道の福角窓月先生の講座に通うなかまの一人。古代象形文字を学んで市展に出品し、評価を受けました。
10月9日(祝日・月曜日)、福角先生ら6人の講師が、「スクールなかま」で実践したこれまでの活動を報告する「第1回実践報告研修会」を男女共同参画センターで開き、31人が参加しました。
佐藤実真先生は、江戸時代の浮世絵に並ぶ民画として広まった大津絵を教えています。郷土の歴史と、描くコツを少しずつ理解してくれた様子を報告しました。あいとうふくしモールでおにぎりを作っている中屋智子先生は、おにぎり作りをきっかけに、生産者の思いを知ってもらい、ゼミ生に「おいしい・うれしい・楽しい」を感じてほしいと話していました。
本人らしい自己肯定感や、仲間との協力、相手への気づかいができる人を育てたいと、次年度に向けスタッフは張り切っていました。

報告している講師と話を聞く参加者

令和5年10月4日 水曜日『白鳥川での「桐原東小5年生環境学習体験」』担当馬場 利男

桐原東小学校では校外学習の一環として、白鳥川に生息する生き物や水質を調査し、身近な環境について学習する「白鳥川探検」を白鳥川の景観を良くする会(略称・景観隊、 代表・佐藤成宣さん)の協力を得て行っています。10月4日(水曜日)は、事前に景観隊の皆さんが事故防止のため、草刈りや転落防止のクイなどで会場を整備されていました。
午前10時からは、5年生64人が川の学習と陸の学習の2班に分かれ「白鳥川探検」を開始。川の学習では、景観隊の講師から網の使い方を教わり、各自が川に入って網ですくった魚をバケツやタライに入れていました。その後、透明な水槽に取れた魚を入れ、品種の勉強会をしました。陸の学習では、透視度テストと水質テストの2つを半数ずつに分かれて行いました。透視度テストでは、白鳥川の水を透視度計に入れ、二重線が見えたら声をだし、何センチで見えたかを全員が記録用紙に書き込んでいました。水質テストでは、白鳥川の水にパックテスト(水質検査)を行い、5分後の色から川の水を識別し、その結果を記録用紙に書き込んでいました。支流の藤間川の水も同じテストを行い、川の汚れの違いを調べました。
これらの結果は学校に持ち帰り、環境について学習が進められます。後日、グループごとに調査結果をまとめ、景観隊も交えて学習成果を報告する予定です。

白鳥川で魚を取る児童たち

令和5年10月3日 火曜日『わたSHlGA輝く国スポ・障スポ2025 ラッピングカーのお披露目』担当馬場 利男

第79回国民スポーツ大会が2025年9月28日(日曜日)から10月8日(水曜日)まで、第24回全国障害者スポーツ大会が10月25日(土曜日)から10月27日(月曜日)まで、滋賀県で開催されます。近江八幡市ではこの両大会を盛り上げようと、安土中学校美術部の生徒に公用車のラッピングデザインを依頼。1・2年生が2か月かけてデザインしたラッピングカーが完成し、10月3日(火曜日)午後4時から安土中学校でお披露目式が行われました。美術部部長の三浦芽依さんは「琵琶湖や安土山など、近江八幡の美しい景色の中で開催される軟式野球・バレーボール・トライアスロンなどをイメージしてデザインしました。また、出場する選手に悔いのないよう頑張ってほしいとの気持ちを込めて、さわやかな色合いに仕上げました。この車をたくさんの人に見てもらって、2年後の国スポ・障スポが盛り上がればうれしいです」と話しました。
ラッピングカーが市内を走ることで、2年後に向かって盛り上がっていくことを願っています。

美術部員とラッピングカー

令和5年10月1日 日曜日『キッチンカーの古着屋さん』担当東 恵子

月に一度、鷹飼町のケーキ店駐車場にキッチンカーでやって来るヴィンテージ古着のお店があります。営むのは海外慎太郎さん。叔父が洋服を扱う店を経営していたこともあり、中高生の頃から服が好き。大学生時代、京都のセレクトショップでアルバイトをしていた時、流行している服のルーツを辿る経験をします。
「カーゴパンツは兵士のズボン、ピーコートは海軍の制服。そんな服の持つ歴史に気づきました」。路面店ではテナント代がかかり、古着の値段が高騰します。少しでも値段を下げるために、車での移動販売を試みました。名古屋や岐阜、福井などにも出店し、固定客も増えているそうです。
「物を大事にする近江商人の町なので、古い服にも価値があることをわかってもらえると思います。この店を通じていろんな人がつながると良いですね」と話していました。

車の前でにこやかに取材を受ける海外さん

令和5年9月23日 土曜日『近江八幡地区交通安全フェア』担当馬場 利男

子どもと高齢者をはじめとする歩行者の安全確保・飲酒運転の根絶、自転車のヘルメット着用などを重点目標に揚げ、令和5年9月21日(木曜日)から30日(土曜日)までの10日間「秋の全国交通安全運動」が展開されています。
9月23日(土曜日)には「近江八幡地区交通安全フェア」が近江八幡地区交通安全対策会議主催で、午前10時から近江八幡自動車教習所で開催されました。ステージでは優良運転者の表彰やステージパフォーマンス、交通安全ビンゴゲームが行われていました。会場内ではさくらっこ保育園のダンスや北里保育園の和太鼓演奏が披露されました。滋賀県警察音楽隊による吹奏楽演奏や、子どもが好きな消防車・パトカー・白バイ・自衛隊車両の展示や体験乗車も行われており、子どもや保護者が記念写真を撮っていました。シャボン玉ブースでは子どもたちが大きな輪を作って飛ばしたり、小さな輪を連続で飛ばしたりして楽しんでいました。
会場内の7カ所のブースを巡ってスタンプラリーを修了すると、修了者にはプレゼントが渡されていました。いろいろなキッチンカーや屋台も出店しており、近江牛ステーキ串・たこ焼き・からあげ・その他の料理に行列ができ、大勢の参加者でにぎわっていました。これからも交通事故にはくれぐれも注意したいです。

近江八幡地区交通安全フェア

令和5年9月23日 土曜日『西の湖ヨシ灯り展』担当馬場 利男

西の湖に自生するヨシは、私たちの生活している中で大切な環境3要素の水・土・空気を浄化しています。そのヨシを材料に使って制作された、さまざまな造形作品を展示する「第17回西の湖ヨシ灯り展」が9月23日(土曜日)・24日(日曜日)に、安土町よしきりの池・安土B&G海洋センター一帯で西の湖ヨシ灯り展実行委員会主催で開催され、夜遅くまで多くの人たちが楽しんでいました。
いささか風が強めな中、午後6時から関係者が点灯ボタンを押し、個人・小中学生・老人会・各クラブ・団体などの作品361点に灯りが一斉に点き、鮮やかに映し出されました。展示会場には多くの見学者が訪れ、足を止めて作品に見入っていました。
また、作品の表彰式も行われ、滋賀県知事賞に桐原小学校6年笠井千菜美さん・個人出展の木本麻友さん・東千香子さん、株本育海さんが選ばれ、他にも近江八幡市長賞やまち協会長賞、特別賞を受賞された人に賞状と記念品がおくられました。
午後8時からは安土町商工会青年部による、第6回安土花火プロジェクトが開催されました。西の湖ステーションでは4時30分から「のぶまるナイトマルシェ」も開かれ、地域の人たちでにぎわっていました。

よし灯り展

令和5年9月20日 水曜日『食とアートは無限大』担当東 恵子

小田町在住の竹場彩香さんと丸の内町在住の佐竹和美さんは、同じ幼稚園に子どもを通わせるママ友です。意気投合して「フェイク・アート&カフェ」を立ち上げしました。主に月に数回、おうみ福祉会おうみ作業所・きみいろのDen‐en Kitchenのシェアキッチンなどで活動しています。
アート担当の竹場さんは、県内の放置竹林を伐採した竹の無限の可能性に気づき、作業所の仲間の作品とコラボしようと考えました。佐竹さんは、カフェで働いていたこと、生活支援コーディネーターの経験から安心安全な食と福祉が共有できないか、と思ったそうです。
2人は、これからも美味しくて楽しい発信をしてくれそうです。

食とアートは無限大記事の写真

令和5年9月17日 日曜日『そこの君、一緒にうみをつくるかい?』担当松村 美沙枝

9月17日、休暇村近江八幡で「そこの君、一緒にうみをつくるかい?」が開催されました。主催は海をつくる会withシガリアン。海をつくる会は全国規模で毎週各地の海底ゴミ、湖底ゴミ拾いをされているダイバー集団で、名古屋支部さんは琵琶湖でも定期的に湖底ゴミ拾いをしています。この日も参加者全員で湖岸ゴミ拾いや、ダイバーによる湖底ゴミ拾いなど、子どもから大人まで楽しく環境保全について考える場として、終始盛り上がりを見せていました。メンバーも随時募集されているそうです。

一緒にうみをつくる会

令和5年9月8日 金曜日『天正祭「笑顔満祭 すべて越えて届け」』担当馬場 利男

安土中学校(校長・楠本茂樹)の天正祭(文化祭)が、「笑顔満祭からすべて越えて届けから」のスローガンのもと、9月8日に開催されました。1年生はモザイクアート、2年生はステンドグラスに取り組み、それぞれ体育館と特別教室の窓に展示されました。中学校生活最後の天正祭になる3年生は、全員で学年劇に取り組みました。「ブラッシュアップ・スクールライフ」と題された劇は、主人公が中学校生活の中の二つの後悔(コロナ禍で部活動ができなかったこと・いじめを見て見ぬふりをしてしまったこと)を、魔法使いの力を借りて中学校生活をやり直すことによって、仲間との協力や勇気で解決していくという内容です。各学年の取り組みの他には、教科や部活動での展示や発表も行われました。
コロナ禍で全校生徒が一堂に会しての天正祭が長らく開催できていなかったので、今年度の天正祭は一体感みなぎる笑顔と感動あふれる、まさに「笑顔満祭」になりました。

天正祭での3年生の劇

令和5年9月16日 土曜日『小さな地域で三世代交流会』担当馬場 利男

連日、朝から日照りが続く中、子どもと保護者・祖父母世代が一緒に親しみふれあい、世代間の交流を図る催し「ふれあいグラウンドゴルフ」が、9月16日(土曜日)午前9時から鷹飼町グラウンドで行われました。鷹飼団地自治会主催、鷹飼団地育成会・鷹飼団地豊彩会(グラウンドゴルフ同好会)共催で5年振りに開催したもので、児童8人、保護者・スタッフ17人が参加しました。参加者はスタート前に豊彩会のリーダーからクラブの持ち方やボールの打ち方、マーカーの置き方などのルールの説明を受け、その後、5組にわかれて8ホール2回の競技を開始しました。
児童はクラブを思うように握ることができず、最初はボールが右や左に飛び首をかしげていましたが、ゲームが進むにつれ、クラブにボールが当たるようになりました。児童たちの上達は早いものです。ホールポストに狙い通りに転がったり、ホールイン・ワンになったりすると歓声を上げて喜び、児童は初めてプレイするグラウンドゴルフに一生懸命取り組んでいました。
なお、低学年と高学年の各優勝者は11月に開催される、金田学区グラウンドゴルフ三世代対抗の部に出場する予定です。

ふれあいグラウンドゴルフの集合写真

令和5年9月9日 土曜日『第3回写真展示会』担当馬場 利男

今も昔も、どんな時も、喜びや感動の瞬間を写した写真は、人びとを笑顔にします。北里コミュニテイセンター・ふれあいホールでは、撮る人の想いが込められた写真展示会を9月15日(金曜日)まで開催しています。
地元住民が撮った、おもしろい写真や懐かしい写真、数十年前の白黒写真、偶然に出くわした風景の写真、家族写真、旅行先の写真など、団体・個人の写真93枚が展示され、朝早くから家族連れなど大勢の人が来ては、思い出の写真に足を止めて楽しそうに見ていました。会場内では9日、10日のみ民生委員・児童委員がオープンカフェや、子どもたちにはゴム鉄砲の遊び場も設けられており、大変賑わっていました。
写真は1枚いちまいに思い出がある貴重なもので、2度と撮れないからこそ大事に残していきたいですね。

北里写真展示会

令和5年9月9日 土曜日『9月9日「救急の日」』担当馬場 利男

市総合福祉センターで応急処置についての知識を深めるための講習会が、近江八幡市赤十字奉仕団(委員長・高木冨砂子さん)主催で、13時30分から開かれ、赤十字救急指導員(尾本美幸さん・岡本行子さん・里内睦美さん・高木冨砂子さん)の指導のもと、奉仕団員や一般参加者を含め45人が受講しました。
8グループに分かれ、AEDの自動音声による指示に従いながら、まず人形に電極パットを装着し、胸骨圧迫と人口呼吸を繰り返し行いました。電気ショック時や心電図を解折中の時は人形から離れるなど、受講者は心肺蘇生の方法をお互いに声をかけながら実習しました。
また、出血している傷口をガーゼやハンカチなどで直接強く押さえて止血する、直接圧迫止血法も学びました。動脈からの出血では強い圧迫が必要となるので、その場合は体重をかけて押さえ、出血がおさまったのを確認できれば、ガーゼなどの包帯でおおい、固定するという処置を2人1組で取り組みました。
応急手当ての基本的知識の一つである三角巾を用いての実習では、三角巾のたたみ方や、頭部の患部に対する手当ての仕方などを練習していました。
2時間の講習会でしたが、災害が起こった時にこの技能が生かされ、命が救われることを願っています。

心肺蘇生法を習う受講者

令和5年9月5日 火曜日『「感覚統合」の大切さを学ぶ』担当東 恵子

野洲養護学校に通う近江八幡市の保護者らで作る「八幡ハチドリの会」の定例会が、9月5日、総合福祉センターひまわり館で開かれました。
この日のテーマは川島民子教授(大垣女子短大)に聴く「感覚統合の視点から子どもたちを見てみませんか」。約20人の保護者や教員、支援者らが熱心にメモを取りながら聴き入りました。
子どもの行動には、そこに至るまでの背景(要因)があるという氷山モデルでも分かるように、理由があること、療育での遊びは気づかれにくい感覚(前庭覚や固有受容覚など)を育てるのにとても有効な活動だとわかりました。
川島先生は「山登りはどんな年齢の人でも、五感を刺激するおすすめのレジャーです。ぬかるんだ道や、かさかさした枯れ葉。危険な場所は手を引いてもらったり、小鳥のさえずりが聴こえたりします」
「困った子と捉えてしまいがちですが、実は困っているのは子ども」の視点から、1番身近な家族はもちろん、周りの理解や環境の整備など、少しずつ良くしていく工夫が必要です。

感覚統合定例会の様子

令和5年9月2日 土曜日『「風船太郎のバルーンショー」開催』担当馬場 利男

北里学区まちづくり協議会のこどものみらい部会は、テレビでおなじみの風船太郎さんによるバルーンショーを、9月2日(土曜日)17時から旧看護専門学校講堂で開催し、未就学児、小学生、保護者ら約110人が参加しました。
太郎さんのバルーンマジックや大きな風船に身体を入れたまま飛び跳ねる姿に、子どもたちは驚き歓声をあげ、また子どもたちの中で選ばれた1人は、透明な風船にすっぽりと身体を入れる不思議な体験をしました。
その他にも、スパーク・バルーンでは大きな風船の中に入っていた小さな風船をもらったり、細長い風船でカラフルな帽子を作って互いに飛ばしあったりなど、子どもたちは楽しい一日を過ごしました。

バルーンショーで風船の中にすっぽり

令和5年9月5日 火曜日『訪問医療に携わる赤松園子医師』担当東 恵子

足腰が弱って通院できなくなった患者と出会い、「訪問医療」の必要性を実感したという赤松園子医師。自宅での暮らしを医療面で支えるクリニックを2023年1月に開院しました。最初に伺った日は、取材を始めるやいなや、自宅で容体が急変した患者の家族からの電話で、一旦日延べになりました。
別の日に伺うと、その時の患者さんは快方に向かわれたとのこと。「こんなに気が抜けない医療を何故しているのか?」とお聴きすると、「かかりつけの医師との役割分担でしょうか。定期的に訪問して、ご家族やケアマネジャー、訪問看護・介護と連携していき、自宅での暮らしを支えたいのです」と赤松医師。息抜きは、全身で集中できるバレエだそうです。
「患者さん本人の思いを中心に、家族や周りの人の希望も汲み入れながらケアをしていく。近江八幡が、本人に寄り添い、本人が選択できる、そんなまちになるように」と爽やかな笑顔で話してくださいました。

訪問医療・赤松医師

令和5年9月3日 日曜日『ハレの日のバルーン飾り』担当東 恵子

障がいや難病の人が働く、就労継続支援B型事業所ふれあい工房(NPO法人まぶね・加茂町)では、仲間が作る授産品として、オリジナルバルーンの制作、装飾をしています。元々あった桐原学区に事業所が新築移転するため、仲間ははりきって活動しています。誕生日や結婚式、成人のお祝いを彩るバルーン、素敵ですね。
(写真は、おうみ作業所・きみいろ内覧会の時のバルーン装飾)

ふれあい工房バルーン飾り

令和5年8月31日 木曜日『「並行世界の歩き方」展』担当東 恵子

旧市街地の町家美術館 ボーダレス・アートミュージアムNO‐MAで18日(月曜日・祝日)まで開催中の「並行世界の歩き方」は、上土橋勇樹さんと戸谷誠さんの作品を、学芸員らで構成された展示チームによってアイディアを駆使して展示されています。
この世に存在しない本の表紙も、パソコンを使って、または手描きで作ってしまうという上土橋さんは、岐阜県生まれの22歳。やまなみ工房(甲賀市)に通い、より生き生きと作品を作るようになったそう。これまでの歩みは蔵の展示で紹介しています。
戸谷さんの、シュールで色鮮やかな作品は、2階の和室に映えて面白い空間になっています。何年もかけて写したり描き足したりして61巻もの絵巻物を創作したそうです。
展示には、目の不自由な方のための「触画」も一部あり、触れて絵の世界を感じる工夫があります。
夏の終わりのまち歩きに、立ち寄ってみてはどうでしょう。

NO-MA並行世界の歩き方展

令和5年8月27日 日曜日『健康ふれあい公園が集いの場に スポーツとカレーの祭典』担当松村 美沙枝

8月27日(日曜日)、健康ふれあい公園で「SPORTS & CURRY FES」が開催されました。今年度オープンしたスケートパークでの無料体験教室や、屋根付き多目的広場と通路でのマルシェ、サッカー場でのサッカー大会と3つの催しのコラボです。朝から多数の来場者でにぎわい、初めてのスケートボード体験やカレーの食べ比べ、ハンドメイドマルシェなどをみなさんそれぞれに楽しんでいました。

スポーツカレーフェス

令和5年8月19日 土曜日『子ども見守り隊員の交流会』担当馬場 利男

児童たちの安全を守る登下校時の見守り活動は、学校を中心に保護者やPTA、地域住民・団体、行政、警察、民間企業が一致団結して連携・協働し、地域全体で取り組むことが重要です。金田学区まちづくり協議会安全部会(部会長 水原 弥一さん)と金田学区子ども見守り隊(世話役 辻 正三さん)は、8月19日(土曜日)13時30分から金田コミュニティセンター2階多目的ホールで研修交流会を開き、63人が参加しました。
近江八幡警察署生活安全課係長・山本秀樹さんは、子ども見守り活動について、地域連携の取り組みや通学路の合同点検、不審者情報共有、スクールガードの要請・防犯ボランティア団体の活動支援などについて話されました。子ども見守り隊世話役・辻正三さんは、8月1日現在、子ども見守り隊員は371人で、高齢化により4年前から大きく減少していることを話されました。児童の安全を守るためには、地域だけでなく一人ひとりが取り組むことも重要ですね。
不審者対応として有効な警報機は、自治会から金田学区に要望し、点検と看板設置が11か所で行われました。通学路危険箇所については、自動車による事故防止のためガードレールを設置したり、通学路の安全確保のためグリーンベルトを7か所設置したりしており、今年度も4か所にグリーンベルトを整備予定です。今後も地域、行政、警察などが対応を前向きに進め、児童の安心安全が守られることを願っています。

子ども見守り隊員交流会

令和5年8月20日 日曜日『未知の生物を生み出してみよう!子ども向けアートワークショップが大盛況』担当渥美 勉

8月20日(日曜日)、仲屋町の古民家で、BIWAKOビエンナーレ出品作家の河合晋平さんと宇野裕美さんが講師となり、透明チューブ・針金・ストレッチ布などの材料を自由に組み合わせ、「未知の生物」をつくるワークショップを開催。合計30人を超える多くの参加者でにぎわいました。この企画はつくるだけでなく、展示するところまで参加できるというユニークな試みで、10月後半に開催予定の展示会では、古民家の蔵を利用し、砂を敷き詰めた上に、子どもたちの作品を展示します。参加したお子さんは「これはね、猫ちゃんなんだけど、でも頭と体がくっつかなくて」と困っている様子。それをみた講師の河合さんは、素材や接着剤の特性を丁寧に説明しながらサポート。無事頭と体がくっつくと、満面の笑顔を見ることができました。保護者からは「普段はあまり触れることがない素材や、危険だから挑戦できない作業ができて楽しかった」との声がありました。

アートワークショップ

令和5年8月19日 土曜日『「おかやまミステリーナイト」を楽しもう』担当馬場 利男

夏の夜、謎解きしながら岡山小学校の周りを歩いてみよう、という子ども体験活動イベント「おかやまミステリーナイト」が、8月19日(土曜日)19時から岡山学区子ども体験活動協議会主催で開催され、38家族95人が参加しました。
岡山小学校グラウンドや岡山コミュニティセンターエリアにチェックポイントがあり、おかやま街道(タイルアート)、おかやまの森(二ノ宮金治郎像)、小学校昇降口(スリッパゴルフ)、体育館前(わなげ)、グラウンド鉄棒(前まわりを5回する)、バックネット(文字の並べ替え)、砂場周辺(箱の中はなからんだ)、多目的ホール(同じ絵を探せ)の8つの場所に設置されました。まずグループごとにカードが渡され、カードに指定されたチェックポイントに向かい、クイズ・ゲーム・運動などに子どもたちだけでチャレンジしていました。チェックポイントをクリアすることでカードが貰え、8枚集めるとカードがヒントになって謎を解くことができる仕様で、正解したグループには賞品が渡されました。チェックポイントでは簡単に分かるものや難しい問題もあり、グループ同士で話しあいながら問題を解いていました。20時30分からは岡山コミュニティセンター駐車場で、役員によって花火が打ち上げられました。
28日(月曜日)から2学期が始まり、子どもたちの暑い長い夏休みが終わります。久しぶりに会う同級生との再会を、子どもたちは楽しみにしているのではないでしょうか。

おかやまミステリーナイト

令和5年8月12日 土曜日『今年こそ夜空に「ランタンを!」あげよう』担当馬場 利男

「あづフェス」こと「あづちサマーフェスティバル」は、楽しい思い出を作ることで子どもたちの郷土愛を育み「ふるさと」をずっと大切にして欲しいとの思いから、あづフェス実行委員会(代表 熊木康晴「安土学区まちづくり協議会・商工会・商工会青年部」)主催で、8月12日(土曜日)に安土小学校で開催されました。
小学生グループの安土・老蘇まち協バンドのファンファーレ後、ブラスバンド演奏が始まり、チアダンス、歌姫林崎さんの歌唱、安土中学校吹奏楽部の演奏、フラ・ハワイアンダンス、4人組の「西の湖の風」の歌唱、ジュニアダンス、あづち信長出陣太鼓の演奏がステージを盛り上げ、惜しみない拍手が送られました。×クイズは大多数の人が参加し、最後の12人が抽選の結果、任天堂の「スイッチ」・自転車・食事券などが渡されました。
盆踊りではやぐらを囲んで、ゲスト出演のスターダスト河内や、東近江商工会の地域見守り隊5レンジャーが、浴衣姿の子どもたちや地域の参加者と江州音頭を踊っていました。
台湾では春節から数えて15日目にあたる「元宵節」に、無病息災などの祈りを紙製のランタンに書き込み、火を使って空に飛ばす儀式を行うといいます。ランタンをみんなで飛ばすことは、あづフェスの見どころのひとつでしたが、これまでコロナや雨のために中止していました。しかし、今年は4か所から約70基のランタンが、安土の夜空に初めて浮かび上がりました。5時間のイベントでしたが、見たり・踊ったり・食べたり・遊んだり・久しぶりに友人と再会したり、それぞれ楽しい夏祭りを過ごしたのではないでしょうか。

あづフェスのランタン

令和5年8月13日 日曜日『笑って悩んで工夫して、小学生向け夏休み科学自由研究科学ワークショップ』担当渥美 勉

8月13日(日曜日)、仲屋町の古民家で夏休みの自由研究にピッタリな、科学実験を体験するワークショップが開催されました。講師に環境科学系の修士号を持ち、環境分析の仕事をしている惣門大朗さんを招き、(1)コップが消える!?(2)結晶を観察してみよう!(3)ダンボール空気砲を打ってみよう!の3つの実験をしました。参加した小学4年の児童は「科学の実験が大好き。テレビで空気砲を見てやってみたかったけど、やりかたが分からなかったので実験できたのでよかった。結晶の実験を自由研究にしたい」と、小学6年の児童も「ダンボール砲がめっちゃ楽しかった。最初はあまり飛ばなかったけど、ダンボールを柔らかくすると飛んだ。自由研究の課題にもなるし、家でも煙を入れたりしてやってみたい」と感想を教えてくれました。

自由研究ワークショップ

令和5年8月10日 木曜日『スイカ割りをしながら 英語を楽しもう♪』担当馬場 利男

近年幼少期から塾に通っている子どもを多く見受けますが、8月10日(木曜日)、レッツ・プレイ・イングリッシュ!(英語で楽しくあそびましょ!)が、安土コミュニティセンターで10時から「夏のイベント すいかわり」を企画し、幼稚園児・小学生17人、保護者7人が参加しました。
講師を務めるのは、神奈川県のECCジュニア英語教室で25年以上幼・小・中学生までを教えていた、インド出身の深尾デービさん。昨年3月にあづちチャレンジ事業に応募し、安土コミュニティセンターで毎週金曜日に教室を開いています。
当日は深尾さんが一人ひとりに英語であいさつをし、子どもたちも英語で返していました。プロジェクターから写しだされた動画を深尾さんが歌うと、子どもたちも踊りながらフロアで手をつないだり、上げたり、輪になったり楽しんでいました。教室が終わった後にスイカ割りが始まり、思うようにスイカに当たらない子、目隠しを嫌がったり怖がったりする子、思い切りたたく子などがいました。30分程度でしたが、スイカのお土産を貰って楽しいイベントが終わりました。
文科省の英語学習指導要領では、小学3・4年生は「外国語活動」として英語を体験的に使い、聞くこと、話すことを通じて、言語に慣れ親しむことを目標としています。5・6年生は「外国語」の科目と定められ、聞くこと、話すことに加え、読むこと、書くことの言語活動を通じて、コミュニケーションを図る基礎とすることを目指すと書かれています。今後は幼少期から英語の習得が必要になってくるのかもしれませんね。

レッツ・プレイ・イングリッシュ

令和5年8月10日 木曜日『おうちでできる地球温暖化対策を学習』担当松村 美沙枝

8月10日(木曜日)に島コミュニティセンターで、まるえこ@近江八幡さんの「SDGsなクッキングをしよう!」が開催され、小学生を対象に、地球温暖化で日常の何が変わっていってるのか、地球温暖化を止めるために食を通じて自分たちができることは何かを学びました。「近くで作られたもの(地産地消)」や「旬のもの」を使うという大事なポイントを知った後は、エコな食材を使って調理実習もしました。手作りかき氷や電気を使わないゲームなどもあり、ゆっくり楽しみながら環境について実践的に学べる1日でした。

SDGsなクッキング

令和5年8月8日 火曜日『ママと赤ちゃんの"en"日 はちマママルシェ開催』担当松村 美沙枝

8月8日(火曜日)、はちはぴひろばで「はちマママルシェからママと赤ちゃんの"en"日」が開催されました。こちらのイベントは「まだ歩くことのできない赤ちゃんやそのご家族が楽しめるお祭りを」と、リトミックや小児はり体験など赤ちゃん向けの催しが多く、たくさんの赤ちゃん連れ家族で賑わっていました。特にハイハイレース、あんよレースでは、レースに参加する家族だけでなく、応援に来た友達家族・通りすがりの人など、その場にいる全ての人が一致団結して赤ちゃんに「頑張れから!」とエールを送り、とても賑やかで温かい空間となっていました。

はちマママルシェの縁日

令和5年8月6日 日曜日『平和を願って市内で展覧会』担当東 恵子

5月に広島市で開かれた主要7カ国首脳会議では、首脳らが原爆犠牲者を慰霊、世界平和を祈りました。
総合福祉センターひまわり館(土田町)では、今年も15日(火曜日)まで「平和祈念パネル展」を開催しています。「サダコと折り鶴」のポスターやウクライナの写真を展示しており、市内の学校から寄せられた千羽鶴も飾られています。
また、近江八幡図書館では、29日(火曜日)まで写真絵本「ヒロシマ消えた家族」の写真展を開催中です。27日(日曜日)には、絵本の作者である指田和さんの講演会も開かれます。
原爆投下から78年。夏休みに平和について考えたいですね。

平和祈念パネルの展示

令和5年8月6日 日曜日『「よかっと夏まつり」で江州音頭』担当東 恵子

障がいのある人の余暇を楽しいものにしようと、毎月開かれている近江八幡市余暇支援事業「よかっと たいむ」。8月6日(日曜日)は、総合福祉センターひまわり館(土田町)で約40人が参加し、にぎやかに「よかっと夏まつり」が開かれました。
コロナ禍で開催出来ず2年越しに叶ったまつりでした。ロビーでは、スーパーボールすくいや的あてなどを、ボランティアの皆さんのサポートで楽しみました。
お待ちかねの盆踊りは、櫻美家天勝こと、深尾勝義さんらの江州音頭です。太鼓の得意な仲間も加わり、輪になって自分流の踊りを楽しんでいました。

よかっと夏祭りで江州音頭

令和5年8月5日 土曜日『森林と琵琶湖のつながりin琵琶湖博物館』担当馬場 利男

日本でも水質汚染は起きており、健康被害や生態系へのダメージなどさまざまな影響を及ぼしています。水の環境問題について、一人ひとりが出来ることを考えてみようというテーマで、日吉の職員の指導のもと、近江八幡市子ども会育成者連合会(会長・小川広司)主催の環境研修会が、8月5日(土曜日)に琵琶湖博物館で開催され、ジュニアリーダー26人と引率者8人が参加しました。
午前中のテーマは「ろ過の実験」で、「森林が少なくなると窒素やリンが琵琶湖にたくさん流れ込み、赤潮やアオコが発生する」と職員が森林の役割などについて説明しました。その後、6つに分かれたグループは、机に置かれた砂や腐葉土、コケ、砂利など数種類から、ろ過に最適な4種類を選択し、どの順番でペットボトルに入れたら良いか考え、水を入れ、ろ過されてきた水をパックテストで計り、4種類の色の基準を判定しました。グループのリーダーたちはいろんな意見を出しながら、リンが少なくなるよう実験に取り組みました。
午後からは、グループごとに日吉の職員と博物館内のクイズラリーに挑戦し、琵琶湖の生き物や、植物について詳しく学ぶことができました。琵琶湖の水環境を守るために何ができるかを考えることができた、意義のある研修会だったと思います。

ろ過実験

令和5年8月4日 金曜日『防災体験と児童交流体験』担当馬場 利男

体験活動を通して、児童の人間関係を築く力の育成を目標とした事業が、8月4日(金曜日)に金田学区社会福祉協議会(代表・中江しげ子)主催・赤十字奉仕団金田分団の共催で、金田コミュニティセンターおよび広場で行われました。
金田学童保育所のつちのこクラブ5から6年生17人が、10時に大会議室に集合し、カレー作りのため調理室と防災用の飯ごう炊さんのかまどベンチの2グループに分かれ、準備作業を行いました。調理室では涙を流しながら玉ねぎを切る児童がいたり、かまどベンチではまき割りや火を起こす児童がいたり、奉仕団の指導で一生懸命カレーづくりに取り組みました。
カレーの具はかまどベンチの鍋に入れられ、指導員に聞きながら火を調整したり、水の分量や具の味付け、具を試食したりしながら出来上がりました。その後、赤十字奉仕団から青少年赤十字活動についての勉強会があり、終わった後は和室で出来上がったカレーを全員でいただきました。
児童たちは普段家では料理をしないので、「全員で協力して出来たので美味しかった」と話し、お代わりをする児童もいました。この体験が、人間関係を築くうえで一助になることを願っています。
防災体験事業について、代表の中江さんは「初めての事業でしたが来年も続けたい」と話していました。

防災体験で作ったカレーを食べる子どもたち

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