赤こんリポーター(令和5年度 1)

更新日:2023年07月29日

ページID 25129
R5年度赤コンリポーター

馬場 利男さん(鷹飼町)、松村 美沙枝さん(船木町)、東 恵子さん(中小森町)、渥美 勉さん(中村町)

 市では、市民との協働による市民に親しまれる広報活動を推進することを目的として、市民が地域の魅力やイベントなどを取材し、発信する市民広報リポーター〔愛称赤こんリポーター〕が活躍しています。

 このページでは、4人の赤こんリポーターがまちへ飛び出し、見たもの、触れたもの、感じたことなどをご紹介します。

 元気で楽しい、市民目線での情報発信にご期待ください!

Facebookでも情報を発信しています!

 赤こんリポーターFacebookページは下記リンクをご覧ください。

QRコード

赤こんリポーターだより

令和5年7月29日 土曜日『♪あ、こりゃどっこいせー』担当馬場 利男

酷暑がつづく中、「第40回岡山学区納涼フェスティバル」が岡山学区まちづくり協議会主催、岡山学区自治会・岡山文化振興会共催で、7月29日(土曜日)に岡山小学校グラウンドで開催されました。
仮装踊りコンテスト・12チーム、一般団体・16チーム、一般参加者が一斉に、音頭取り・桜川正勇さんのかけ声で19時から踊り始めました。子どもから大人まで、工夫した仮装団体が内・外廻りで時間ごとに輪の中に入って行き、団体や参加者の中には浴衣を着た子どもたちも踊っていました。
仮装踊りの審査結果は、総踊り大賞が南津田町自治会の田舟の船頭のチームでした。そのほかに、ダンシング賞・なりきり賞なども表彰されました。
ブースの模擬店コーナーでは大勢の子どもたちがゲームを楽しみ、キッチンカーではたこ焼きや焼きそば、手羽先からあげやドリンクに長い列ができ、たくさんの参加者が買い求めていました。
祭りの終わりには、白鳥川付近から花火が打ち上げられ、夜空の大輪を見るたびに歓声があがりました。短い時間でしたが、地域の皆さんで納涼祭を楽しんだのではないでしょうか。

第40回岡山学区納涼フェスティバル

令和5年7月22日 土曜日『外国にルーツを持つ子どもたちへの学習・日本語支援教室』担当馬場 利男

子どもは教育を受ける権利があると広く認められています。ワールド・アミーゴ・クラブ(代表・吉積 尚子)では、外国にルーツを持つ子どもたちの日本語習得や学習支援、居場所づくりのための教室を、毎週土曜日の午前中に金田コミュニティセンターで行っています。
夏休みに入った7月22日(土曜日)、子どもたちが13人集まり、ボランティア14人と算数や国語、夏休みの宿題に取り組んだり、教科書を開きタブレットで一字一字書いたり読んだりしていました。日本語が話せない子どもには絵や字を見せたり翻訳機を使ったりして声をかけ、単語を練習していました。
勉強が終わった後は、コミセン前の広場でスイカ割りが行われ、初めての子も経験のある子も、日本文化を楽しく体験していました。スイカは全員でおいしくいただき、帰りはお弁当(月2回の食糧支援)を受け取っていました。今回は子どもたちの話を聞くことが出来ませんでしたが12月にイベントがあるので聞きたいと思っています。
吉積さんは「クラブでは、毎週土曜日の午前中に、金田コミュニティセンターで、外国につながる子どもたちの多様な支援活動を行っているので、興味がある人は、ぜひ一度見に来てほしい」と話していました。

外国にルーツを持つ子どもたちへの学習・日本語支援教室

令和5年7月22日 土曜日『夏まつり「老蘇ビオトープまつり」』担当馬場 利男

梅雨も明け、夏休みに入った7月22日(土曜日)の17時30分から、老蘇地域の世代を超えた人々の交流の場となっていくことを願って、「老蘇ビオトープまつり」が老蘇学区まちづくり協議会と老蘇小学校ビオトープ委員会の主催で開催されました。
老蘇小学校のビオトープ周辺に各ブースが設けられ、あそびの広場ではストラックアウト、水基金グッズ販売では光るグッズシリーズ、校庭ではキッチンカーによる焼きそばや唐揚げが販売され、子どもたちは遊んだり、販売品を買い求めたりしていました。
18時30分から特設ステージで地元のコーラスグループ「こーろころっけ」さんによる話術と美しいハーモニーの歌声コンサートが50分間開かれ、19時40分からは、校庭で15分間にわたって花火が打ち上げられました。「速射連発花火」や大きな花火を見上げていた観衆からはどよめきが上がりました。
4年間コロナ禍で大きなイベントがありませんでしたが、久しぶりに地域住民が集まり楽しい夏まつりでした。スタッフの皆さんは口々に「たくさんの人に来てもらえて良かった」と言って喜んでいました。

老蘇ビオトープまつり

令和5年7月20日 木曜日『障がい福祉職場の魅力を発信』担当東 恵子

「障がい者支援の仕事のやりがいや楽しさを知ってもらい、興味を持ってもらうきっかけになれば」との思いから、近江八幡市障がい児者地域自立支援協議会がDVDを作成しました。
DVDでは、3つの福祉事業所の職員が、その仕事の魅力と利用者との日常を話しています。
市内の4つの高校と、県内の大学などに配布予定で、障がい者保護者の会、福祉事業所、障がい福祉課職員らで学校を訪問します。
20日(木曜日)は、八幡高校進路指導部・大崎留美子教諭に保護者らがDVDを手渡しました。八幡高校には、部活動に社会福祉部があり、ボランティアに熱心な生徒も多いそう。身近に接することで、世界が広がると良いですね。
「魅力ある障がい福祉職場の発信・PR動画」問い合わせは障がい福祉課(0748・31・3711)

魅力ある職場PR動画

令和5年7月20日 木曜日『「水彩でみずみずしく描かれる近江八幡の風景」山本 徹さんの個展開催』担当渥美 勉

滋賀県の田園風景や琵琶湖を中心に精力的に描いている山本 徹さんの個展が、7月12日から23日まで、アル・プラザ近江八幡1階で開催されています。近江八幡の町並みや沖島などを描いた作品も多く展示されており、当たり前に感じていた近江八幡の風景が、水彩画を通してみずみずしく新鮮に感じられました。買い物を終えた人々が、ふらっと立ち寄ることができ、多くの人が作品に見入っていました。山本さんは年に1度の頻度で個展を開催されているとのことです。

山本徹個展

令和5年7月18日 火曜日『いつまでも「私らしく生きる」ために』担当馬場 利男

高齢者人口と率・世帯数が毎年増え続けており、数十年後には支え手が減るといわれているなかで、1人ひとりが自分自身のことや、自分が大切にしているもの・人たちのつながりを記録しておくことは重要となっています。
7月18日(火曜日)、近江八幡市長寿福祉課職員が講師となり、人生会議(ACP)や「わたしらしさ発見ノート」(エンディングノート)の使い方について、10時45分から40分間、自治会館で研修会が行われ、鷹飼団地豊友会(会長・仲東 勇)から17人が参加しました。
人生会議とは、自らが望む人生の最終段階における医療やケアについて、本人や家族、医療者たちと、前もって「もしものために話し合う」取り組みです。いつ会議をすればいいのか、いつ準備するか(タイミング)について話されました。
また、「わたしらしさ発見ノート」の使い方として、自らの半生・人生を振り返りながら思いの丈を記録して、これからの希望を自由に書き記すものと話されました。このノートは、自分を振り返るため、家族への負担を減らすため、よりよい人生を過ごし、よりよい死を迎えるためのものです。私も含めて人には自分のやり方がありますので、他の人の意見も参考にしながら、自分なりのノートの作成に取り組みたいと思います。

私らしく生きる

令和5年7月15日 土曜日『最古の寿司「鮒ずし漬け」』担当馬場 利男

湖国の郷土料理鮒ずし。島学区まちづくり協議会・文化教養部会の主催で、7月14日(金曜日)、15日(土曜日)の2日間にわたって、「鮒ずし漬け教室」が行われました。冬の琵琶湖でとれた新鮮な子持ちのニゴロブナを、夏の土用入りまで樽で塩漬けしたものを使っており、学区内外から21人が参加しました。
1日目は「洗い」が行われ、講師の辻 純男さんの指導のもと、沖島から送られて来たフナ120キログラムの鱗やぬめりなどを、タワシで1匹ずつ丁寧に水洗いしました。その後、フナは水分をとるため冷蔵庫に一昼夜寝かされました。
2日目は「本漬け」が行われ、炊き上げたごはんを冷やした後、フナの体にごはんを詰め込んでいき、樽の底から隙間なく敷かれたごはんの上に、4から5匹ずつを並べて仕上げ、2時間程度の作業が終わりました。
参加者は「準備に時間がかかるが、今年の冬も美味しい鮒ずしが食べられる」と話していました。

島コミセン鮒ずし

令和5年7月8日 土曜日『スエばあちゃん食堂で夏の風物詩「そうめん流し」』担当馬場 利男

「末広町のおばちゃん」で親しまれている、スエばあちゃん子ども食堂(代表・富岡早苗)が、7月8日(土曜日)午後5時から、西木戸会館で開催され、子どもや高齢者57人が参加しました。
同食堂は地域交流の場として毎月第2土曜日に開かれ、民生委員・保護司会・地域スタッフの協力のもと、今年7年目を迎えます。月1回の開催ですが、地域住民同士が集まり、おしゃべりも楽しみにしています。
梅雨空のもと、出入り口に準備された6メーター近い流しそうめんの筒に、そうめんやきゅうりが流され、待ち受けていた子どもたちが箸でつまみ紙コップに入れていました。子どもたちもそうめん流しのお手伝いをしたり、小さい子どもは箸でつかむことができず流してしまったりするハプニングもありました。
流しそうめんをいただいた参加者は和室に移動し、スエばあちゃんの絵が書かれたパレットに乗ったおでんとお菓子も残さず食べていました。子どもたちは「流しそうめんは家ではできないので楽しかった」「箸でつかむのが難しかった」と話していました。

流しそうめん

令和5年7月7日 金曜日『小6児童に大迫力のオーケストラ演奏会』担当東 恵子

織姫と彦星が年に1度巡り合う、七夕伝説。芸事の上達を願う風習もあるそうです。そんな夢のある7月7日(金曜日)、アートで広げる子どもの未来プロジェクトの1つ、市内12校787人を招いて「オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ」の音楽鑑賞会が文化会館大ホールで開かれました。
演奏前から会場はワクワク感に包まれ、始まると体を揺らしながら楽しそうに聴き入っていました。ヒット曲「夜に駆ける」では、リズム遊びのコーナーがあり、子どもたちは手拍子などでリズムを刻み、オーケストラと1つになって盛り上がりました。
ブラスバンドでトロンボーンを担当しているという岡山小の児童は「迫力があるプロの演奏が聴けて良かった」といい、桐原小の児童らは「もっと聴いていたかった」と、名残惜しそうでした。
このプロジェクトは、ふるさと納税寄附金が使われています。子どもたちへの応援、うれしいですね。

オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ

令和5年6月24日 土曜日『水郷の西の湖をカヌーでヨシめぐり』担当馬場 利男

6月24日(土曜日)9時から、近江八幡緑の少年団(団長・川橋袖子)の研修会がB&G財団安土海洋センターで行われ、少年団14人・保護者11人・スタッフ5人の合計30人が、ポレポレ25のカヌーチーム(代表・中出康男、指導員10人)の指導のもと参加しました。ヨシめぐりの探索について説明を受けた後、指導員からパドルの漕ぎかたについて指導を受けた団員は、穏やかな西の湖を1便と2便に分かれて、1人乗り・3人乗りのカヌーでパドルの練習をしてから、指導員を先頭にヨシの群生に向かって漕いで行きました。団員は「群生から鳥の鳴き声が聞こえてきた」「疲れた」「楽しかった」「また乗りたい」と話していました。
1便組がカヌー体験をしている間、2便組は保護者と一緒に昼食のカレー作りの準備にかかり、1便組が帰ってきたら2便組と交代。最後は全員で楽しい食事を頂きました。
緑の少年団も団員が少なくなってきているそうですが、体験活動は個人では出来ないので、機会があれば多くの子どもたちが体験活動にふれあってほしいと思います。

西の湖でカヌー体験

令和5年6月25日 日曜日『ジュニアリーダ研修会in荒神山』担当馬場 利男

「各学区子ども会代表のジュニアリーダーの子どもたちがお互いの交流を深め、地元の子ども会活動において良きリーダーの働きができるようになること」を目的に、市子ども会育成者連合会(会長・小川広司)主催で、昨年に引き続きジュニアリーダー研修会が、6月25日(日曜日)に彦根市荒神山自然の家で開催されました。市内3小学校の児童4年から6年生45人の参加者が6班に分かれて、午前中は宇曽川でリバーボートの体験活動が行われました。はじめに、職員からパドルの漕ぎ方やライフジャケットの装着方法を聞き、波おだやかな川面を7人から8人が乗ったボートが次々に出発しました。漕ぎ方が揃わず右に左にくるくる回って進まない班もありましたが、リーダーが声をかけ、班の仲間をひとつにまとめていました。1時間の体験でしたが、時間が経つにつれてボートを上手に扱い、思う方向に進めることができるようになりました。昼食後の自由行動では、小山や冒険の丘などでグループごとに身体をいっぱい動かして楽しんでいました。レクレーションの「箱の中身は何?」のクイズでは、各班が全問正解しました。
今回の研修会に参加した子どもたちは、将来きっと良きリーダーとして活躍してくれることと思います。

ジュニアリーダー研修会in荒神山

令和5年6月17日 土曜日『音楽でつなぐ地域の心ときずなパート2』担当馬場 利男

「武佐の大地に響け若者の思い・つなごう地域のきずな・ありがとうの五文字とともに」と題した音楽を楽しむ会が、武佐学区まちづくり協議会主催で、6月17日(土曜日)10時から武佐コミュニティセンター駐車場で開催されました。
第1部は八幡東中学校吹奏楽部のコンサートで、マーチ「ペガサスの夢」や「僕のこと」、「青と夏」など数曲が30分間演奏され、1年生の部員もコーラスで参加していました。地域住民の前で日頃の成果を発表し、終了後には盛大な拍手がいつまでも鳴りやみませんでした。
第2部は案内人しいずんが「次世代からのバトンをうけて・歌と語りの世界へ」として、「花嫁人形」や「好きになった人」、「琵琶湖周航の歌」など懐かしい歌を数曲歌い、参加者も一緒に歌いながら青春時代に思いをはせていました。
また、東中生応援ブースが設けられ、東中生徒会もスタッフに加わり、ガチャガチャ抽選会や野菜たっぷりカレー・手作りパンなどをバザーで販売しました。後日、売上は全額東中学生の支援金として送られました。
若い世代が地域活動に参加することで、地域の絆が強まり、つながりが深まっていくことを願います。

音楽でつなぐ地域の心ときずな・東中吹奏楽部

令和5年6月25日 日曜日『八幡JVBCが優勝 全国大会へ!』担当東 恵子

チームメイトと勝ち取った、全国大会への切符。第43回全日本バレーボール小学生大会の近畿ブロック滋賀県大会が、6月25日(日曜日)YMITアリーナ(くさつシティアリーナ)で開かれ、女子の部で近江八幡市の「八幡JVBC」が優勝しました。
八幡JVBCは日頃、八幡小学校の体育館を中心に練習を積んでいます。
8月7日(月曜日)〜10日(木曜日)に東京都内などで開催される全国大会へ向けて、気持ちを新たに練習の日々が始まりました。

八幡JVBCが優勝

令和5年6月24・25日 土・日曜日『U12 ほとばしる汗とシュート!』担当東 恵子

6月24・25日、梅雨の晴れ間に第7回U12近江八幡サッカー協会杯が健康ふれあい公園人工芝サッカー場(竹町)で行われました。
息を切らしながらボールをひたすら追いかけ、ドリブル、シュート!失敗しても「切り替えよう!」と声をかけあい、ベンチの仲間も1つになって試合に挑みました。
市内からは、金田FC、安土スーパーヒーローズが表彰式に参加しました。
閉会式で小西理市長は「日頃の成果をいかんなく発揮してくれました。2025年に開かれる、わたSHIGA輝く国スポ・障スポで活躍する姿が楽しみです」と、エールを送りました。

第7回U12近江八幡サッカー協会杯

令和5年6月18日 土曜日『楽しく減塩を知る はかって減らそうフェスタ』担当松村 美沙枝

近江八幡市健康推進課とアルプラザ近江八幡共催で、6月18日にアルプラザ近江八幡さんで「はかって減らそうフェスタ」が開催されました。
会場では八幡蒲生薬剤師会・滋賀県栄養士会による相談ブース、1日の野菜摂取量に関するブースから、ぬり絵や豆掴みゲームなどお子様が楽しめるコーナー、また健康増進員さんによる野菜ダンスの披露、減塩に関するクイズラリーがあり、終始たくさんのお客さんで賑わっていました。正しく楽しく学び、近江八幡市全体の健康寿命がこの日大きく伸びたような気がしますね!

楽しく減塩はかって減らそうフェスタブース

令和5年6月15日 日曜日『みんなで一緒に小物作り♪』担当馬場 利男

6月15日(木曜日)金田コミュニティセンター中会議室で、折り紙を利用した傘作りの体験が開催されました。「おしゃべりしながら小物作りをし、コミュニティセンターのホールを華やかに飾ってみませんか」と呼びかけ、地域住民8人が参加しました。講師・西河香都子さんの指導のもと、あらかじめ用意されたセットから、外側の折り紙と内側の折り紙を張り合わせました。傘に仕上げる段階で内側の傘が開かず、四苦八苦しながらでしたが、素敵な作品ができ上がりました。作品は一定期間コミセンロビーに展示され、来館者の心を癒してくれることと思います。1時間半の体験でしたが、私も仲間に入れていただき、楽しい時間を過ごしました。

金田コミセンで小物づくり体験

令和5年6月14日 水曜日『木で育む想いを継承 知育チームの新たな挑戦』担当松村 美沙枝

「木の童具村」さんはこの6月にオープンされた木のおもちゃとボードゲームの専門店。もともと同名のお店が彦根にありましたが、店主の引退と共にお店存続の危機に。当時お客さんだった馬場真鯉さんが、「お店がなくなれば、たくさんの幼稚園・保育園がおもちゃの探し場に困る」ことに危機感を感じ、前店主から全てを継承し近江八幡で新たにスタートしました。長年されている知育レッスンの知識を活かしておもちゃ選びもサポートしており、近江八幡、滋賀になくてはならないお店になること間違いなしです!

木の童具村

令和5年6月11日 日曜日『歴史ある町家に現代の風 〜旧市街地の町家でお茶会が開催されました〜』担当渥美 勉

夏の暑さに向かう季節に、旧市街の町家でお茶会が開催されました。BIWAKOビエンナーレに作品を出展している新進気鋭の作家・田中哲也さんが制作した道具を使用し、歴史を感じる空間に新しい風が吹き込まれ、心地よい時間が流れました。企画したBIWAKOビエンナーレ総合ディレクター中田洋子さんは「現代まで残された貴重な町家で歴史や文化を感じてもらいながら、現代の作品も楽しんでいただけたら嬉しい」と話し、参加者からは「最初はお作法が難しそうで緊張しましたが、斬新で可愛らしい茶器の制作過程の話を聞けてとても楽しかった」との声が聞かれました。参加者の声を聞いた中田さんは、紅葉が綺麗な季節にまた開催したいと話していました。

町屋でお茶会

令和5年6月8日 木曜日『わたしたちだけのはちっこぶっく図書館』担当東 恵子

楽しみながら読書の習慣を、と市内の就学前施設を巡回している移動図書館車「はちっこぶっく号ミニ」が、6月8日(木曜日)、紫雲こどもみらい園(大房町)にやってきました。この日は、先月行われた市内在住の絵本作家・はやしますみさんとのワークショップで、5歳児48人が作ったのれんがかけられており、絵本を選びに来た園の子どもたちは、のれんを見て、「わたしの手型や!」「コレ、ぼくの!」と嬉しそう。見守る先生や市の職員もたくさんの絵本にわくわく。世代を超えて楽しめます。
はやしさんは「自分で気に入った本を手に取り、選ぶとより楽しく、本に親しみが湧きますね」と話していました。

はちっこぶっく号ミニがやってきた

令和5年6月4日 日曜日『八幡堀を美しい景観に』担当馬場 利男

観光名所として位置付けられている八幡堀の一斉清掃が、八幡学区まちづくり協議会環境部会の皆さんを中心として実施されました。午前8時30分から2時間、八幡堀の散歩道のごみや雑草などを、地元住民・スタッフ460人が境橋から幸円橋までの7区間にわたって清掃したり、電動草刈り、かま、手などで雑草を刈り取ったりしていました。刈り取られた雑草はビニール袋に入れられ、遊歩道に積まれたビニール袋は田舟が回収にまわっていました。
バスや鉄道を使って、景観を楽しみに観光客は八幡堀に来ています。このような清掃を行うことで、来訪された人々に気持ちよく見てもらえれば、観光の町として評判も上がるのではないでしょうか。

八幡堀清掃田舟で草を回収

令和5年6月1日 木曜日『さぁ いこう! 全力だしきり 限界突破!』担当馬場 利男

梅雨の晴れ間だった6月1日(木曜日)、金田小学校の運動会が4年ぶりに保護者も観覧できるようになり、グラウンドには朝早くから児童の応援に大勢の保護者が来ていました。
開会式終了後、競技の前にスローガンである、赤群「炎のように燃え続け熱い心で勝ちほこれ」・青群「広い大空へ仲間と共に全力で笑顔を照らし出せ」・黄群「イナズマのように走り出し勝利に輝け」・緑群「絆を大切に勝利をつかみとれ」と各群ごとに発表されました。
団体競技では、1年生は初めての運動会やおばけたちの大運動会、二人で力を合わせてゴールを目指せ、2年生はリズムに乗って楽しく元気いっぱいと大きなパンツを二人ではいて走る競技、3年生は大きなスカーフをマントのように広げて大変身と4色のハリケーンが上陸した、4年生は大旗を使った演技と3人一組でコーナリングを回るリレー、5年生は金小リレーと沖縄のゆいまーる金田エイサー2023、6年生はバトンリレーと組体操の、全部で13種目が披露されました。
競技は午前中のみでしたが、児童たちはグラウンド内で演技したり走ったり、思い出深い半日を過ごし、競技終了後は保護者から盛大な拍手がおくられていました。午後からは保護者なしの表彰式が行われ、子どもたちは成績発表ごとに歓声をあげていました。

金田小学校運動会の組体操

令和5年6月4日 日曜日『町民総出で「美しい町に」』担当東 恵子

大雨が明けて、初夏の爽やかな朝を迎えた6月4日(日曜日)の中小森町では、「環境美化の日」に合わせて「ゴミゼロ大作戦」が実施されました。
集合場所の公民館前には、親子連れから高齢の人までたくさんの人が集まりました。「最近、顔見なかったけど、元気やった?」「えらい雨やったなあ」など、久々の出会いに話も弾んでいました。
6つのコースに分かれてゴミを拾い歩いている途中、ミニガーデンを見つけました。歩かないとわからない発見です。道路のマンホールでさえ、近江八幡仕様だと知りませんでした。「ゴミゼロ大作戦」はゴミを無くしつつ、町の良さを知る絶好の機会ですね。

中小森町のごみゼロ大作戦

令和5年5月28日 日曜日『ボーイスカウトビーバーの集い2023』担当馬場 利男

ボーイスカウトでは学年ごとに部門が分かれており、小学生1年生から2年生までの最年少の部門を「ビーバー」と呼んでいます。「みんなとともに仲良く遊ぶ」「自然に親しむ」「楽しみや喜びを分かち合う」などをねらいとし、さまざまなことにチャレンジしているビーバー。そんなビーバーを体験できるイベントが、5月28日(日曜日)午前10時から近江風土記の丘で行われました。
湖東地区6団の団員と体験希望者、保護者など計63人が参加し、地区委員長・神島幹彦氏のあいさつ後、イベントが始まりました。しっぽとりでは団員と保護者も参加し、しっぽを取られないよう走り回り、絵あわせパズルでは4から5人が8組に分かれて動物の絵を作り上げました。その後は丘に作られた、つなわたり・クモの巣くぐりなど10カ所のポイントで、各自が保護者と一緒に楽しく有意義な時間を過ごしました。
特別参加の淡海環境保全財団・滋賀県地球温暖化防止活動推進センターからは、自転車によるシャボン玉と琵琶湖に生息する外来種の回収ボックス選別の催しが行われていました。

ボーイスカウトを体験

令和5年5月27日 土曜日『江州音頭 師匠会初声式』担当馬場 利男

湖国に伝統芸術としての江州音頭を後世につなぐための、流派や会派の枠を超えた「師匠会」が設立され、5月27日(土曜日)午後1時30分から、日牟禮八幡宮の能舞台で発表会が開かれました。
前座の和太鼓演奏と江州音頭から始まり、式典に続いて桜川又丸子師・桜川愛虎師・桜川梅玉師・桜美家天勝師・桜川貴美若師ら5人の師匠会大御所による唄が披露され、その江州音頭にあわせ、境内では近江八幡民謡舞踊連盟と豊里町江州音頭保存会・湖南市舞反貴輪流の有志や市民も参加して盛大な踊りの輪を繰り広げました。終了後には見物客から惜しみない拍手が送られました。

江州音頭師匠会初声式

令和5年5月27日 土曜日『音楽でつなぐ地域の心ときずな』担当馬場 利男

音楽を通して地域のつながりを深めようと、5月27日(土曜日)10時から、武佐学区まちづくり協議会主催、武佐学区社会福祉協議会が共催し、武佐コミュニティセンターの多目的ホールで音楽鑑賞会が開催されました。
高校時代にびわこ放送の音楽番組に共に出演したという、野洲市で活動している7人の昭和歌謡バンド・ゴールド(代表 仲江恵子)が、青い山脈・花嫁・高校3年生などの懐メロ13曲を生演奏。軽快なリズムと巧みな話術を聞いて1時間を過ごしました。青春時代に思いをはせた参加者37人は、思い思いにペンライトや紙で作った花、手作りうちわなどでバンド演奏を応援し、体全体でリズムを感じながら、会場と演奏者が一つになって大いに盛り上がりました。短い時間でしたが、地域住民が音楽をともに楽しむ事によって絆が強まったのではないでしょうか。6月17日(土曜日)には「音楽でつなぐ地域の心ときずな2」が予定されています。
また、コミュニティセンター前では6月11日(日曜日)までムシャリンドウの展示会が開催されています。

武佐コミセンで昭和歌謡のバンド

令和5年5月27日 土曜日『踊る楽しさを心に打ち続ける Fun beatsが目指す「1位」』担当松村 美沙枝

現役中学生ダンスチーム「Fun beats」は、現在活動2年目。様々なコンテストで賞を獲得し、2月には関西代表として全国大会にも出場!さらに高みを目指して日々猛練習中だそう。メンバーの室谷美桜さん(近江八幡市在住)は「それぞれ個性がある中で、3人一緒になったときの相乗効果と、仲が良いからこそ出せる空気感が私達の強み。目指すは全国優勝、皆さん応援していてください!」と弾ける笑顔で話してくれました。

ダンスチームファンビーツ

令和5年5月27日 土曜日『故・安川前選管委員長が叙勲受章』担当東 恵子

前市選挙管理委員会委員長の故・安川正樹さんが、亡くなった日の令和4年12月5日付で旭日単光章を授与され、5月27日(土曜日)、住職を務めた覚永寺(赤尾町)の総会でお披露目されました。
安川さんは平成22年7月から市選挙管理委員会委員、平成26年7月から委員長を歴任。投票しやすい環境づくりなどに貢献されました。
長女の真美さんは「名誉ある叙勲を拝受し大変光栄です。ご縁ある皆さまにお披露させていただけて良かったです」と話していました。

叙勲受賞のお披露目

令和5年5月23日 火曜日『地域で高齢者の安全運転』担当馬場 利男

令和5年5月11日から20日まで、春の全国交通安全運動が開催されました。新聞やテレビでは高齢者の操作ミスから、店舗や横断歩道での事故や、右折左折時の事故が多発していることが報道されています。
5月23日(火曜日)に鷹飼団地豊友会(会長・仲東 勇)が、11時から近江八幡警察署交通課の伊藤尚志氏を講師に迎え、高齢者向けの交通安全教室を開き、16人が参加しました。高齢歩行者の死亡事故では道路横断中に発生したものが多いという現状や、今年度から始まった自転車ヘルメット着用の努力義務について、また県警察本部で5月から開始された先着200人を募集している「お試し自主返納」などの話を聞きました。「お試し自主返納」とは、実際には運転免許証を返納せず、1か月程度自動車を運転しない生活を「お試し」する取り組みで、メリットとして協賛店舗でサービスを受けられるそうです。
高齢者が毎年増える中、有意義な50分間の研修でした。このような研修、実際の取り組みから、高齢者だけでなく子どもや成人も交通事故に巻き込まれないよう、事故が少しでも減少することを願いたいです。

鷹飼団地豊友会で交通安全教室

令和5年5月20日 土曜日『ヴォーリズが設計したツッカーハウス(旧近江サナトリアム) 20年の時を経て復活』担当渥美 勉

5月15日から20日まで、ヴォーリズ記念病院内にあるツッカーハウスで見学会が開催されました。1915年に大切な友人を結核で失ったヴォーリズは「豊かな日光、緑に囲まれた風景とさわやかな風など、神の与えたもうた自然そのものが、人間の内なる快復力を励ます」という理念のもと、冬至でも陽の光がさんさんと入るサナトリウム(結核療養所)としてツッカーハウスを1918年に建築しました。「ヴォーリズ遺産を守る市民の会」会長の辻友子さんは「ツッカーハウスは、昔、父が働いていたこともありました。子どもの頃、周辺を植樹した思い出もある大切な場所。取り壊しの話を聞いた20年前から、なんとか存続できないかと活動を続けてきました。長い時間がかかりましたがようやくお披露目となり、とても嬉しい。今後は、ミニ音楽会などを実施して市民が憩う場所にしていきたい」と話してくれました。

ツッカーハウス見学会

令和5年5月17日 水曜日『のれん作りでマイ図書館に!』担当東 恵子

本に親しみ読書の習慣を、と導入された移動図書館「はちっこぶっく号」のおとうと分「はちっこぶっく号ミニ」が今年度から巡回に加わりました。そこで、5月17日(水曜日)、紫雲こどもみらい園(大房町)の5歳児48人が、市内在住の絵本作家・はやしますみさんと一緒に、車にかける園ののれん作りをしました。
思い思いの色を手のひらに塗り、布地に手型を押していろんな形ができました。「楽しい」「冷たくて気持ち良い」と、子どもたちは大はしゃぎ。
出来上がったのれんは、6月8日(木曜日)にやってくる「はちっこぶっく号ミニ」にかけられます。お目見えが楽しみですね!

はちっこぶっく号ミニののれん作成

令和5年5月13日 土曜日『自然の豊かな沖島を楽しもう』担当馬場 利男

子どもたちが緑と親しみ、緑を愛し、緑を守り育てる活動を通して、ふるさとを愛し、そして人を愛する心豊かな人間に育っていくことを目的として、近江八幡市緑の少年団(団長・川橋袖子さん)が、5月13日(土曜日)に新緑豊かな沖島で、第1回目の研修を開催しました。
沖島の事を知り尽くしているおやじ連の塩川和宏さんのガイドで、団員や保護者、スタッフの20人が9時30分に沖島港を出発し、お花見広場・ホオジロ広場(ケンケン山)・見はらし広場(尾山)の約4キロを縦走しました。登山道も整備されており登りやすかったです。
ガイドから縦走中に見つけた、さるのコシカケ、ゼンマイ、モチツツジなどの説明を聞き、休憩場所では対岸の高島方面や、普段見られない休暇村方面の景色を見ることができました。団員らは「景色が綺麗だった」「疲れたけど楽しかった」と話していました。団員にとって沖島はあまり行く機会がなかった場所なので、この研修は有意義なものになったのではないでしょうか。

緑の少年団沖島で記念撮影

令和5年5月13日 土曜日『未来の代表選手はあなたかも?! ユニバーサルスポーツ「ゴールボール」の体験会』担当松村 美沙枝

2025障スポでオープン競技のゴールボールは、障がいのある人もない人も出場できるって知っていましたか?
ゴールボールは、視覚を遮断するためにアイシェード(光が入らないように作られたゴーグル)をつけ、鈴の入ったボールの「音」を感じ、ラインの下に張られたロープを「触」って位置や方向を確認し、身体全体でゴールを守り、暗闇の中相手のゴールめがけて攻撃する競技です。近江八幡運動公園体育館でゴールボール体験会が開催されたのは、これで2回目。滋賀県ゴールボール協会は、守山を拠点に今後も県内各地を周り、選手・そして大会に携わってくれるレフェリー(審判)の輪を広げていく予定だそうです。
「聴覚に頼る分、いつもより人の声の優しさやちょっとした音の響きなど、とても新鮮に感じることができた」という参加者の感想が印象的でした。
視覚に頼らず思い切り体を動かす新感覚のスポーツ、今から初めてみるのもいいかもしれませんね!

ゴールボール体験会

令和5年5月14日 日曜日『人にも地球にも優しい蜂蜜で近江八幡を元気に! 地域おこし協力隊・谷口さんの挑戦』担当渥美 勉

近江八幡市地域おこし協力隊として活動中の谷口晟士さん(写真左)が、仲屋町のまちや倶楽部内に蜂蜜専門店をオープンしました。谷口さんは「蜂蜜は砂糖と比べて、環境への負荷が少なく栄養バランスも整っている、人にも地球にも優しい甘味料。その魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたい」との思いから起業を決意したそうです。まちや倶楽部は以前から地域おこし協力隊の活動でお世話になった場所で、ともに旧市街地を盛り上げていきたいと意気込みを話していました。

まちや倶楽部の蜂蜜専門店

令和5年5月9日 火曜日『カフェにキッチンカーがやってきた!』担当東 恵子

加茂町にある社会福祉法人・おうみ福祉会の第2作業所「きみいろ」にあるカフェ「Den-en kitchen」で5月9日(火曜日)、人気のキッチンカー「スープのある日常」がやってきました。
きみいろは5月に開所したばかり。このキッチンカーをきっかけに、地域の人に来てもらい、作業所のことを知って欲しいと企画されたものです。当日は予想以上の来客で、商品は全てソールドアウトしました。
Den-en kitchenは、地域の子ども食堂とのコラボレーションも考えているそうです。きみいろでは、「月曜〜金曜までカフェをしています。地域の人たちが、気軽に立ち寄れる憩いの場所になれば」と話していました。この日のキッチンカーは、6月14日(水曜日)もやってくるそうです。

キッチンカーのスープのある日常

令和5年5月6日 土曜日『賀茂神社「足伏走馬」』担当馬場 利男

馬にゆかりのある賀茂神社で古来から受け継がれてきた神事が、5月6日(土曜日)午後3時から同神社の馬場にて開催されました。競馬の原型ともいわれており、400メートルの直線コースを「七頭の馬」が競争します。騎手は赤や黒の装束を着て馬にまたがり、太鼓の音を合図に勢いよくスタートしました。馬は砂煙を上げながら駆け抜けていき、馬場の両脇には大勢の観客がその威勢に歓声をあげ、走り終えると大きな拍手が送られました。
初めて足伏走馬を撮影しましたが、競争どきの写真が上手に撮れませんでした。来年に再度挑戦します。

加茂神社の足伏走馬

令和5年5月5日 金曜日『沙沙貴神社 子どもまつり』担当馬場 利男

50年以上前から伝わる伝統の子どもまつりが、5月5日(金曜日)に沙沙貴神社で開催されました。子どもたちがみこしと花車をもって、「本社」「聖社」「若宮」の3コースに分かれて地域を廻る渡御(とぎょ)が13時にスタートし、約1時間30分かけて鳥居前に勢揃いしました。
鳥居前から楼門に移動すると、子どもたちや関係者は16時まで出店やゲームなどが楽しめる杜遊(もりあそび)で休憩をしていました。16時からの管絃祭(かんげんさい)では、境内でみくじ神事や三社の舞を行い、子どもたちによって順番にみこしがワッセイ・ワッセイとかつがれると、保護者や参詣者からは惜しみない拍手が送られました。

沙沙貴神社の子どもまつり

令和5年5月4日 木曜日『白花 なんじゃもんじゃが満開』担当馬場 利男

沙沙貴神社に、何だこの花?と思われる不思議な樹木があります。日本では対馬と木曽川沿いにしかみられないようですが、「なんじゃもんじゃ」の愛称で親しまれているモクセイ科の落葉樹、ヒトツバタゴです。例年より1週間程度早く満開の花が咲き、参詣者や見学者を和ませていました。
昭和63年になんじゃもんじゃの苗木を5本献納いただき、30余年を経て現在では境内に大・小10本の木があります。花びらが4枚に見えますが、実は一枚の花びらが裂けたもので、遠目には粉雪が積もった様に見えます。
今年はゴールデンウィークに見ごろを迎え、5日の例祭の子どもまつりとも重なるため大勢の人がなんじゃもんじゃを楽しむことができそうです。

沙沙貴神社のなんじゃもんじゃ

令和5年5月6日 土曜日『大迫力で疾走「足伏走馬」』担当渥美 勉

賀茂神社で、平安時代から続く競馬の原型ともいわれる「足伏走馬」が5月6日に開催されました。新型コロナ感染症への対応も緩和されつつあるなか、ゴールデンウィークということもあり多くの観客で賑わった会場では、大迫力で馬が疾走する度に歓声が上がり、「すごい!」「どっちが勝つかな!?」といった声が聞こえてきました。

2023足伏走馬

令和5年4月23日 日曜日『岩戸山十三仏「千日会」護摩祈祷』担当馬場 利男

4月23日(日曜日)午後1時から、岩戸山十三仏で「千日会」の護摩祈祷が行われました。この日にお参りすると、千日お参りしたのと同じ御利益があるといわれています。御堂前の広場には安土町内野自治会の世話方による護摩壇が設置されました。
正寶(ほう)寺の中村實應住職と大圓(えん)寺の内田智教住職が世界平和・無病息災を祈祷する読経を行い、続いて信者から寄せられた家内安全や交通安全、無病息災の護摩木を祈祷する読経が1本ずつ読み上げられました。住職から受け取った護摩木を世話方が燃え盛る護摩壇に千本程度投げ入れ、火柱が上がりながら護摩祈祷は50分間にわたって行われました。
世話方の辻井傳一さんは「世界平和が一刻も早く来ること願っています」と話していました。

岩戸山十三仏護摩祈祷

令和5年4月29日 土曜日『第17回八幡山親子タケノコ掘り大会』担当馬場 利男

「八幡山の景観を良くする会」主催、「(一社)秀次家臣団屋敷跡竹林を守る会」共催によるタケノコ掘り大会が4月29日(土曜日)に開催され、50家族・約240人(スタッフ含む)が参加しました。代表の村西耕爾さんは「2005年から竹林や遊歩道の整備を行い現在の八幡山の姿になりました。今年のタケノコは成長が1週間ほど早く、食べごろは先から15センチメートル位までです」と話されていました。
5つの班に分かれて山に入った親子たちは、タケノコの根が大きくスコップやクワが入らず四苦八苦しながら、スタッフの手を借りてタケノコを掘っていました。子どもたちは穫れたタケノコをみて笑顔になり、収穫後は「しんどかった」「穫れて良かった」「来年も来ます」と話していました。昼前にカレーライスの食事や紙芝居などがあり、けがなどもなくイベントは終了しました。スタッフの皆さんは前日からの準備お疲れさまでした。
八幡山が今後も憩いの場として市民が訪れることを願っています。

第17回親子タケノコ掘り大会

令和5年4月28日 金曜日『花を通して魅力あるまちづくり』担当東 恵子

南津田町の西川新吾さんは、2009年から10年間、GWに自宅の庭を開放して「オープンガーデン」を始めました。10年目はGW期間中に4300人が来園したそうです。「訪れた1人1人が自宅で1つ苗を植えると、地域に花が咲き誇ります」と西川さん。
  今年の4月27・28日は高齢・福祉施設関係者限定で開放。取材した28日は市内外から4組が訪れました。
琵琶湖の水草堆肥を入れた土は、デルフィニウムが元気に育ち、蝶やミツバチが飛び交っていました。西川さんは、町内の仲間と「南津田花の会」を発足。ウォーキングの人たちが憩える花壇を作るなど、花のまちづくりに力を入れています。

西川邸オープンガーデン

令和5年4月22日 土曜日『岩戸山十三仏参り「千日会」』担当馬場 利男

近江八幡市安土町内野にある霊山、岩戸山にある岩戸山十三仏では、飛鳥時代(約1300年前)、聖徳太子が箕作山の南部に瓦屋寺を建てた時、向こうの岩戸山に金色の光を発する不思議な岩を見つけ、その岩に不動明王や釈迦如来など13体の仏を刻まれたと伝えられています。
岩戸山十三仏は安土で唯一の磨崖仏であり、石仏は82番まであります。4月22・23日には登山道が解放され、無病息災を願う地元や県内の人が参詣に参っていました。まえかけは地元関係者が新しいものと取り替えていました。
御堂を通り過ぎた奥は、箕作山、太郎坊へと続く登山道で、当日は県内から100人前後の登山者が登って行きました。私も2時間かけて初めて登り、頂上では望遠カメラで近江八幡市内・琵琶湖のシャッターを切りました。

岩戸山十三仏

令和5年4月19日 水曜日『障がいのある人も「投票に行こう」』担当東 恵子

4月19日(水曜日)文化会館小ホールで、障がい者福祉事業所に通う6人が、市議会議員選挙の期日前投票を行いました。
知的障がいの程度により自分で名前を書けない人は、事前に事業所と選挙管理委員会とで意思表示方法確認していたこともあり、「代理投票」でスムーズに投票していました。「代理投票」とは、投票所の事務従事者2名が投票者の意思を確認し代筆する制度であり、今回の投票では保護者が用意した顔写真で意思表示する人もいました。
選挙管理委員会では、依頼を受けた学校で選挙制度の説明や模擬投票を行う出前講座を実施し、若年層の投票も呼びかけています。福祉事業所でも行い、障がい者がより投票しやすくなるといいですね。

代理投票

令和5年4月19日 水曜日『白鳥川で泳ぐ鯉のぼり』担当馬場 利男

こどもの日(5月5日)を前に、「白鳥川の景観を良くする会(代表・佐藤成宣)」が4月19日(水曜日)に鯉のぼりの川渡し設置作業を行いました。
市立総合医療センター前の白鳥川には、堤防両岸から固定されたロープに58匹の鯉が3列に泳ぎ、サイクリングロードや医療センター前のフェンスには、金太郎が描かれた鯉のぼりなど、合計117匹の鯉のぼりが設置されました。医療センターの医療従事者や職員、入院患者、関係者などはもちろん、サイクリングロードでウォーキングをされている人にも、少しでも癒しが伝わればいいと思います。

白鳥川で泳ぐ鯉のぼり

令和5年4月21日 金曜日『アレルギーの子どもにも 安心でおいしい洋菓子を』担当松村 美沙枝

近江八幡市在住、製菓・製パンをされているriz.cinq(リ・サンク)の塚本さん。自身のお子さんのアレルギーが判明した際、子どもも喜んで口にできるアレルギーフリーの食べ物を探すのに、とても苦労されたそう。それをきっかけに、「小麦・卵・乳・白砂糖不使用」の生地を自分で作ることに。容易な製菓ではないものの「アレルギーの人が食べられることはもちろん、近年生産の減っている米の普及にもつながれば」との想いで、現在”県産県消”を夢にさまざまな米粉で試作中とのこと。実現が楽しみですね。

アレルギーフリーのお菓子

令和5年4月14日 金曜日『子ども茶道教室』担当馬場 利男

日本の伝統文化である茶道との出会いを大切にし、お茶の頂き方・楽しみ方・立ち居振る舞いを習得してもらうための子ども茶道教室 (茶道なごみこども会代表・梅村智子) が、 4月8日 (土曜日) 午前9時20分から午後2時20分に、 八幡コミュニティセンター和室で行われました。30人の参加者があり、 コロナ対策として時間ごとに参加者を5人から7人程度に振り分けて行われ、 茶室の出入り、お辞儀の仕方、 お菓子の食べ方、お抹茶のいただき方など茶道の基本的な流れを教わりました。初心者や何年も教室に来ている子どもたちが、 先生たちから優しく分かりやすく教えてもらっていました。 小さな子どもたちは、 正座が長くできずに足をもじもじ動かしながら頑張っていました。400年余りにわたる茶道文化を、多くの子どもたちが継承・発展していってくれることを願っています。

子ども茶道教室

令和5年4月14日 金曜日『夜空をこがせ 八幡まつり』担当馬場 利男

4月14・15日の2日間、日牟禮八幡宮の宮前馬場で、1200年の歴史と伝統を持つ春本番の八幡まつりが、4年ぶりに従来のかたちで開催されました。
当日、12郷の氏神がヨシと菜種がらで作り上げられ、大・小の松明が設置されました。なかには10m以上におよぶ大きな松明が馬場に立ち並び、雄大な姿を見物客に見せていました。
午後8時過ぎ、打ち上げ花火を合図に仕掛け花火が点火され、大太鼓の雄大な音とともに、市井の松明に点火されて「引きずり松明」が始まりました。子どもも混じって神社境内に向かい、松明が戻ってくると、2番目の北之庄の「とっくり松明」に順次点火されました。その後、馬場内の松明に奉火されると、炎は夜空に勢いよく燃え上がり、見物客から火柱に大きなどよめきが上がりました。

八幡まつり

令和5年4月13日 木曜日『たつの商人あらわる!』担当東 恵子

兵庫県たつの市で即席麺を製造販売している会社の専務・伊藤喜忠さんが、二人の社員とともに北陸を目指して行脚中、近江八幡に立ち寄りました。
60年前、製粉業から即席麺作りを始め、背負子を担いで行商して歩いた先代の祖父のように、初心に帰り、商品の良さを知ってもらいたいと思ったそうです。
天秤棒を担いで商いをした近江商人のようで、たつの市を身近に感じました。

たつの商人

令和5年4月9日 日曜日『近江八幡駅で絵馬の奉納』担当東 恵子

近江八幡駅では、絵馬をかたどった用紙に願い事を書いてもらい、日牟禮八幡宮に奉納する「絵馬に想いをのせて」を4月21日(金曜日)まで設置しています。
絵馬の起源は古く、神の乗り物としての馬「神馬(しんめ)」を奉納したのが始まりとする説も。
通勤、通学だけでなく旅行客も増えた駅で、近江八幡を代表する神社への絵馬の奉納、「叶った!」というたくさんの笑顔が待ち遠しいですね。

絵馬に願いを

令和5年4月1日 土曜日『どんな道? こんな道「朝鮮人街道」下』担当東 恵子

21年前の2002年10月19日・20日、近江八幡市内で「朝鮮通信使ゆかりのまち全国交流会近江八幡大会」という催しが開かれました。「JAPAN KOREAフェスティバル2002」の一環で、姉妹都市の韓国・密陽(ミリャン)市などから約500人が参加し、大規模なパレードが行われました。
三重県の無形文化財に指定されている津市の「唐人踊り」も披露され、道端で曲芸をする一行には、人だかりができていました(写真)。
パレードの最後には、本願寺八幡別院(北元町)に会場を移し、通信使のトップ・正使に扮した密陽市長(当時)から代官役の近江八幡市長(当時)に親書が手渡され、末永い友好を誓い合いました。

朝鮮人街道下

令和5年4月1日 土曜日『どんな道? こんな道「朝鮮人街道」上』担当東 恵子

「朝鮮人街道」と、地元の人が呼ぶ道路は、商業施設や飲食店も並ぶ「大津能登川長浜線(県道2号)」の一部ですが、歴史的に名付けられた街道は、野洲・行畑から彦根の鳥居本間(約40キロ)。市内では、小船木町から願成就寺を通り、京街道を経て、仲屋町、出町、縄手町を通る経路だそうです。
江戸時代、江戸幕府へ向けて往来した朝鮮国の「外交使節団」を朝鮮通信使といい、一行が通過したのが朝鮮人街道で、通信使が通過した町々には今も、岡山県牛窓町の「唐子踊」、三重県津市の「唐人踊り」など異国情緒あふれる祭りが伝わっています。
慶長12(1607)年以降、滋賀県には10回訪れ、近江八幡市に立ち寄り北元町の本願寺八幡別院(写真)で昼食をとったそうです。

朝鮮人街道上

令和5年4月1日 土曜日『燃えろ もえろ 火祭り「大松明」』担当馬場 利男

さくら満開の季節、4月1日(土曜日)に、コロナ禍で中止されていた沙沙貴まつりが4年ぶりに開催されました。
開催前までに満寿(42歳以上)の人々によって長径2メートル、長さ5メートルもある大松明が作られ、常楽寺会館前に用意されました。隊列が出発する午後3時前には、大松明の上に提灯をもった頭領4人が乗り、一番前の頭領は大松明に点火するわら細工を背負っていました。鹿角のような雌雄2個のわら細工を持った手桶おどりが終わると隊列は出発し、各所で休憩をとりながら、3時間かけて沙沙貴神社に着きました。
大松明が午後8時前に桜門前の特設広場に建てられ、頭領によりご神火が投げ込まれると、拍手が一斉に鳴り響きました。ごうごうと大松明が燃え、火花が夜空に舞い上がり、見物客からはどよめきがおこりました。やがて拝殿より3社(3基)の神輿が大松明の前を往復し、祭りはいやがうえにも盛り上がりました。
近江八幡に45年定住し、ずいぶん本市を知っているつもりでしたが、取材を通してまだまだ知らないことが多いと思いました。

沙沙貴まつり

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課
〒523-8501 滋賀県近江八幡市桜宮町236番地
電話番号:(秘書)0748-36-5523 (広聴広報)0748-36-5526
ファックス:0748-32-2695
​​​​​​​
メールフォームによるお問い合わせ