馬淵学区の中山道・史跡について

更新日:2024年02月07日

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馬淵学区における中山道

 

江戸時代の五街道のひとつである中山道は、市内では老蘇学区や武佐学区、そして馬淵学区を通過しています。国道8号線の交差点「六枚橋」の名称は、中山道に架けられた石橋に由来します。また附近の岩倉・長福寺山は良好な石材の採れる石切り場で、この地を本拠とした石工集団は「岩倉の石工」と呼ばれ、豊臣秀吉の時代に活躍しました。

中山道は現在の西宿町から馬淵町まで国道八号線と重なり、八幡神社前から西へ旧道に入り、東横関町内を通り日野川と交差します。この東横関の日野川に架けた二艘の橋船の上を渡る旅人の風景が、歌川広重の浮世絵版画「木曽海道六拾九次之内武佐」に武佐宿の景観として描かれています。

県内屈指の古墳群「千僧供古墳群」と「千僧供町地域歴史資料館」

馬淵学区の千僧供地域では、数多くの古墳が出土しており、県内屈指の古墳群が確認されています。平成19年、地元千僧供町まちづくり委員会を中心に地域の歴史文化財の環境美化・整備活動への気運が高まり、「千僧供町地域歴史資料館」が開設されました。同館は住民ボランティアが運営する手づくり資料館として古墳時代の出土品を中心に、祭礼や寺社の資料を展示しています。また、千僧供町を中心に地域の文化財を解説した写真やイラスト入りの地図「イラストマップ」が作成され、来館者に配布されています。
このマップには、地域の宝を大切に守り、その歴史・文化的価値を後世に伝えていこうという地域住民の思いが込められています。

 

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