認知症の基礎知識
「認知症」とは?
1 「認知症」と単なるもの忘れは違います
誰でも歳を重ねるにつれ、もの忘れが気になったり、新しい事が覚えにくくなりますが、認知症と加齢によるもの忘れは異なります。
認知症の記憶障害 | もの忘れ |
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単なる物忘れの場合でも、数日前に食べた食事のメニューを忘れてしまうことがありますが、認知症が疑われる場合は、食事をしたこと自体を忘れてしまいます。
「認知症」とは?(パネル1) (PDFファイル: 709.4KB)
2 早めの受診が大切です
”認知症は治らない病気だから仕方がない…” これは誤った考えで、全てがそうではありません。
- 治せる認知症なら改善する可能性があります。
- 治せなくても進行を遅らせることが可能です。
- 自分らしく過ごせる時間が長くなります。
認知症は早期に発見、治療することが大切です
早めの受診が大切です(パネル2) (PDFファイル: 665.4KB)
3 もしかして「認知症」?
普段の生活で気になることはありませんか?以下は一例です。詳しくは、添付資料をご覧ください。
今までできていたのに…
- 料理や計算、運転などのミスが多くなった、新しいことが覚えられない
不安感が強くなった?
- 外出する時、持ち物を何度も確かめる
記憶があやふや
- 同じことを何度も言ったり聞いたりする
性格が変わった?
- 穏やかだった人が些細なことで怒りっぽくなった
今何時、ここはどこ?
- 約束の日時・場所を間違えるようになった、慣れている道でも迷うことがある
どうもやる気が…
- 身だしなみを気にしなくなった、趣味やテレビに関心がなくなった
もしかして「認知症」?(パネル3) (PDFファイル: 1.2MB)
4 理解とかかわり方が大切です
認知症が進むと、”無気力でしょんぼりとうつ状態になる” ”どこにいるのか分からなくなり家に帰れなくなる”などの症状が出てくる場合があります。このような症状は、周囲の人の理解や適切な対応で改善することがあります。
「接し方」3つのポイント!
- 驚かさない
大声で話したり、後ろから声をかけたりしないようにしましょう - 急がせない
優しい口調で話し、ゆっくり話を聞きましょう - 自尊心を傷つけない
叱らない、否定しない、強制しないようにしましょう。
理解とかかわり方が大切です(パネル4) (PDFファイル: 881.0KB)
5 「認知症」の相談窓口
「ちょっと気になる…」 その症状をほっとかないで!
- 最新のデータでは、高齢者の15%が認知症を抱えていると言われ、決してめずらしい病気ではありません。
少しでも不安に感じたら、できるだけ早く医療機関を受診することが大切です。
1.医療機関(かかりつけ医など)にご相談ください。
- 「普段のかかりつけの診療所」または「認知症相談医や認知症サポート医のいる診療所や医療機関」を受診してください。
- 認知症相談医やサポート医
- 認知症の診療を行う病院
2.地域包括支援センターへご相談ください。
中北部地域包括支援センター(八幡、岡山・島・沖島学区にお住いの方)
電話 0748-31-1970
東部地域包括支援センター(金田、馬淵、武佐学区にお住まいの方)
電話 0748-36-240
西部地域包括支援センター(桐原、桐原東、北里学区にお住まいの方)
電話 0748-36-2205
安土地域包括支援センター(安土、老蘇学区にお住まいの方)
電話 0748-46-4134
「認知症」の相談窓口(パネル5) (PDFファイル: 811.9KB)
6 「認知症」を正しく知ろう
認知症について学びませんか?-キャラバン・メイトが活動しています-
- 市では50人以上のキャラバン・メイトが、認知症の人や家族を見守り地域みんなで支え合うために、自治会、企業、学校へ出向いて認知症を多くの方に知ってもらう活動をしています。
- 子どもから高齢者まで誰にでも分かりやすく認知症を知ってもらえるようペープサート(紙人形劇)などを行っています。
- 勉強会のご相談は、長寿福祉課(地域包括支援センター)(電話番号31-3737)までお問い合わせください。
この記事に関するお問い合わせ先
福祉保険部 長寿福祉課
〒523-0082 滋賀県近江八幡市土田町1313
電話番号:0748-31-3737
ファックス:0748-31-3738
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更新日:2023年05月24日