積雪および雪害に対する農作物・農業用施設への対策について

更新日:2023年06月19日

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雪害被害防⽌に向けた技術対策

農業⽤ハウスを⼤雪等の災害から守るため、保守管理や補強は重要です。

常に気象情報を注視し、⽇頃からの点検・保守管理を実施しましょう。

また、低気圧が襲来し⼤雪が予想される前にはチェックリストを参考に被害防⽌に努めましょう。

事前の対策

1.ハウスの被覆資材の破れや隙間の点検、補修等により、保温性向上に努める。
2.⾕樋など荷重が集中すると思われる部分を特に補強する。
3.基礎部分が腐⾷している場合は、パイプの交換や補強資材により、強化を図る。
4.基礎の沈下を防ぐため、⾕樋からのオーバーフロー防⽌対策を講ずる等、施設の保守管理と構造強化に努める。
5.停電した場合に備え、かん⽔に必要な⽔をタンクに貯めておく。

降雪直前からの対策

1. チェックリストを活⽤して、保守管理を確認する。
2. 積雪前に内部被覆を開放した上で暖房を⾏い、融雪対策に努める。
3. 積雪深がハウスの耐雪強度を⼤きく上回る場合は、被覆資材を切断除去することで施設への積雪を防ぐ。

降雪前のチェックリスト項目

【情報収集】
1. 最新の気象情報、警報、注意報を常にチェックしていますか。

【融雪準備】
2. 暖房機の燃油残量は⼗分にありますか。
3. 暖房機は正常に作動するか確認しましたか。
4.(発電機を持っている場合)⾮常⽤発電機を加温機、環境制御装置に接続し、動作
確認を⾏いましたか。


【補強対策・雪の滑落促進】
5. ブレースや筋かいの留め⾦具に緩みがないか点検しましたか。
6. 基礎部、接続部分、⾕の樋・柱に腐⾷・サビはありませんか。
7. ⾕樋や排⽔路、ハウスの際などの残雪やゴミは取り除きましたか。
8. 準備していた中柱をたてるなど応急的な補強はしましたか。
9. 作物を栽培していないハウスは被覆資材を外しましたか。
10. 被覆材の表⾯に雪の滑落を妨げるような突出物はありませんか。
11. 雪の滑落を妨げる防⾵ネットや外部遮光資材等が展張されていませんか。

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