びわ湖の魚を使ったレシピをご紹介!in沖島

更新日:2026年04月24日

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株式会社ABC Cooking Studioから、地域活性化起業人として近江八幡市に派遣されている辰已まり花先生が、沖島を訪れ、地元食材を使用したレシピを紹介します。

さらに、今回は、沖島漁業協同組合で勤務する川瀬さん、宮本さん、そして地域おこし協力隊の橋本さんにお話を伺いながら、沖島の魅力も一緒にお伝えします。

 

川瀬さんとまり花先生

一品目「コアユと新じゃがいものアヒージョ」

コアユと新じゃがいものアヒージョ

旬のコアユと新じゃがいもを使い、オリーブオイルでじっくりと火を通した一品。

コアユのほろ苦さとじゃがいもの甘みが引き立ちます。

レシピはこちらから

 

川瀬さん
川瀬さん
コアユのおすすめポイントは、「まるごと食べられるやわらかさとおいしさ」です。
まり花先生
まり花先生
魚は下処理が大変なイメージがありますが、コアユはそのまま調理できる手軽さも特徴ですね!

 

琵琶湖では、4月頃からコアユの漁が盛んになります。

主に「細目小糸漁」と呼ばれる刺し網漁で行われ、8月頃まで続きます。

沖島では、この刺し網にかかった魚を外す際に、独特な方法が用いられています。

漁船に高く組まれた足場に網を掛け、その網を振るって魚を外すというもので、この方法は、沖島発祥といわれています。

また、6月の限られた期間には、「沖すくい網漁」も行われ、季節ごとに異なる漁の風景を見ることができます。

 

さらに、沖島に設置されているマンホールには、この刺し網漁の様子がイラストとして描かれています。

設置は島内に2か所のみ。島を訪れた際には、ぜひ探してみてください!

 

沖島マンホール

二品目「うろりと白ネギのアヒージョ」

ウロリと白ねぎのアヒージョ

ウロリの佃煮の甘辛い味付けと白ねぎの甘みを引き出した一品。

シンプルな調理ながら、素材の持ち味をしっかりと感じることができます。

レシピはこちらから

 

三品目 「うろりで簡単!和風あんかけオムライス」

ウロリで簡単!和風オムライス

ウロリのうま味を活かし、和風だしで仕上げたやさしい味わいのオムライス。

手軽に調理できる一品でありながら、湖魚の魅力をしっかりと感じることができます。

レシピはこちらから

 

 

ビワヨシノボリの稚魚は、この地域では、「ウロリ」や「ゴリ」と呼ばれています。

体長はわずか1.5センチメートルほど。

そうめんのように細く白いその姿は、湖の中で静かにきらめきます。

ウロリの佃煮は、一年を通して手に入りやすく、ご家庭でも手軽に楽しめます。


琵琶湖では、7月中旬になるとウロリ漁が解禁され、夏の訪れを告げます。

沖合に広げた網を、いかりで固定した船からゆっくりと引き寄せていく「沖びき網漁」は、長年受け継がれてきた知恵と技の結晶です。

 

沖島では、「ゴリ」を使ったお弁当「ごりのおにぎりと季節の自野菜 沖弁」が販売されています。

ごりのおにぎりと季節の自野菜 沖弁

 

このお弁当を手がけているのは、沖島漁業協同組合女性部「湖島婦貴の会」の皆さん。

現在20名の会員が、沖島漁業会館内で、地域の味を大切に守り続けています。

 

令和8年秋には沖島漁業会館のリニューアルが予定されており、新たな食堂スペースでは、湖魚や島の野菜を使った料理の提供も計画されています。

新メニューの開発にも取り組まれており、沖島ならではの食の魅力発信に一層力を入れられています。

 

Q. 新メニューはどのように考え、作られているのですか。

宮本さん
宮本さん
基本的には、自分でアイデアを考え、会長や役員に相談しながら進めています。
試食を重ねて、みんなで意見を出し合いながら決めています。
「ごりのおにぎりと季節の自野菜 沖弁」は、滋賀県と連携したグルメ開発の企画で、情報誌「じゃらん」にも掲載されました。
外に出かけることで新しい発見や刺激を受けることが多く、こうした経験もメニューづくりに生かしています。
毎年、東京にある「ここ滋賀」にも足を運んでおり、東京ではお酒の試飲なども人気があります。
沖島でもこうしたイベントができないかと考えています。

Q. 漁業会館のリニューアルの見どころや特徴を教えてください。

川瀬さん
川瀬さん
大きなポイントは、食堂と展示スペースのリニューアルです。
食堂は冷暖房を完備し、より快適に利用していただけるようになります。
交流施設として、さまざまな方に関わっていただける場所にしたいと考えています。漁業会館を中心に人が集まり、にぎわいが生まれる拠点にしていきたいです。
展示室では、沖島や琵琶湖に関する絵や写真の展示に加え、書籍なども設置し、情報発信や学びの場として活用していきたいと考えています。
ハード面の整備に加え、今後はソフト面の充実も重要です。
ホームページのデザイン見直しや、メニュー開発にも取り組んでいきたいと考えています。

Q. リニューアルについて、どのようなお気持ちですか。

宮本さん
宮本さん
とても楽しみにしています。ただ、最初は珍しさもあって多くのお客さんに来ていただけると思うので、しっかり対応できるかという不安もあります。
場合によっては、学生などの短期ボランティアの方に協力をお願いすることも必要になるかもしれません。

宮本さんの画像

 

料理を行ったのは、沖島にある民泊「湖心」。

島外からの利用だけでなく、島民同士の交流の場としても活用されている施設です。

民泊「湖心」

 

この施設を管理する地域おこし協力隊の橋本さんは、3年前に沖島へ移住されました。
また、川瀬さんも、地域おこし協力隊として沖島に移住され、現在は沖島漁業協同組合の職員として活躍されています。
 

左:橋本さん 右:川瀬さん

 

Q. 沖島に来て感じた印象を教えてください。

橋本さん
橋本さん
沖島に移住して、沖島では人との距離がとても近いと感じました。悪い意味ではなく、とても新鮮で良かったです。
野菜や、さばいた魚をいただいたり、雨の日には洗濯物を取り込んでくださったりと、島民の皆さんに本当によくしていただいています。
そうした中で、自分も自然と同じような行動をするようになりました。
引っ越しの際には、自治会や市、家族など約20人が集まり、段取りよく作業してくださったおかげで、多かった荷物もすぐに運び終えることができました。その光景は今でも強く印象にに残っています。
沖島では、昔からみんなで協力して暮らしてきたのだと実感しました。

Q. 沖島の食べ物で印象に残っているものはありますか。

橋本さん
橋本さん
湖魚は沖島に来て初めて食べました。食べる前はくさみがあって食べにくいのではというイメージがありましたが、実際はとても新鮮で、今では鮒ずしも大好物になりました。沖島では湖魚が身近にあるため日常的に食べますが、島外では探さないと手に入りにくく、スーパーでも置いてないことがあります。価格も高いと感じます。

Q. 好きな湖魚は何ですか。

川瀬さん
川瀬さん
ハスの塩焼きが好きです。15から20cmの中サイズが一番美味しいですね。
小骨が多く、現代の食卓には並びにくくなった魚ですが身は焼くとふっくらしていて、淡泊なので塩が良く合います。
橋本さん
橋本さん
ハスは、骨切して揚げ焼きするのも美味しいですし、南蛮漬けにしても良く合います。

Q. 沖島でおすすめの場所や、お気に入りのスポット教えてください。

橋本さん
橋本さん
島の裏側にある桟橋です。これまで一番多く撮影している場所で、毎日表情が違うので、いつ見ても飽きることがありません。
夕日や朝日もとてもきれいなので、ぜひ一度、島に宿泊して、さまざまな時間帯の景色を楽しんでほしいと思います。

桟橋からの夕日

 

沖島での今回の取材では、コアユやウロリといった湖の恵みを使った料理を通して、食の魅力だけでなく、人と人とのつながりや暮らしのあたたかさにも触れることができました。


漁業や食文化を支える方々の思いや、新たな取り組みに向けた挑戦、そして移住者の視点から見た沖島の魅力。それらが重なり合い、この島ならではの価値が形づくられています。

 

令和8年秋には漁業会館のリニューアルも予定されており、今後さらに多くの人が訪れ、にぎわいが広がっていくことが期待されます。

 

ぜひ一度、沖島を訪れ、湖の恵みと人のあたたかさを体感してみてはいかがでしょうか。

 

おきしま展望台からの眺望

リンクはこちら

沖島漁業組合 

民泊「湖心」 

おきしまポータル 

地域活性化起業人(まり花先生)のレシピ紹介

 

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 企画課
〒523-8501 滋賀県近江八幡市桜宮町236番地
電話番号:0748-36-5527
ファクス:0748-32-2695
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