高齢者帯状疱疹予防接種について

更新日:2025年05月01日

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令和7年4月1日から高齢者を対象とした帯状疱疹ワクチンが定期接種(B類疾病)となりました。

対象者および使用するワクチンは、以下の通りです。

なお、任意接種による費用助成も継続しますが、定期接種対象者は費用助成の対象とはなりません。50歳以上を対象とした任意接種費用助成はこちらをご確認ください

帯状疱疹について

帯状疱疹とは水ぼうそうと同じウイルスが原因で起こる皮膚疾患です。加齢、疲労、ストレスなどにより免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化して帯状疱疹を発症します。50歳代から発症率が高くなり、80歳までに3人に1人が発症するといわれています。

皮膚症状の特徴として、皮膚に分布している神経に沿って、水痘が帯状に出現します。通常、皮膚症状の出現する2、3日前から痒みもしくは痛みが出現し、初期は皮膚が赤く腫れます。1週間程度経過すると、水痘が多発するようになり、発熱、頭痛、リンパ節腫脹などの症状も出現するようになります。

多くの場合、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、神経の損傷によってその後も痛み(帯状疱疹後神経痛)が続くことがあります。また、帯状疱疹が現れる部位によって、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などの合併症を引き起こすことがあります。

対象者

下記の1.から3.のいずれかに該当する人

  1. 年度末年齢65,70,75,80,85,90,95,100歳の人
  2. 接種日当日60歳から65歳未満の人で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害をもつ人
  3. 接種日当日100歳以上の人

※3.は令和7年度限り

帯状疱疹定期接種 年齢早見表

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹ワクチンは2種類あります。接種方法や接種回数などに違いがありますので、医師にご相談ください。 

帯状疱疹ワクチンの種類
ワクチン 生ワクチン「ビケン」 不活化ワクチン「シングリックス」
接種回数 1回 2回
接種方法 皮下接種 筋肉内注射
費用 4,210円 10,600円

※「シングリックス」は、1回目の接種から2か月以上の間隔をおいて2回目の接種をしてください。医師の判断により、接種間隔を短縮する方が望ましいとされた場合は、1回目の接種から2回目の接種までの間隔を1か月以上に短縮することができます。

接種方法

今年度対象の人には、接種案内ハガキを5月頃に送付します。

医療機関を予約し、案内ハガキを持参のうえ接種を受けてください。

予防接種事業委託医療機関一覧(2025年5月更新)(PDFファイル:128.2KB)

この記事に関するお問い合わせ先

子ども健康部 健康推進課(市民保健センター)
〒523-0894 滋賀県近江八幡市中村町25
電話番号:0748-33-4252
ファックス:0748-34-6612
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