SDGsこども特派員vol.7を実施しました!

更新日:2024年05月29日

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SDGsこども特派員vol.7 「親子で探る体験ツアー in 沖島 びわことかいもののひみつ」を実施しました!

この事業は、近江八幡市在住・在学の小学生の親子を対象にした体験型プログラムであり、市内の生産者や事業者を訪問し、直接、その思いや願い、こだわりについて聞き、交流するものです。
生産者や事業者との交流を通して、商品として手にするまでの背景を知り、買い物にはさまざまな選択肢があると知ることで、「買い物は身近な投票」であり「持続可能な社会のために自分には何ができるのか」、参加者みんなで楽しく学びます。
平成29年度より、市民による実行委員会形式で企画・運営し、今回で7年目を迎えました。

今回は、生産者や事業者のどのような思いを知り、「びわことかいもの」のどのようなひみつを見つけたのでしょうか。
 

おきしま資料館にて

概要

日   時  : 令和5年(2023年)12月9日(土曜日)  8:30〜16:45
場   所  : 奥村佃煮、堀切港、沖島コミュニティセンター、おきしま資料館等
対   象  : 近江八幡市内在住・在学の小学生親子
参加者 : 親子15組(小学生19名、保護者15名)、高校生リーダー4名
参加費 : 親子2,500円(子どもの追加参加1名につき+1,200円)
主   催  : 近江八幡市消費生活センター(人権・市民生活課)
企画・運営 : 消費者教育親子体験型プログラム実行委員会
 

趣旨

テーマ : SDGs 目標12「つくる責任・つかう責任」
目   的  : 近江八幡市内の生産者や事業者の思いやこだわりに気づき、自身の消費行動を振り返るきっかけにするとともに、それを広く発信する。
 

内容

奥村佃煮さんのひみつ!

奥村佃煮では、店舗と工場の見学を2つのグループに分かれて行いました。
店舗では、季節の湖魚にこだわり販売している様子を、工場では、湖魚を安全・安心においしく届けるための工夫や作業の様子を見学しました。
子どもたちは、事前ワークで調べた内容をもとにたくさん質問し、取材後のお買い物タイムでは、親子で佃煮を選ぶ様子が見られました。

 

びわ湖の魚のひみつ!

次は、佃煮になる湖魚がどこから来るのかを辿るため、堀切港へ。
当日は、ホンモロコやワカサギ、スジエビなどが箱いっぱいに水揚げされ、トラックに積み込まれていきました。
初めて見る水揚げの様子、親子ともに興味津々で、賑やかな声があちらこちらで聞こえました。
沖島に渡る船が来るまでの間、高校生リーダーによる沖島クイズを実施し、その後、グループごとに事前ワークの内容を共有しました。
 

沖島のひみつ!

沖島は、日本において、淡水湖上で唯一人が暮らすめずらしい島です。
沖島に到着後、びわ湖の恵みが詰まった湖魚づくしのお弁当をみんなで食べました。
見慣れない湖魚に最初は驚きつつも、「おいしい!」の声が至るところで上がりました。

昼食後、大人たちはグループワーク、子どもたちは、おきしま資料館の見学へ。
高校生リーダーを中心にグループごとにテーマを決めて調べ、分からないことは地元の方に質問し、発表内容をまとめました。
また、地元の若手漁師さんに漁船や漁の方法について説明を受け、ここでも熱心に質問し、メモを取る姿が見られました。

 

みんなで発表!

最後、大人たちは、当日の体験やグループワークをもとに、消費者としてこれから取り組みたいと思うことについて発表しました。
また、高校生リーダーと子どもたちは、取材した事業者への思いを込めた応援旗を披露し、参加者の前で発表しました。
発表後、市長から、高校生リーダーには「リーダー証」、子どもたちには「SDGsこども特派員任命書」が授与され、激励の言葉がありました。

本事業の成果(湖魚販売・飲食マップ及び応援旗)については、令和6年(2024年)2月1日(木曜日)に開催された「令和5年度 消費者教育フェスタin近江八幡」にて紹介されたほか、近江八幡市立図書館や近江八幡市役所のロビーにて展示し、多くの方々にご覧いただきました。

 

奥村佃煮にて取材
奥村佃煮にて見学
堀切港にて取材
堀切港にて見学
沖島クイズ
事前ワーク共有
おきしま資料館にて取材
漁船見学
こども特派員発表
こども特派員任命書授与
応援旗(複数)
応援旗(集合)

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 人権・市民生活課
〒523-8501 滋賀県近江八幡市桜宮町236番地
電話番号:0748-36-5881/0748-36-5566(市消費生活センター)
ファックス:0748-36-5882
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