近江商人から学ぶエシカルツアーを開催しました!
学んで、取材して、発信する! 君がジュニアリポーター!
この事業は、近江八幡市在住・在学の小中学生親子を対象にした一日体験型プログラムであり、市内の生産者や事業者を訪問し、その想いやこだわりについて取材し、交流するものです。毎年恒例の親子向け企画であり、今回は対象を中学生まで拡大しました。
今年度は、「近江八幡市SDGsジュニアリポーター『人がつながり、未来をつむぐ 近江商人から学ぶエシカルツアー』」と題し、湖国ならではの水郷の暮らしや生業、食について取材したほか、姉妹都市である北海道松前町とのオンライン交流や広報紙づくりを通して、気づきや学びの共有・発信を行いました。
概要
件 名 : 近江八幡市SDGsジュニアリポーター
「人がつながり、未来をつむぐ 近江商人から学ぶエシカルツアー」
日 時 : Day1|令和7年(2025年)11月29日(土曜日) 8:30〜13:30
Day2|令和7年(2025年)12月14日(日曜日) 13:30〜16:30
場 所 : Day1|西の湖すてーしょん
Day2|白王町鳰の湖会舘
対 象 : 近江八幡市内在住・在学の小中学生親子
参加者 : 親子9組20名(小学生11名、保護者9名)
参加費 : 親子2,000円(子どもの追加参加1名につき+1,000円)
主 催 : 近江八幡市消費生活センター(人権・市民生活課)
企画・運営 : 近江八幡市消費者教育体験型プログラム実行委員会
趣旨
テーマ : SDGs 目標12「つくる責任・つかう責任」
目 的 : 近江八幡市内の生産者・事業者等への取材や体験を通して、社会における消費者の役割に気づき、自身の消費行動を振り返るとともに、そこで得た気づきや成果について発信する。
内容
Day1(11月29日(土曜日))
唯一残る西の湖の浮島「権座」!
西の湖の中にある浮島「権座(ごんざ)」では、今も米作りが行われています。参加者は、豊浦港から船に乗り、権座へ渡りました。権座・水郷を守り育てる会の大西實さんより権座の歴史や農業について聞き、近江商人が活躍した時代から脈々と続く、自然とともにある生業について学びました。
児童からは「権座という言葉を知らず、権座がどういうものかさえも知らなかった。このイベントに参加したことで知ることできた。」とあり、熱心にメモを取る姿も見られました。
西の湖の恵みと生業の象徴「ヨシ」!
葭留の真田陽子さんより、ヨシ葺き屋根の特徴や職人としての想いについてお話を伺ったほか、実際にヨシ葺き屋根を作る体験を行いました。小中学生は、真田さんから説明を聞きながら、ヨシの束を持ち上げ、屋根の模型の上に乗せ、木の板でならす作業を行いました。ヨシを見るだけでなく、実際に触り、職人体験を行うことで、自然と生業のつながりを身近に感じることができました。
真田さんからは「西の湖が育んだヨシは、土となってまた西の湖に還っていく。とてもエコな素材。」との説明があり、印象的でした。
個性豊かな淡水真珠「琵琶パール」!
西の湖すてーしょんでは、齋木産業株式会社の齋木雅和さんより、西の湖で養殖されている「琵琶パール」についてお話を伺いました。淡水真珠は、色も形もさまざまで、白色やクリーム色、淡いピンク色など、個性豊かな唯一無二の魅力がありました。
以前は、西の湖でも複数の事業者が真珠養殖を行っていましたが、今では2つの事業者のみであり、水質が悪化し、イケチョウガイの生育に影響が出ていると教えていただきました。
地産地消の「郷土料理」!
昼食には、近江米(白王町産キヌヒカリ)の羽釜ごはんをはじめ、かちどき汁(うち豆汁)、子持ち鮎の甘露煮、地元野菜のぬか漬3種を用意しました。羽釜ごはんは、蓋を開ける際に参加者から歓声が上がり、炊きたての真っ白なお米に目を輝かせていました。おかずは、料理魚石の瀬海悠一朗さんに提供いただき、かつて織田信長が兵士にふるまったことから「かちどき汁」と呼ばれるようになったなど、料理の説明もしていただきました。このかちどき汁には、姉妹都市である北海道松前町より送付いただいた松前昆布を使用したほか、本場松前漬けも用意し、参加者からは大好評でした。






Day2(12月14日(日曜日))
姉妹都市とのオンライン交流!
北海道松前町とは江戸時代前期より北前船による交易が行われ、その歴史的・経済的な交流をきっかけに友好を深め、昭和59年に姉妹都市提携を結びました。今回、その松前町とオンラインで繋ぎ、Day1での体験について紹介したほか、お互いのまちの魅力や特徴について伝え合いました。
松前町の小中学生からは、「近江八幡に観光で行く時、どこに行くと良いですか?」「琵琶湖で泳ぐことはできますか?琵琶湖でできる遊びは何ですか?」等の質問のほか、「とび太くんはどれくらいいますか?」といった、滋賀ならではの質問もありました。参加者からは、「松前町と交流できて楽しかった」「もっと交流したかった」との感想がありました。
また、小中学生は、令和7年11月に寄贈された松前桜(南殿)のネームプレートを制作し、桜が元気に育つよう願いを込めて、みんなで寄せ書きを行いました。(後日、八幡公園に設置)
みんなで広報紙づくり!
オンライン交流後、小中学生たちは、一連の取材や活動をもとに「近江八幡市SDGsジュニアリポーター通信」を作成しました。大切なのは「上手に書くこと」よりも、読み手のことを考え、「自分の言葉で伝える」ことです。小中学生が相談・協力しながら自分たちで記事をまとめ、写真を選び、時に大学生がサポートしながら、全員で広報紙づくりを行いました。
最後、保護者からはプログラムを通して得た学びや抱負について発表があり、小中学生からは、みんなで作り上げた広報紙が披露されました。それぞれが担当した箇所について一人ずつ説明を行い、達成感がにじむ笑顔が素敵でした。
発表後には、SDGsジュニアリポーターとなった小中学生にヨシ紙で作られた特製名刺が授与され、早速、友達同士で交換する姿も見られました。

主催者の想い
今回のプログラムのテーマは、「近江商人から学ぶエシカル消費」でした。
近江商人は、SDGsという言葉ができる前から、三方よしの精神で、「売り手よし、買い手よし、世間よし」を実践し、進取の気性を持って、新しいことに挑戦していました。目先の利益、個人の利益だけにとらわれず、社会も環境も含めみんなの幸せを考えた生き方・暮らし方の実践があったからこそ、近江八幡は栄え、豊かな自然や歴史・文化が、今を生きる私たちにつながっています。
身近な、小さなことからで構いません。近江商人のこころである「三方よし」と「進取の気性」を実践してみませんか。みなさんの選択や行動が、社会を、そして未来を、豊かで素敵なものにしていきます。
この記事に関するお問い合わせ先
市民部 人権・市民生活課
〒523-8501 滋賀県近江八幡市桜宮町236番地
電話番号:0748-36-5881、(消費生活センター)0748-36-5566
ファクス:0748-36-5882
※各ページ下部の開庁時間は誤りです。
正しい開庁時間:午前9時から午後4時45分まで
修正に関しましては、1月8日を予定しております。
ご迷惑をおかけしますがご理解・ご協力をよろしくお願いします。
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更新日:2025年12月22日