近江八幡市消費生活センター通信 : ネットを見て依頼したロードサービスのトラブルに注意！

外出先で車のバッテリーが上がってしまい、スマホで「バッテリー上がり」と検索したところ、「基本料金2,000円」と掲げたウェブサイトがあったため、すぐに電話を掛け現場に来てもらった。10分程の作業でバッテリー上がりは解消したが、料金として8万円を請求された。ウェブサイトに掲載されていた料金と比較して高額すぎると思ったが、既に作業後だったこともあり、やむを得ず支払った。

外出先で車両の事故や故障が発生した際、インターネットで検索したロードサービス業者に依頼したところ、高額な請求をされたという相談が寄せられています。ウェブサイトに安価な料金が掲載されていたからといって鵜吞みにせず、キャンセル料の有無など、必ず事前に確認しましょう。作業後、内容や料金に納得できない場合は、後日納得した金額で支払う意思があることを伝え、その場での支払いは一旦断りましょう。
自動車保険にはロードサービスが付帯していることが多いため、事故や故障が発生した場合、まずは契約している損害保険会社に連絡しましょう。ロードサービスの契約内容を確認し、ウェブサイトに掲載されている料金と請求された料金が大きく異なっている場合、クーリング・オフが適用できる可能性があります。困った時は、近江八幡市消費生活センター(電話番号:0748-36-5566)までご相談ください。
 

独立行政法人国民生活センターでは、最新の消費者トラブル等について、定期的な情報発信・注意喚起を行っています。

子どもサポート情報第199号(2023年8月29日/発行:独立行政法人国民生活センター)(PDFファイル:201.7KB)

※近江八幡市消費生活センターでは、消費者トラブルに係る事例集を作成しています。併せて、ご一読ください。