皮のむき過ぎなど「過剰除去」も食品ロスに
リデュース(発生抑制)Reduce ごみになるものを減らしましょう!
調理の際は必要以上に皮をむかない等「過剰除去」を行わないことを実践しましょう!
日本の食品ロス量の半分は家庭から発生しています。
普段の調理で野菜の皮をむき過ぎたり、茎や根を落としすぎたり、食べられるところまで切って捨ててしまう「過剰除去」が食品ロスの原因の1つとして考えられます。
「もったいない」という精神で食べ物を無駄にせず、少し意識したり、工夫したりするだけで、食品ロスを減らすことができます。
みんなで、食材を無駄なく使って、おいしく食べきろう!
家庭からの食品ロスの要因は、料理を作りすぎたりして残る「食べ残し」、未開封のまま食べずに捨ててしまう「直接廃棄」、野菜の皮や茎など食べられるところまで切って捨ててしまう「過剰除去」です。
「過剰除去」とは
「過剰除去」とは、大きく切り取られた野菜のへた、厚くむき過ぎた果物・野菜の皮などの食材の不可食部分を除去する際に過剰に除去された可食部分のことで、食べられる部分が捨てられています。
過剰除去の一例
- 野菜や果物の皮を厚くむき過ぎ、食べられる部分を捨てる
- 野菜や果物のヘタや種を取る時に食べられる部分まで切り落とす
- お肉の脂身を捨てる
調理の際は野菜・果物等の食材の皮等を厚く必要以上にむかない等「過剰除去」を行わないことを実践しましょう!
食品ロス量
日本の食品ロス量年間522万トンのうち、家庭系からは247万トンで、主に食べ残し、手つかずの食品(直接廃棄)、皮の剥きすぎなど(過剰除去)が発生要因です。このうち「過剰除去」は33万トン(13.4%)(農林水産省・環境省 令和2年度推計)
特徴を知ってムダなく使いましょう!
普段捨てられがちな野菜の部分には食べられるものもあります。食感や味に独特のクセがあることが多く、クセを生かして美味しく食べる、あるいは解消する方法が知られていないために、捨てられるケースが多くあります。
「過剰除去」は習慣になっている可能性があるため、食品の除去した部分を捨てる前に、どうして食べられないのか?本当に食べられないのか?何か使える方法はないか?を一度立ち止まって考えてみましょう!
特徴の一例
自分なりの調理方法を見つけ、捨てられがちな部分を美味しく食べよう!
情報誌、インターネットやSNSなどの調理方法やレシピを参考にして、食品ロスの削減を意識した自分なりの調理方法やレシピを考えてみるのもよいでしょう。
- 野菜を丸ごと使ったレシピ
- 余った料理をアレンジしたリメイクレシピ
捨てていたものから、美味しくて家計にやさしいお料理ができるかもしれません。
調理方法の一例
消費者庁の公式キッチン 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが370万品
滋賀県 ごみゼロ滋賀 家庭のごみゼロ 食品ロス削減のレシピの紹介
家庭での食品ロスの把握
計ってみよう!家庭での食品ロス
普段の生活の中で、買いすぎや期限切れ、作りすぎなどにより、食べものを処分していることはありませんか?
まずは、「もったいない」という精神で「食品ロスダイアリー」を用いて、ご自宅からどのぐらいの食品ロスを出しているか、調べてみることから始めてみましょう!その日に発生した食品ロス量を日記に記録し、ご自宅でどれだけの食品ロスが出ているのかを把握して、食品ロスの削減に取り組んでみましょう!
生ごみ処理器で食品ロスを低減
みなさんは、家庭から出る毎日の生ごみにお困りではないですか?
生ごみ処理器を使うことで、生ごみの減量化・たい肥化することができ、食品ロスを低減することができます。
近江八幡市では、家庭で生ごみの減量に取り組んでいただける方のために、生ごみ処理器の購入に対して補助をします。
食品ロスを減らすための小さな行動も、一人ひとりが取り組むことで、大きな削減につながります。食べものをつくる生産者・製造者への感謝の気持ちや、食べものを無駄にしないという意識はあっても、行動に移せていない方もいらっしゃるかもしれません。みんなで、食材を無駄なく使って、おいしく食べきろう!
関連リンク
政府広報
政府広報オンライン もったいない!食べられるのに捨てられる「食品ロス」を減らそう
消費者庁
消費者庁 [食品ロス削減]食べもののムダをなくそうプロジェクト
農林水産省
環境省
環境省 食品リサイクル関連|食品ロスの削減・食品廃棄物等の発生抑制
環境省 食品リサイクル関連|普及啓発用資料(食品ロス削減運動)
滋賀県
近江八幡市
この記事に関するお問い合わせ先
市民部 生活環境課
〒523-8501 滋賀県近江八幡市桜宮町236番地
電話番号:0748-36-5509
ファックス:0748-36-5882
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更新日:2022年06月28日