ジェネリック医薬品をご利用ください
ジェネリック医薬品を利用することで、医療費の自己負担額を軽減できる場合があります。
近江八幡市国民健康保険の加入者のうち、8割近くの方が使用しています。
ジェネリック医薬品とは
医療機関等で処方される薬には「先発医薬品(新薬)」と「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」があります。
ジェネリック医薬品とは、先発医薬品の特許が切れた後に厚生労働省の承認を得て製造・販売される、先発医薬品と同一の有効成分を同一量含み、同一の効果を持つ医薬品のことです。先発医薬品と同じ品質を保つことが義務付けられているので、安心して使うことができます。また、先発医薬品に比べて価格が安くなります。
安価な理由
新薬の開発には、長い年月と莫大な費用がかかるため高価となります。しかし、ジェネリック医薬品は先発医薬品の特許期間が経過した後に製造・販売されるため研究開発にかかる費用を抑えることができる分、先発医薬品に比べて価格が安くなります。薬の種類によって違いますが、5割程度、中にはそれ以上安くなる場合があります。そのため特に薬を併用している人や、長期間服用されている方は、ジェネリック医薬品に切り替えることで、家計の負担を軽くすることができます。
ジェネリック医薬品を希望するときは
ジェネリック医薬品は処方箋が必要な医薬品です。処方してもらうには、医師や薬剤師に相談してください。ただし、全ての先発医薬品に対してジェネリック医薬品が製造・販売されているわけではありませんので、ジェネリック医薬品への変更を希望されても、変更できない場合があります。また、保険年金課では「ジェネリック医薬品希望カード」を配布しておりますので、診察券や処方箋などと一緒に提示することでジェネリック医薬品を希望する旨を簡潔に伝えることができます。
ジェネリック医薬品に関するお知らせについて
近江八幡市国民健康保険では、ジェネリック医薬品に切り替えた場合、自己負担額の軽減が一定以上見込まれる方に対して、「ジェネリック医薬品に関するお知らせ(はがき)」を送付しております。お知らせが届いた方は、ジェネリック医薬品使用の参考にしてください。
ジェネリック医薬品の供給不足について
現在、一部のジェネリック医薬品について、供給不足が発生しています。そのため、医薬機関や薬局において、希望するジェネリック医薬品等の処方を受けることができない可能性があります。
お知らせが届いた場合は、参考としてお送りしていることをご理解いただき、医薬品の供給不足が解消されたのちは、引き続きジェネリック医薬品の利用にご理解をお願いいたします。
医療用医薬品の供給不足に係る対応について(令和3年12月10日付け厚生労働省医政局経済課長通知) (PDFファイル: 1.7MB)
上記通知の別添1に掲げる成分規格について、製造販売企業が販売する製品(銘柄)ごとの供給状況に関する調査の結果が公表されました。
医薬品の供給状況の調査結果について(令和4年3月4日付け厚生労働省医政局経済課長通知) (PDFファイル: 1.4MB)
令和6年10月から医薬品の自己負担の仕組みが変わります
ジェネリック医薬品があるお薬で先発医薬品の処方を希望される場合は、先発医薬品とジェネリック医薬品の薬価の差額の4分の1相当を特別の料金として、医療保険の患者負担と合わせてお支払いいただくことになります。
- 医療上、先発医薬品の処方が必要であると認められる場合、また、流通の問題などにより、医療機関や薬局にジェネリック医薬品の在庫がない場合には特別の料金は必要ありません。
- 詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください。
厚生労働省「後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について」
関連情報
この記事に関するお問い合わせ先
電話番号(保険・年金)0748-36-5501 36-5502(保険料)0748-36-5751
更新日:2025年02月04日