決算について

更新日:2020年01月31日

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公表資料

決算カード

決算カードとは、地方財政状況調査(総務省調)に基づく普通会計(注記1)での決算数値一覧表です。当年度に入ってきたお金(歳入)・使ったお金(歳出)の決算額とあわせて、市の財政状況がどのような状態なのかを計る財政指標などがまとめられているもので、日本全国の各都道府県・市町村において作成されています。

決算の概要

市の決算状況を市民の皆様にわかりやすくお伝えするために普通会計を中心に取りまとめたものです。普通会計の決算状況を一般の家計簿に例えてみたはちまん家の家計簿などを掲載しています。(なお、決算認定については、市議会第3回定例会(9月議会)に上程し、決算特別委員会で審議されたのち、第4回定例会(12月議会)にて認定予定です。)

健全化判断比率

健全化判断比率は実質赤字比率・連結実質赤字比率・実質公債費比率・将来負担比率の4比率から構成されています。実質赤字比率は一般会計等(注記2)のみの財政状況を示し、連結実質赤字比率は他会計を含めた市全体の財政状況を示し、実質公債費比率は単年度の公債費負担状況を示し、将来負担比率は後年度の公債費負担状況等を示しています。

資金不足比率

資金不足比率は健全化判断比率と同様に公営企業会計の早期健全化と経営情報の開示を目的に算定される指標で、公営企業の事業規模(料金収入の規模)に対する資金不足額の程度を示しています。

資金不足比率の対象となる公営企業会計は、本市には水道事業会計・病院事業会計・公共下水道事業特別会計・農業集落排水事業特別会計の4会計があります。(公共下水道事業特別会計・農業集落排水事業特別会計については、平成29年4月1日から地方公営企業法が適用されたことに伴い、同法の規定により下水道事業会計に引き継ぎました。)

財務書類4表

コスト意識の徹底・企業的経営感覚の醸成を目指して、現行の現金主義に基づく「歳入歳出決算書」とは違った角度から財政状況の全体像を把握するため、発生主義の視点に立った財務書類4表(貸借対照表・行政コスト計算書・純資産変動計算書・資金収支計算書)を作成しています。

貸借対照表(BS、バランスシート)

自治体が住民サービスを提供するために保有している財産(資産)をどのような財源(負債・純資産)で賄ってきたかを対照表示したものです。

行政コスト計算書

一定期間における行政活動のうち、福祉などの行政サービスに係る経費と、サービスの直接対価として得た受益者負担額を対比させ、税収などでまかなうべき行政コストを表したものです。

純資産変動計算書

貸借対照表の純資産が1年間でどれだけ変動したかを表したものです。

資金収支計算書(キャッシュ・フロー計算書)

一年間における行政活動にともなう歳計現金(資金)収支の流れを、性質の異なる3つの区分(経常的な業務にかかるもの、資産の整備などにかかるもの、市債の借入・返済など財務活動にかかるもの)別に表したものです。

財政状況資料集

財政状況資料集とは、平成21年度まで「財政状況等一覧表」・「財政比較分析表」・「歳出比較分析表」として公表していたものを平成22年度に「財政状況資料集」として再編したもので、普通会計・公営企業会計等の決算状況や市町村財政比較分析表、歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)などを掲載しています。

注記

  • (注記1)普通会計とは、全国の地方自治体を統一的な基準で比較するために統計的に用いる会計です。また、一般会計と自治体の判断で設置した特別会計を純計(構成される会計間で取引される経費が重複するため、その経費を控除して集計する方法)しています。
  • (注記2)一般会計等とは、上記の普通会計と同様です。

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総務部 財政課
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