南海トラフ地震臨時情報が発表された場合は

更新日:2022年11月28日

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このページは内閣府防災情報のページ「南海トラフ地震臨時情報が発表されたら!」から抜粋・引用して作成しています。

詳しくは、以下のリンクよりご覧ください。

 

南海トラフ地震臨時情報が発表されたら!

 

南海トラフ地震とは?

南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として過去に大きな被害をもたらしてきた大規模地震です。過去の事例を見てみると、これまで100から150年の周期で大規模な地震が発生しており、1707年の宝永地震のように駿河湾から四国沖の広い領域で同時に地震が発生したり、マグニチュード8クラスの大規模地震が隣接する領域で時間差をおいて発生したりするなど、その発生過程に多様性があることがわかります。

地震調査研究推進本部の長期評価によると、マグニチュード8から9クラスの地震が今後30年以内に発生する確率は70から80%(令和4年1月1日現在)とされています。

 

時間差で巨大地震発生の可能性

  南海トラフ沿いでは、1854年の安政東海地震・安政南海地震が約32時間の間隔を置いて発生した事例や、1944年の昭和東南海地震・1946年の昭和南海地震が約2年間の間隔を置いて発生した事例など、時間差で巨大地震が発生した事例が知られています。南海トラフ沿いの8事例の大規模地震のうち、少なくとも5事例は東側・西側の両領域がほぼ同時若しくは時間差をもって破壊しています。

世界の事例を見ると、マグニチュード8以上の地震が発生した後に、隣接する領域(震源から50キロメートル以上500キロメートル以内)でマグニチュード8クラス以上の地震が発生した事例は、103事例中、7日以内に7事例、3年以内に17事例が知られています。

今後も同様の事象が発生する可能性があるため、南海トラフ沿いで一度地震が発生した場合には注意が必要です。

 

南海トラフ地震臨時情報

「南海トラフ地震臨時情報」は、南海トラフ沿いで異常な現象を観測された場合や地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合等に、気象庁から発表される情報です。情報名の後にキーワードが付記され「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」等の形で情報発表されます。

気象庁において、マグニチュード6.8以上の地震等の異常な現象を観測した後、5から30分後に南海トラフ地震臨時情報(調査中)が発表されます。その後、「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」の臨時会合における調査結果を受けて、該当するキーワードを付した臨時情報が発表されます。

政府や自治体から、キーワードに応じた防災対応が呼びかけられますので、呼びかけの内容に応じた防災対応をとってください。

 

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南海トラフ地震臨時情報

 

地震が発生したらすぐに避難するための備え

地震の発⽣に備えて、⽇頃から、水や食料の備蓄、お住まいの地域の⾃治体で作成されているハザードマップを基に避難場所・避難経路の確認、家族との連絡⼿段の確認、室内の家具等の固定などの備えは行っておきましょう。

また、南海トラフ地震臨時情報(巨⼤地震警戒・巨⼤地震注意)が発表された際は、必要に応じて事前避難を⾏うとともに、すぐに避難できる服装での就寝や、非常持出品の常時携帯、携帯ラジオ・携帯電話の予備バッテリーの充電を確認するなどの備えを徹底して⾏いましょう。

 

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すぐに避難するための備えの一例

 

気象庁から南海トラフ地震臨時情報が発表された場合には、テレビやラジオ、インターネットのほか、防災行政無線や広報車などで伝達されます。

いざというとき、迅速かつ安全に避難行動をとることができるよう、普段から自分が住む地域にはどのような災害のリスクがあるか、災害が発生した時の避難場所はどこか、また、安全な避難経路といった事項などを確認しておきましょう。

 

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