事例28 たねやグループ

更新日:2020年05月07日

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SDGsロゴ17、11、14

所在地:近江八幡市北之庄町

代表者:山本昌仁

ラ コリーナ近江八幡

地域とつながり続けること

八幡山の麓にラ コリーナはあります。誰もが知っているお菓子屋さんであるたねやグループのフラッグシップ店であり、年間300万人を超えるお客さんが詰めかけます。

でも、ラ コリーナがつくられた目的は、お菓子を売ることが一番ではないのだそうです。近江八幡で創業し、地域の人たちに愛されてきた「たねや」がずっと地域と共にあるために、地域を盛り上げる場所をつくりたい。ラ コリーナにはそんな想いが詰まっています。

ラ コリーナでは、毎年冬の季節になると「たいまつフェス」が開催されます。近江八幡の伝統文化である松明を次世代に受け継いでいきたいと始まったイベントであり、市内各地域の人たちが集まり、それぞれに特色のある松明が結い上げられていきます。

たいまつフェスには多くの学生や子ども達も参加します。松明のことを知り尽くした大ベテランたちが松明のこと、これまでずっと受け継いできた大切な文化への想いを、一つひとつ丁寧に伝えています。

『松明を結うことで地域のきずなを結う』たねやが込める地域への想いは、確実に持続可能な社会の実現につながっています。

完成した松明を立ち上げる様子の写真

地域の担い手が減っていくなか、子ども達が地域のことを知る機会も少なくなっています。ラ コリーナはそんな機会と場所を提供することで、次世代の担い手づくりに貢献しています。

松明を縄で結い上げる様子の写真

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