事例23 浅小井農園株式会社

更新日:2020年05月07日

ページID 13974
SDGsロゴ13、2、7

所在地:近江八幡市浅小井町

代表者:松村務

持続可能な農業

地球に優しいトマトづくり

浅小井農園では自社ブランド「朝恋(あさごい)トマト」を生産し、安心安全でおいしいトマトを県内のみならず全国の消費者に届けています。

全国に多くのファンを持つ朝恋トマトですが、ここに至るまでの浅小井農園のトマトづくりはチャレンジの連続であり、今なおチャレンジは続いています。

浅小井農園は、滋賀県内で最初にJGAP認証を取得した農場です。JGAP認証の取得には食品安全、環境保全、労働安全について厳格な審査に通る必要があり、生産管理を通じて農業の持続可能性を確保しなければなりません。

トマトの栽培はビニルハウスで行われますが、浅小井農園のハウスでは、太陽光発電やLED照明の導入に加え、廃食油を利用した暖房を取り入れるなど、気候変動対策に取り組んでいます。

また、ICTを活用した集約型施設園芸により生産工程管理を行うことで、エネルギーの効率性を高めてもいます。

土や水など自然が与えてくれる恩恵なしには農業は成り立ちません。一方で人が土を耕すことで大地は肥沃なものになるなど、自然と農業はお互いに支え合う関係とも言えます。

自然を守ることがおいしい作物を育てることにつながる。持続可能な農業とは、そんな自然との関係性を考えることからはじまるのかもしれません。

農林水産省主催のシンポジウムで訪れた海外からの視察団との集合写真

浅小井農園の取り組みは世界的にも注目されています。

写真は、2019年5月農林水産省主催の「気候変動に対応する農業技術国際シンポジウム」において現地視察を受け入れた時のもの。

事例集掲載ページ

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 企画課
〒523-8501 滋賀県近江八幡市桜宮町236番地
電話番号:0748-36-5527
ファックス:0748-32-2695
​​​​​​​
メールフォームによるお問い合わせ