事例7 近江八幡市立島小学校

更新日:2020年05月07日

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所在地:近江八幡市島町

エディブル・スクールヤード

食べることから学ぶもの

エディブル・スクールヤードとは、一般的に食育菜園を意味します。島小学校では、校庭に農園を整備し、子ども達が農作物の栽培から収穫、調理して食べることまで一貫して取り組んでいます。また、地域の方々の協力を得て、地域の田畑をフィールドとした農業体験や、伝統食の調理にもチャレンジしています。

食べ物があふれる今の時代、お腹いっぱい食べられることが当たり前のことと思いがちですが、いつも食べているお米や野菜、肉や魚は農家や漁師の方たちの苦労の積み重ねがあって、私たちの食卓に並んでいます。子ども達は、作物を育てることがいかに大変なのかを学ぶことで、自然の恵みや命のつながり、食べることができることのありがたさに気付くと共に、地域のコミュニティーを大切にする豊かな心を育んでいます。

食育は生きるための基本であり、知育・徳育・体育の基礎となるものとされ、2005年には食育基本法が制定されるなど、食育に対する関心が高まっています。

島小学校の取り組みが特別なのは、エディブル・スクールヤードと言える取組がずっと昔から続けられてきたこと。地域の人たちは食べること、人が生きていくために大切なことを子ども達に伝え続けてきました。地域ぐるみで未来を担う子ども達を育てる環境が島学区にはあります。

アリスウォータースさんをお招きした際の、全校集合写真

2018年、エディブル・スクールヤードの提唱者で、オーガニックやスローフードの分野で世界的に有名なアリス・ウォータースさんをお迎えしました。

地域の方に教えてもらいながら、小学生たちが畑作業を行う様子の写真

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