事例6 西の湖あそび隊

更新日:2020年05月07日

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代表者:林真澄、山田恵美

西の湖おはなしあそび

西の湖のすべてを学びのフィールドに

西の湖は多くの魚や水鳥など多様な生態系を有する、琵琶湖最大の内湖です。県内最大規模のヨシの群生地であり、毎年冬の季節にはヨシ刈りやヨシ焼きが行われるなど、伝統文化を伝える意味でも私たちが守っていかなければならない自然の宝物です。

西の湖あそび隊では、この大切な西の湖を子ども達にもっと知ってもらいたい、受け継いでいきたいという想いから活動をスタートさせました。

これまでに、地元のおばあさんの子どもの頃を描いた紙芝居を上演したり、子ども達と生き物を描いた幟(のぼり)を作り、船に取り付けて西の湖に浮かべてみたりをしています。

情報化が進んだ現代社会では、いつでもすぐに知りたい知識を手に入れることができるようになりました。でもその反面、手に入れた知識を活かすための考える力を身に付ける実体験の場はむしろ減ってしまったのかもしれません。

自然や生き物、たくさんの学びを与えてくれるこの西の湖で、子ども達は遊びを通じて体験することで、自ら考え実践していく力を養っていきます。

この先地域が元気で魅力あふれる場所であるためには、そこで暮らす人たちが地域に愛着を持ち、自ら守っていこうと実践することが必要になります。西の湖あそび隊は、それができる次世代の担い手達を育成しています。

ヨシを使って作った家の写真

2019年の夏、西の湖畔に子ども達が集まりヨシを使って家を作りました。「ヨシが家の材料になるなんて」、「ヨシって軽いけど、意外と丈夫なんだね」。子ども達は驚きと発見を通じて使える知識を手に入れます。

西の湖湖畔で開催したイベントの様子の写真

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