わたしたちのSDGs 近江八幡市SDGs取組事例集

SDGsは、2015年9月の国連サミットにおいて、全世界が協力して取り組んでいくことを決めた国際目標です。貧困問題をはじめ、教育や気候変動、エネルギーなど17のゴールからなり、2030年までに達成することをめざしています。

SDGsは、住んでいる国や人種、性別など関係なく、世界中の全ての人が幸せになるためにはどうすればいいか、豊かな地球と社会を未来に受け継いでいくためには何をしなければならないかを、私たちに教えてくれています。

SDGsの達成には、世界中の全ての人々が「自分ごと」として取り組むことが必要です。

しかしながら、SDGsはそのスケールの大きさから、自分たちの暮らしに身近なものだと感じることが難しく、何をすれば分からないといった方も多いのではないでしょうか。

この度、近江八幡市に縁のある人や団体が、SDGs達成に向けて、日々の身近な暮らしや仕事の中で実践している取組にスポットライトを当てた事例集を発行いたしました。

身近な人たちの取組を知っていただくことで、SDGsが日々の生活に密接に結びついている身近なものであること、自分たちでも取り組めるものであることに気付いてもらい、自分ごととして捉えていただくきっかけとなれば幸いです。

無理をして大きなことをする必要はありません。自分一人では難しければ、誰かと協力することで取り組む方法もあります。

ここでご紹介している事例も、必ずしも最初からSDGsを意識して始められたものばかりではありません。ずっと大切にして続けてきたことが、SDGsの達成につながっていることもたくさんあります。皆さんの身近にもできることがきっとあるはずです。

2019年7月から2019年9月に行った事例募集に応募いただいた事例について、実践者から寄せられた原稿と取材に基づいて作成しています。