令和8年度有機農業推進に係る農機具シェアリングの実証報告

更新日:2026年08月31日

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事業の目的

近江八幡市では、作業規模の拡大や作業の効率化を促進することにより、農業の継続性を高め、有機農業の推進につなげることを目的として、市が整備した農機具シェアリングの実証事業を行いました。
本報告書では、令和8年度に実施した実証の結果について報告します。

事業の概要

貸出した農機具の仕様

農機具の一覧
農機具 メーカー、型式 仕様
ポット成苗田植機 みのる産業株式会社、RXE61 6条植え
乗用型水田用除草機 株式会社オーレック、SJ600A
(WEED MAN)
6条用、条間30cm

農機具の利用状況

【利用者数】    5名(田植機1名、除草機4名)

【使用した面積】    11.2ha(田植機229a、除草機892.3a)

【作業の省力化について】 アンケート結果では、除草機を利用した4名中全ての方が、農機具を使用しなかった場合の見込みの作業時間から半減以上となる効果を実感したと回答されました。

使用者の感想(抜粋)

・有機栽培において最も労力を要する除草作業に対して機械で対応できたことで、体力的にも精神的にも楽にできた。

・これまで歩行型の除草機を使用していたが、乗用型になったことで、大幅に労力と時間の削減になった。また、歩行型は条間しか除草ができなかったが、株間も除草ができたことで、稲の生育を阻害する雑草を除去することができた。

・条間の除草はある程度出来たが、株間の除草が十分ではなかった。

・機械の購入は、経営が安定するまでは厳しく、特に新規就農する方には大きな問題となるが、シェアリングとして使用できるのは、その負担が解消され、有機農業にチャレンジする敷居が下がると感じた。

課題

・圃場によって使用時の効果の感じ方が異なることから、それぞれの圃場に応じた対策の検討が求められます。

・使用時期が重なるため、日程調整が困難な場合がありました。

・除草機の使用前には、水深を浅くしておくことや、藻が発生している場合の対応など、事前に情報を共有しておく必要がありました。

・機械の使用時の知識や技術だけでなく、代かきや育苗、田植えなど栽培全体への影響や留意点を事前に学ぶことで、機械をより効果的に活用できます。

今後について

課題を踏まえ、利用者と情報を共有しながら栽培技術の向上や効果的な運用を検討し、次年度の事業を進めていきます。

使用時の様子

ポット成苗田植機

ポット成苗田植機

ポット成苗田植機(作業中)
乗用型水田除草機

乗用型水田除草機

圃場の様子(除草前)

圃場の様子(除草前)

圃場の様子(除草後)

圃場の様子(除草後)

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 企画課
〒523-8501 滋賀県近江八幡市桜宮町236番地
電話番号:0748-36-5527
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