近江八幡市地域おこし協力隊(沖島)の委嘱式を行いました

沖島は、近江八幡市の対岸から約1.5kmに浮かぶ琵琶湖最大の島であり、日本で唯一の淡水湖上の有人島です。島では、漁業を生業とする湖国ならではの暮らしや文化、伝統が代々受け継がれてきました。一方で、近年、琵琶湖の水質悪化や生態系の変化等により漁獲高が大幅に減少しており、島民の高齢化、若者の島外流出や漁業後継者の不足等、様々な課題が顕在化しています。
そうした中、平成25年(2013年)7月、離島振興対策実施地域の指定を受けたことを契機に、自治会や漁業協同組合をはじめとする島内の団体が集まり、沖島町離島振興推進協議会が設立され、以来、島民一丸となって持続可能な島づくりに取り組んでいます。

沖島の更なる振興のため、近江八幡市地域おこし協力隊(沖島)の募集を、令和4年11月19日から12月23日まで行い、令和5年1月16日及び1月22日に選考試験を実施しました。
このたび、地域おこし協力隊として1名が着任するにあたり、近江八幡市長より委嘱状の交付を行いましたので、お知らせします。

日時: 令和5年5月2日(火曜日) 11時00分から11時30分

場所: 近江八幡市役所3階 市長応接室

地域おこし協力隊に委嘱された 橋本 花菜子(はしもと はなこ)氏は、神奈川県横浜市から沖島に移住し、今後、沖島振興(1.民泊の管理運営と自立化に向けた検討、2.移住や関係人口の受け皿づくり、3.島内で活動する団体との連携・協力、4.定住に向けた活動)に係る活動を行います。

委嘱期間は、令和5年5月1日から令和6年3月31日です。国の制度により、地域おこし協力隊員の任期は、概ね1年以上3年以下の期間とされており、その期間内(令和5年5月1日から令和8年4月30日)で任期の更新を想定しています。