外食時&テイクアウト時はおいしく残さず食べきろう!

更新日:2022年12月01日

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外食の際、特に宴会等の場においては、食品ロスが多く発生している状況があります。少し意識するだけでも、食品ロスを減らすことができます。

みんなで、おいしく残さず食べきろう!「食べきり」を実践することで「食べ残し」を減らしていく取組

外食時に、食品ロスを減らすポイントを紹介します。

各食事の際のポイントを紹介します

外食時のポイント

外食時は「食べきれる分だけ注文」して、「食べきる」ことが基本

  1. 料理の量を選べるお店や食品ロス削減に配慮したお店を選ぶ(小盛りや分けメニューの活用)
  2. 自分自身の適量を知り、食べきれる分だけ注文する(食べ放題の店で元を取るために無理して皿に盛ったりせず、食べ残しをしないよう少しずつ取りに行く(もしくは注文)することを心がける)
  3. 料理を、おいしく残さず食べきる(複数人で食事する場合はみんなでシェアして食べきり)

宴会時のポイント

宴会時は、3010運動

  1. 味わいタイム 乾杯後30分は、できたての料理を楽しむ
  2. 楽しみタイム 料理を食べることも忘れず、全員でトークを楽しむ
  3. 食べきりタイム お開き前の10分は、もう一度料理を楽しむ(幹事は、「食べきり」を呼びかける)

どうしても食べきれなかったら

お店と相談して、食べ残した料理の持ち帰りも検討しよう。

お店を出た後の予定、季節などを考慮して、持ち帰る料理も考えよう。

食べ残した料理の持ち帰りは、自己責任です。「外食時のおいしい「食べきり」ガイド」を参考にして、行動してみよう。

テイクアウト時は、「食べきれる量の購入」を

テイクアウト時でも油断は禁物。

おいしく食べきれる量を購入しよう!

外食時での食品ロス削減の取組を紹介します

外食時のおいしく「食べきり」ガイド

外食時のおいしく「食べきり」ガイド

 

  • まずは、おいしく「食べきり」を実践しましょう。
  • 食べきれずに残した料理を自己責任の範囲で「持ち帰り」を実践しましょう。
  • 宴会などでは、乾杯後の30分間と、お開き前の10分前は、料理を楽しむ「3010運動」で食べきりを促進していきましょう。
  • それでも、食べきれなかった料理は、お店の方に確認して持ち帰りましょう。

外食時の工夫

  • 料理の量を選べる、相談できるお店、食べきれない料理を持ち帰ることができる食品ロス削減に配慮し積極的に取り組むお店を選びましょう。
  • 小盛りメニューやハーフサイズを活用するなど、自身や家族で食べきれると思う量の注文を心がけましょう。
  • 複数人で食事する場合はみんなでシェアするなどして、料理をおいしく残さず食べきりましょう。
  • どうしても食べきれず料理が残ってしまった場合は、ドギーバッグ等で持ち帰ることができるかどうかを確認してみましょう。
  • 持ち帰る場合は、お店の方と相談し説明を良く聞いたうえで、自己責任で持ち帰りましょう。
  • 特に宴会等の場においては食品ロスが多く発生している状況があります。乾杯後の30分間と、お開き前の10分前は、自分の席で料理を楽しむ「3010運動」に取り組みましょう。

飲食店で食事をするときのポイント

1.まずは、おいしく「食べきり」を実践

おいしく、適量を、残さず、食べきる。「食べきり」を実践することで、「食べ残し」を減らしていきます。

飲食店で食事をするときは

  • できたての最もおいしい状態で提供された料理を食べましょう。
  • 自分自身や家族等の食事の適正量を知り、食べきれると思う量を注文しましょう。
  • 食べ放題のお店では、元を取るために無理をして皿に盛ったり、食べ残すのはやめましょう。

2.食べきれずに残した料理の「持ち帰り」は自己責任の範囲で

美味しそうでついつい頼みすぎてしまったり、話に夢中で食べきれずに残してしまった料理を捨ててしまうのは、もったいない。もったいないから無理して食べるではなく持ち帰えることは健康への配慮としても大切ではないでしょうか。
でも、「持ち帰り」には、衛生上の問題が伴います。
「持ち帰り」を行う場合は、飲食店の方の説明をよく聞いて、食中毒のリスクなどを十分に理解した上で、自己責任の範囲で行うことになります。

どうしても食べきれなかったら

ドギーバッグ等で持ち帰ることができるかどうかお店の人と相談して、お店を出た後の予定や季節などを考慮して、持ち帰る料理を検討しましょう。

自己責任の範囲で

  • 持ち帰りは、十分に加熱された食品で、帰宅後に再加熱が可能なものにし、食べきれる量を考えて、行いましょう。
  • 自ら料理を詰める場合は、手を清潔に洗ってから、清潔な容器に、清潔な箸などを使って入れましょう。また、水分はできるだけ切り、早く冷えるように浅い容器に小分けしましょう。
  • 料理は、暖かい所に置かないようにしましょう。
  • 時間が経過すると食中毒のリスクが高まるので、帰宅までに時間がかかる場合は、持ち帰りはやめましょう。
  • 持ち帰った料理は、帰宅後できるだけ速やかに食べるようにしましょう。
  • 中心部まで十分に再加熱してから食べましょう。
  • 見た目やにおいなどが、少しでも怪しいと思ったら、口に入れるのはやめましょう。
「もってこ」のイラスト

出典 環境省ホームページ 食品ロスポータルサイト

mottECO(もってこ)

どうしても食べきれなかった場合に食べ残しを自己責任でお持ち帰りいただく「mottECO(もってこ)」(環境省・消費者庁・農林水産省・ドギーバッグ普及委員会主催のNewドギーバッグアイデアコンテストで大賞を受賞した持ち帰る行為の新しいネーミング)

出典 環境省ホームページ 食品ロスポータルサイト

ドギーバッグ

「ドギーバッグ」(DOGGYBAG)とはレストランなど外食時で食べきれずに残してしまった料理を持ち帰る容器のこと。

そもそもは、家で待つ犬(ドッグ)に分けてあげるためという建前で言い訳をして持ち帰ったことから、この名がついたとされ、主にアメリカで広まる。

出典 環境省ホームページ 食品ロスポータルサイト 「マイドギーバッグ」

出典 環境省ホームページ 食品ロスポータルサイト 「マイドギーバッグ」

まとめ

  • 食べ残したら…
  • ドギーバッグに入れて持ち帰る!
  • 容器は丸洗いでき、しっかり洗って繰り返し使える(再利用)
  • いつもバッグに入れて携帯

もったいないから無理して食べる、ではなく持ち帰ることで食べ残しを減らそう!

食べ残しを持ち帰ることで、食費を抑える!さらに環境にも優しい‼ 

持ち帰りは自己責任で‼

宴会時のポイント

宴会5箇条の紹介

出典 環境省ホームページ 外食時の「おいしい食べきり」全国共同キャンペーン

宴会五箇条は、福井県が作成し、全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会から全国に発信。

3010運動の紹介

出典 環境省ホームページ 外食時の「おいしい食べきり」全国共同キャンペーン

3010運動は、長野県松本市から生まれ、全国に広まっています。

1.事前準備 まずは、適量注文

幹事さんや主催者は、参加者の嗜好や年齢層、男女比を考えながら食べきれる適量をチェックし、食べきれる量に配慮してお店やメニューの選択をしましょう。

お店を予約する際は、こうした参加者の情報や宴会の趣旨等をお店側に事前に伝えましょう。3010運動についてお店と料理提供時間などを調整しておくとより効果的です。また参加者に食べ残しを減らそうというお願いをしましょう。

持ち帰りについてお店に確認しておきましょう。

2.宴会当日 3010(さんまるいちまる)運動

幹事さんや司会者の方から「おいしく食べきろう!」の声かけ

開始後30分は、席を立たず、できたての料理を楽しんでしっかり食べる時間「食べきりタイム!」を作りましょう。

食べきれない料理がたくさん残っているテーブルから少ないテーブルへ仲間で分け合いましょう。

幹事さんや司会者の方は、宴会中に「食べ残しのないように!」の声かけをしよう

終了前10分、もう一度、席を立たずに料理を楽しんでしっかり食べる時間「食べきりタイム!」を作りましょう。

幹事さんや司会者の方から再度「おいしく食べきろう!」の声かけ

3.自己責任で持ち帰り

それでも、食べきれなかった料理は、お店の方に確認して食中毒の危険のない料理を持ち帰り用として折り詰めで注文するなど食べ残しがない注文を工夫し、自己責任で持ち帰りましょう。

3010(さんまるいちまる)運動で食べきりを促進していきましょう

宴会などでは乾杯後の“30分”とお開き前の“10分”は、席を立たずに料理を楽しむことにより、食べきりを実践しましょう。
3010運動のポスター

環境省では、宴会時の食べきりを促す取組である「3010運動」等の普及啓発用三角柱POPやパネル等の作成を行っています。

 

3010(さんまるいちまる)運動の司会例

はじめの挨拶

本日は、食べ残しによるごみを減らすため、食への感謝・もったいないの気持ちを持って、「おいしく食べきろう!」を合言葉にみなさんと3010(さんまるいちまる)運動を実践したいと思います。3010運動とは宴会時の食べ残しを減らす運動です。
乾杯の後の30分間とお開き前の10分間は自分の席を離れず、左右向かいの方と歓談しつつ、料理を楽しんでしっかり食べる「食べきりタイム!」に御協力をお願いします。

(お店と事前に料理の提供時間など3010運動について調整しておくと効果的)

乾杯後30分後

それでは30分たちましたので、自由に親睦を深められて結構です。料理を食べることも忘れないでください。「おいしく食べきろう!」
終了10分前には今一度声をかけますので、席に戻られお食事をお楽しみいただきたいと思います。

途中

宴会中に「食べ残しのないように!」の声かけをし、食べきれない料理がたくさん残っているテーブルから少ないテーブルへ仲間で分け合うように催促してください。

お開き10分前

それでは終了10分前になりました。「おいしく食べきろう!」を合言葉に今一度、席に戻られ食事をお楽しみください。

10分後 おわりの挨拶

持ち帰り

それでも、食べきれなかった料理は、お店の方に確認し、自己責任で持ち帰りましょう。

おうみはちまん食品ロス撲滅作戦

おうみはちまん食品ロス撲滅作戦と題して、宴会・会食編と家庭編に分け、日常の食生活で皆さんに気を付けていただきたいことをまとめてあります。

職場で、自治会で、家庭で、積極的に取り組んでいただきますようよろしくお願いします。  

おうみはちまん食品ロス撲滅作戦(宴会・会食編) (PDFファイル: 2.7MB)

おうみはちまん食品ロス撲滅作戦(家庭編) (PDFファイル: 2.9MB)

実践方法

宴会や会食時には、「料理との一期一会(15・18)運動」を必ず実践しましょう。

  1. 乾杯後の15分間は、「料理との一期一会タイム」です。
    まずは出来立ての料理をしっかり味わいましょう。
  2. 料理との一期一会タイム以外の時間は「人との一期一会タイム」です。
    料理のことも忘れずに、食べながら歓談をしましょう。
    お品書きを見てお腹と相談。食べられなければ、もっと食べたい人に無駄なくシェアしましょう。
  3. お開き前の15から20分間は再び「料理との一期一会タイム」です。
    幹事の方から「残さず食べ切りましょう」の呼びかけをしましょう。

県民運動「三方よし!!でフードエコ・プロジェクト」「三方よしフードエコ推奨店」

滋賀県では、近江商人たちが昔から大切にしていた売り手よし・買い手よし・世間よしの「三方よし」の精神をもとに、事業者・団体・行政等が協力して食品ロスを減らす県民運動「三方よし!!でフードエコプロジェクト」に取り組んでいます。プロジェクトの一環として、食品ロス削減に取り組む飲食店、宿泊施設、食料品小売店を「三方よしフードエコ推奨店」として登録し、その取組を広く紹介しています。
県民の皆様も、推奨店の利用を通じて、外食時には「食べ残しを減らす」、買い物時には「必要以上に買い過ぎない」など、食品ロスの削減にご協力をお願いします。

関連リンク

政府広報

消費者庁

農林水産省

環境省

滋賀県

近江八幡市

全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 生活環境課
〒523-8501 滋賀県近江八幡市桜宮町236番地
電話番号:0748-36-5509
ファックス:0748-36-5882
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