消費者教育出前講座 (R7.6.16_開催報告)

近江八幡市消費生活センターでは、市内の自治会やふれあいサロン、放課後児童クラブなどから依頼を受け、消費者教育出前講座を開催しています。

このたび、「東川町さわやかクラブ」様からの依頼を受け、消費者教育出前講座(消費生活出前講座)を開催しました。令和6年度に開催した「地域見守りネットワーク研修会(主催: 消費者庁地方協力課、共催: 近江八幡市消費生活センター)」に東川町の方が参加したご縁から、今回の出前講座につながりました。
当日は、市消費生活センターについて紹介した後、消費生活サポーター「はちサポ」による寸劇を鑑賞いただいたほか、契約に関するクイズや解説を通して、契約とは何か、消費者として気をつけるべきポイントは何か、参加者全員で理解を深め、困った時には早めに市消費生活センターまで相談いただくよう案内しました。
その他、近江八幡市特殊詐欺対策電話機等購入補助事業に関するチラシを配付し、制度について説明しました。

日時 : 令和7年6月16日(月曜日)  10:00〜11:00
場所 : 東川町公民館  1階  和室
参加者 : 東川町さわやかクラブの皆様  12名
内容 : ・近江八幡市消費生活センターについて
         ・寸劇「思い出の指輪を返して」
         ・契約に関する〇×クイズ
         ・近江八幡市特殊詐欺対策電話機等購入補助事業の紹介

• 消費生活サポーター「はちサポ」による寸劇「思い出の指輪を返して」をもとに、強引な訪問買い取りには十分に気をつけること、その場で断り切れず一度契約してしまったとしても泣き寝入りせず、クーリング・オフが可能であることを説明しました。
• 契約に関するクイズでは、解説を聞きながら頷く様子が見られ、「口頭でも契約は成立する」「店舗での購入やネットショッピングは、原則返品はできない」との説明に驚く声もありました。
• 参加者からは、「クーリング・オフの通知を送付した後はどうなるのか、相手から反応がなかった場合はどうすればよいか」と質問があり、クーリング・オフを行うと契約が成立する前の状態に戻ること(業者に支払ったお金は返金される。受け取った商品があれば業者に返す。)、業者から反応がない場合は、残念ながら消費者が救済されないケースもある旨を説明しました。
• クーリング・オフが可能かどうかは、契約の種類や状況によっても異なるため、無理に自分で判断しようとせず、とにかく早めに消費生活センターまで相談してほしいと伝えました。

今回の出前講座では、市広報番組「テレはち」(令和7年7月6日(日曜日)〜7月12日(土曜日)放送分)の収録を行いました。

消費者教育出前講座をご希望の場合は、近江八幡市消費生活センター(電話番号: 0748-36-5566)までお気軽にお問い合わせください。

悪質商法や特殊詐欺の事例について寸劇等で分かりやすく説明し、消費者トラブルに遭わないためのポイントをご紹介します。その他、要望に応じて、柔軟に対応させていただきます。
ご連絡をお待ちしています。