消費者教育出前講座 (R7.5.27_開催報告)

近江八幡市消費生活センターでは、市内の自治会やふれあいサロン、放課後児童クラブなどから依頼を受け、消費者教育出前講座を開催しています。

このたび、「黒橋ふれあいサロン」様からの依頼を受け、消費者教育出前講座(消費生活出前講座)を開催しました。黒橋ふれあいサロン様には昨年度も出前講座の依頼をいただき、毎年恒例の訪問となっています。
当日は、悪質商法の手口や対策について理解を深めるため、消費生活サポーター「はちサポ」による寸劇を鑑賞いただいたほか、市消費生活センターより、悪質商法の具体的な事例や対策について説明しました。また、契約に関するクイズや解説を通して、契約とは何か、消費者として気をつけるべきポイントは何か、参加者全員で理解を深めました。
その他、近江八幡市特殊詐欺対策電話機等購入補助事業に関するチラシを配付しました。

日時 : 令和7年5月27日(火曜日)  10:10〜11:30
場所 : 黒橋公民館  1階  和室
参加者 : 黒橋ふれあいサロンの皆様  15名
内容 : ・寸劇「点検商法(友人ver.)」
         ・事例解説(訪問販売、電話勧誘販売、特殊詐欺(還付金詐欺、ロマンス詐欺、当選商法、騙り詐欺)、架空請求詐欺等)
         ・契約に関する〇×クイズ
         ・近江八幡市特殊詐欺対策電話機等購入補助事業の紹介

• 消費生活サポーター「はちサポ」による寸劇「点検商法(友人ver.)」を通して、突然訪問した業者と契約する際には十分に気をつける必要があること、一人暮らしの高齢者の場合には、周囲も配慮する必要があることを説明しました。
• 参加者全員が市消費生活センターについて知っており、寸劇後の座学では解説中も熱心に質問がありました。また、契約に関するクイズについても、ほぼ全員が正解されました。
• 参加者からは、在宅時、留守番電話の設定にしていたとしても途中で受話器を取ってしまうとの話もあり、相手と目的が分かるまでメッセージを聞いた上で必要な電話に折り返すことが望ましいこと、勧誘されたとしても、不要であればきっぱりと断ることが大事であると強調しました。
• 詐欺の手口は年々巧妙化しているため他人事ではなく、いつ自分の身に降りかかってもおかしくないこと、3つの消費者力(気づく力、断る力、相談する力)を身につけてほしいことを伝え、締めくくりました。

消費者教育出前講座をご希望の場合は、近江八幡市消費生活センター(電話番号: 0748-36-5566)までお気軽にお問い合わせください。

悪質商法や特殊詐欺の事例について寸劇等で分かりやすく説明し、消費者トラブルに遭わないためのポイントをご紹介します。その他、要望に応じて、柔軟に対応させていただきます。
ご連絡をお待ちしています。