近江八幡市風景計画(歴史文化風景計画編)

更新日:2020年01月31日

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景観法に基づく「歴史文化風景計画」を平成28年10月1日施行

~ “石垣と水路と湧水のある風景”を未来へ継承していきます ~

計画区域は、西の湖に繋がる水路が入り組んだ水郷地帯に港や城下町等が造られた複合的な空間であり、佐々木六角氏や織田信長をはじめ先人たちが残していった輝かしい足跡の数々が、歴史資産として日々の生活の中に息づいています。とりわけ、各時代を通じて近年まで住民生活に欠かせないものとして使われてきた水路や湧水、水路を囲む石垣は、地域の貴重な生活遺産でもあります。また、鉄道駅に近接した交通の利便性が高い地域にもかかわらず、豊かな自然環境が残されています。
このような歴史と自然の調和のとれた風景は、安土城の築城以前から近現代に至る人々の生活や生業の中で育まれ、継承されてきたものです。私たちは、このような日頃見慣れた風景の価値に気付き、その成り立ちを読み解き、共有していく過程を通じて、安土らしい風景を保全、創出していかなければなりません。
このような認識の下、今後の風景づくりのテーマを「石垣と水路と湧水のある風景を未来へ継承する」とし、次の4つの基本方針を設定します。

  1. 水路・古道沿いの歴史的な町なみを大切にします
  2. 安土城跡と田園が醸し出す歴史的風土を大切にします
  3. 落ち着きと安らぎのある市街地の風景をつくります
  4. 重層的な安土の歴史を表象する歴史資産を大切にします

歴史文化風景計画[概要版]

100年先のまちのあるべき風景づくり・石垣と水路と湧水のある風景・市民一人ひとりの熱い思いが主体

水路・古道沿いの歴史歴な町なみを大切にします。安土城跡と田園が醸し出す歴史的風土を大切にします。

落ち着きと安らぎのある市街地の風景をつくります。重層的な安土の歴史を表象する歴史資産を大切にします。

歴史地区(町なみ型・田園型・一般型)について

計画区域内の風景を保全・創出していくために、建築などを行う際の具体的な基準を設けています。

その他 資料

建築のときはまず相談を

この区域で建築などを行うときは、都市計画課に建築物のデザインや色などを記入した届けを提出していただきます。基準を著しく満たさないものは、勧告や変更命令の対象になります。しかし、ふるさとの風景を住民の皆さんが守り、育てていくための基準ですので、早めに相談いただき、一緒になって風景に調和したものを考えて行きたいと考えています。

  • 申請書:以下のリンクからダウンロードしてください。
  • 参考:

この記事に関するお問い合わせ先

都市整備部 都市計画課
〒521-1392 滋賀県近江八幡市安土町小中1番地8
電話番号:0748-36-5510
ファックス:0748-32-5032
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