トクする防災 Vol.12 万が一の災害が起きたときの避難行動(水関係)

更新日:2021年03月01日

ページID 17654

Vol.12 万が一の災害が起きたときの避難行動(水関係)

今回は、日常生活に大切な水についてお知らせします。災害が起こると上下水道の復旧に日数がかかる場合があります。

例えば、阪神淡路大震災では上水道は約90日後に復旧、下水道は93 日後に仮復旧、熊本地震では上水道は約20 日後、下水道は約10 日後に復旧しました。復旧に要する期間は被災の程度によって異なりますが、水を効率よく使うために必要なことを考えましょう

クイズ問題

第1問 大人ひとりが1日に必要な飲料水の量は?

  1. 2リットル
  2. 3リットル
  3. 4リットル

 

第2問 災害時に貴重な水は、いかに効率よく使うかが重要です。節水に役に立つ道具は?

  1. ラップ
  2. ウエットティッシュ
  3. バケツ

 

第3問 上下水道の復旧の目途が立たないときに、トイレはどうする?

  1. 非常用トイレを使う
  2. 我慢する
  3. 自分で作る

 

クイズ回答

第1問の答え

2. 3 ℓ

飲み水は思っている以上に必要です。最低でも「1人3ℓ x 家族分 x 必要日数分」を備蓄しましょう。

ただし、重量があるので非常時に持ち出す場合は1人最低2ℓです。

 

第2問の答え

全て正解です

食器にラップをかぶせてから食べ物を乗せると、ラップを交換するだけで食器を洗う水を節約できます。

また、ウエットティッシュで汚れた皿や箸などを拭くこともできます。水を効率的に使うため、節水に役立つ道具も備えておきましょう。

 

第3問の答え

1.非常用トイレを使う

3.自分で作る

トイレを我慢すると、便秘やぼうこう炎のほか、トイレの回数を少なくするために水分を取る量を減らすことで脱水症状など様々な症状が起こります。

簡易トイレは1 人5 個 x 家族分 x 必要日数分を備蓄しておきましょう。被災時はトイレ問題が切実ですので、多めに準備しておくと安心です。

また、新聞紙、ゴミ袋、消臭剤があれば、自分で作ることもできます。便器にゴミ袋(45 ℓ)を2重にかぶせ、くしゃくしゃにした新聞紙をゴミ袋の中に入れます。用を足した後、内側のゴミ袋を取り出し、空気を抜いて口を縛って捨てます。

 

この記事に関するお問い合わせ先

市長直轄組織 危機管理課
郵便番号523-0083
滋賀県近江八幡市小船木町819番地 近江八幡消防署3階
​​​​​​​電話番号:0748-33-4192
ファックス:0748-33-4193
​​​​​​​
メールフォームによるお問い合わせ