6月は食育月間、毎月19日は食育の日です

更新日:2025年06月01日

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国では、6月を「食育月間」、毎月19日を「食育の日」と定めています。

近江八幡市では、生涯を通じて、ライフステージに合わせた食に関する「学び」「体験」などの取組により、「生活リズムを整える」「1日3食きちんと食べる(朝ごはんの内容を整える)」「食塩をとりすぎない」「野菜をきちんととる」など望ましい食習慣(食べる力)や食に関する自己管理能力を身に付けていくことを目指しています。特に乳幼児から中学生は、健康でいきいきと生きていくための土台づくりの時期であること、20から30歳代は他の世代より課題が多くみられることから、乳幼児から中学生と子育て期を重点世代とし、乳幼児期からの一貫した食育の取組や、自然に健康になれる食環境整備など効果的な取組を推進しています。
食育月間を機会に、皆さんも自分や家族の食生活を見直してみませんか?

朝ごはんのポイント

「主食・主菜・副菜」をそろえたバランスのよい食事を心がけましょう

"朝ごはん抜き″や"ご飯やパンだけ″の食事は血糖値スパイクをおこしやすくなります。
血糖値スパイクとは、食後、血糖値が急上昇する現象で、放置しておくと、動脈硬化が進みやすく、心筋梗塞、脳梗塞、がん、認知症などのリスクが上がります。野菜やたんぱく質(魚・肉・卵・大豆製品・乳製品)を一緒に食べて血糖値の急上昇を防ぎましょう。

ステップ1.まずは食べる

  • 主食となるご飯やパンをしっかり食べましょう
  • 毎日食べて、生活リズムを整えましょう

ステップ2.おかずをプラスする。特に、主菜となるものを食べる

  • ご飯に、卵や納豆、じゃこなどを足す
  • ウインナーや卵焼き、豆腐など手軽に食べられるものを足す
  • パンにハムやチーズをはさむ

ステップ3.不足しがちな野菜のおかずをプラスする

  • ご飯と具だくさんみそ汁・スープを習慣化する
  • ミニトマト、カット野菜など、そのまま食べられるもの、果物を添える
  • 夜ごはんを多めに作り、朝ごはんで利用する(煮物、炒め物など)
  • 卵焼きに、野菜を加える
  • ほうれん草の納豆和え、ブロッコリーのごま和えなど1品をつくる

野菜を食べるポイント

野菜は1日350g以上食べましょう。目安は小鉢1日5皿(1皿約70g)で、そのうち2皿は緑黄色野菜、3皿は淡色野菜にするとバランスが良くなります。
野菜はビタミンやミネラル、食物繊維など体調を整えるために大切な栄養素が豊富に含まれており、生活習慣病や肥満の予防に役立ちます。特に朝ごはんに野菜を食べていない人が多いことがわかっています。朝ごはんに野菜料理をプラスすることで栄養バランスが良くなり、1日にとる野菜の量を補うことができます。

ポイント1.加熱料理でかさを減らす

「ゆでる」「炒める」「煮る」と、量をたくさん食べることができ、口あたりが良く、消化吸収も良くなります。また、ラップや耐熱容器を使用して「電子レンジで加熱」することで、さらに手軽になります。

ポイント2.そのまま食べられる野菜やカット野菜、冷凍野菜を活用

レタス、きゅうり、ミニトマトなどの野菜はそのまま食べることができ、カット野菜や冷凍野菜は洗う、切るなどの手間を省くことができます。また、冷凍野菜は1回に少しずつ使用することもでき、保存期間も生野菜より長くなります。

ポイント3.時間があるときに作り置き

手間のかかる料理は量をたくさん作り、冷蔵・冷凍保存しておくと、時間がない日でも野菜料理を食べることができます。

ポイント4.市販のレトルト食品や惣菜を活用

洗う、切るなどの下処理や調理の手間がかからず、野菜料理を食べることができます。

▽朝ごはんや野菜を食べるためにヒントになるレシピはコチラ

学校給食レシピ

らくらくレシピ

減塩のポイント

市民の20歳以上の1日当たりの平均食塩摂取量は男性11.4g、女性9.5gで目標量(男性7.5g未満、女性6.5g未満)より3g以上多くなっています。減塩のコツや減塩レシピを参考に、あなたも今日からちょっとずつ減塩してみませんか。

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子ども健康部 健康推進課(市民保健センター)
〒523-0894 滋賀県近江八幡市中村町25
電話番号:0748-33-4252
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