みんなでつなぐSDGs(目標16)平和と公正をすべての人に(目標17)パートナーシップで目標を達成しよう

更新日:2020年04月07日

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(目標16)平和と公正をすべての人に
(目標17)パートナーシップで目標を達成しよう

何の目標なの?

目標16は、持続可能な開発のために平和で包摂的な社会を促進し、すべての人に司法へのアクセスを提供し、実効的で責任ある包摂的な制度機構をあらゆるレベルで構築することとしています。

目標17は、持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化することとしています。

世界では多くの国・地域で今も紛争が続いており、争いを望まない多くの人たちがつらい生活を送っています。また、紛争によって住む場所を奪われ、難民となった人たちの多くが立場の弱い女性や子どもたちです。

今、同じ時代を生きている世界中の人たちが幸せに暮らせる社会の実現のためには、何が必要なのでしょうか。わたしたちは、世界で何が起きているのかをもっと知る必要があります。

わたしたちにできること

法律や政策はすべての人々のために差別なく公正に適用されなければなりません。しかし、その決定に大きく関わる政治の場に目を向けると、全世界の国会議員に占める女性の割合は2割程度しかありません(2015年8月現在 出典:国連女性機関日本事務所HP)。

直近の国政選挙(令和元年7月参議院議員通常選挙)において、近江八幡市の投票率は51.5%でした。

公正な社会の実現のためには、わたしたち一人ひとりが積極的に政治に関心をもって関わっていくことも大切です。例えば、選挙に投票することも社会をよくしていく意思の表れです。自分の意見を政治に届けてみましょう。

SDGsの推進に向けて

SDGsはみんなの目標ではありますが、わたしたち一人ひとりでもできることを知り、わたしたち一人ひとりが行動することが大切です。

これは目標17にも通じます。目標1から16が持続可能な世界をめざすために必要となる目標が区分されているのに対し、目標17は「実施手段」であるとされています。言い換えれば、SDGsを達成するためにはパートナーシップをもって取り組んでいくことが必要だとされているのです。

『持続可能な世界を、社会を実現させる』。こう聞くと、とても壮大な目標で、一個人では何もできないように思えませんか。国連や国、大企業が実施する取組みはたしかに大きなインパクトがあり、その効果は一個人の取組みとは比較にならないかもしれません。でも、一人ひとりの身近な行動が世界中で積み重ることで、国や大企業の取組みを超える効果が発揮されることもたくさんあるはずです。また、個人や地域の取組みがそれぞれに連携し合うことで、その効果は一層大きなものになります。

SDGsが目標期限とする2030年まで、残り10年少しとなりました。10年後というと、今の子どもたちが社会に羽ばたこうとするタイミングでしょうか。今を生きるわたしたちには、未来の世代に持続可能で誰もが幸福に思える社会を受け渡すための行動が求められています。

大切なのはわたしたち一人ひとりが「自分ごと」として、考え、行動することです。できることから始めてみませんか。

ウェディングケーキモデル

(出典:Stockholm Resilience Centre)

SDGsウェディングケーキモデルでは、SDGsの17のゴールを「経済、社会、環境」の3つの層に分類し、土台となる下から順に環境、社会、経済と位置付けています。SDGsの達成にはこの3要素をお互いに関連付けて考え、取り組んでいくことが必要とされています。また、目標17(パートナーシップ)については、すべての目標達成に必要な手段として中央を貫くように表されます。

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