農作業安全について

更新日:2024年02月14日

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農作業安全について

農作業が集中する春と秋の農繁期を中心に、毎年多くの農作業事故が発生しています。

作業前のチェックと「声かけ」で農作業事故を未然に防ぎましょう。

【春の農作業安全月間(滋賀県)】 4月1日から5月31日まで

【秋の農作業安全月間(滋賀県)】 8月16日から10月31日まで

滋賀県内の農作業事故発生状況(PDFファイル:355.6KB)

以下の重点事項について、特に注意しましょう。

重点事項

  1. トラクタや田植機、コンバインでは、ほ場への進入・退出やあぜ越えなど特に傾斜地走行時の転落・転倒事故に注意しましょう。
     
  2. 農業機械の整備不良が重大な農作業事故を招くおそれがあるため、日常的、定期的に農業機械の整備・点検を行いましょう。また、機械の清掃や点検等を行う時は、エンジンを必ず止めましょう。
     
  3. 農作業は、機械に巻き込まれにくい服装や安全防護用具(シートベルト・ヘルメット、草刈り時の防護眼鏡等)を着用するなど、作業に適した服装で行いましょう。
    また、安全フレームやシートベルト等が装備されていないトラクタについては、追加装備や買い替えを検討しましょう。
    •農林水産省 : 乗用型トラクタにおけるシートベルトの着用徹底について       https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/syuuchi.html
     
  4. 薄暮時などにおけるトラクタや田植機、コンバインへの追突防止用に、自動車などから識別できる低速車マークや反射板、灯火器類を取り付けるようにしましょう。
    また、機械についた土やわらくずは、できる限りほ場内で取り除き、道路交通の安全確保や道路美化に努めましょう。
     
  5. 草刈機を使用する際には、事前に農道や畦畔の点検を行い、石や空き缶など作業の障害となるものを取り除くとともに、滑らないよう十分足場に注意しましょう。
     
  6. 気温が上がる5月ごろからは、熱中症対策にも十分留意しましょう。
    詳細ページ : 農作業中の熱中症対策について

    【MAFFアプリを活用した熱中症警戒アラートを利用しましょう。】
       MAFFアプリは、農業に携わる皆さまに役立つ情報を農林水産省から直接お届けするスマホ用アプリです。農業者や農業関係者だけでなく、どなたでも無料でご利用いただけます。プロフィールとして設定いただいたお住まいの地域や作目、関心事項等に応じて、役立つ情報をお届けします。また、現場の情報を農林水産省に直接届けることができます。
    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/maff-app.html
     
  7. 万一の事故に備えて労災保険に加入しましょう。
    特別加入団体 : JAグループ滋賀 労災保険特別加入組合(JA滋賀中央会)
                                   電話番号 : 077-521-1621
    •農林水産省 : 農業者のための労災保険の特別加入制度
    https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/rosai.html
     
  8. 農業者等が参加する会議、集会、講習会等で農作業安全に係る話題を取り上げる「+(プラス)安全」を実施し、農業者等の安全意識の向上を図りましょう。
     
  9. 「農林水産業・食品産業の作業安全のための規範」やGAP(ギャップ、Good Agricultural Practices、農業生産工程管理)を実践し、農作業事故の防止に向けて具体的な対策を講じましょう。
    •農林水産省 : 農林水産業・食品産業の作業安全のための規範 
    https://www.maff.go.jp/j/kanbo/sagyou_anzen/kihan.html
    •農林水産省 : 農業生産工程管理(GAP)に関する情報 
    https://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/gap/

  10. 新型コロナ感染症の感染予防策について
    •引き続き感染拡大防止に努めましょう。対応方法やマスクの着用等については、内閣官房のリンクをご確認ください。http://corona.go.jp/proposal/

 •農作業安全チェックリスト(農業機械別)(PDFファイル:324.3KB)

作業機付きトラクタの公道走行について

直装式農作業機・けん引式農作業機を農耕トラクタ(農耕作業用トレーラ)に装着・けん引した状態で、一定の条件を満たした場合に公道の走行が可能となります。

・直装式農作業機
   ロータリー、ハロー、直装式ブームスプレーヤ、播種機等の農耕トラクタに直接装着する作業機(けん引タイプではない)
・けん引式農作業機
   マニュアスプレッダー、けん引式ブームスプレーヤ、ロールベーラ等の車輪がついている作業機

公道走行のために必要な対応

灯火器類(ヘッドランプ、車幅灯、テールランプ、ブレーキランプ、バックランプ、ウインカー、後部反射器)、作業機の全幅、運行速度(安定性)、運転免許等の確認が必要となります。
詳細は、ガイドブックをご確認ください。

・直装式農作業機を装着して農耕トラクタの本体の灯火器類が見えなくなる場合は、灯火器類を増設する必要があります。

・けん引式農作業機の場合は、農耕トラクタ本体の灯火器類が見えていても、作業機に灯火器類を備える必要があります。

・幅が2.5mを超えている場合は、道路管理者から特殊車両通行許可を得る必要があります(農道を除く)。

・長さ4.7m以下、幅1.7m以下、高さ2.0m以下(安全キャブや安全フレーム等が備えられている自動車で、当該装置を除いた部分の高さが2.0m以下のものにあっては、2.8m以下)、最高速度15km/時以下の条件を1つでも超える場合、その運転には大型特殊免許が必要です。

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この記事に関するお問い合わせ先

産業経済部 農業振興課
〒521-1392 滋賀県近江八幡市安土町小中1番地8

農業政策グループ
電話番号:0748-36-5514
ファックス:0748-46-5320

農業経営グループ
電話番号:0748-36-5576
ファックス:0748-46-5320​​​​​​​

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